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ほんえすんの制作ノート

編集者・ライター・絵本作家として活動する洪愛舜ともうします。webマガジン「目黒駅前新聞」編集長、絵本はひらがなのほんえすんで出しています。
お仕事を通じてのアレコレや、子育てしていて感じたことなどもつれづれます。

あけましておめでとうございます!

本年もどうぞよろしくお願いします。

昨年の終わりに、バタバタと大急ぎでしたが
いう新しい媒体を創刊することができました。
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2016年の前半は、
依頼頂いているライター・編集業務と並行して、
この目黒駅前新聞の内容を充実させていくことを、
とにかくコツコツと頑張っていきたいと思っています。
(情報募集しています!)

そして、4月にはいよいよ息子(下の子)が幼稚園入園。
そうすると私もNEXT STAGEへ! という感じです。
やりたい仕事も、挑戦したいこともたくさん。
待ち遠しくてワクワクしますが、もう子どもと遊び歩く暮らしは終わるんだな…と淋しさもあり…
とりあえず、残された3カ月は、全力で遊びます!
あ、入園準備もいないと…。

そんな2016年の前半になりそうです。
今年もよろしくお願いします!
先日放送されたEテレ『いないいないばあっ!』に、息子と一緒に出演しました。

子どもと親がお外で遊ぶ「あーそぼ!」というコーナーです。

(自分が登場する画面に見入る息子。
あえて同じ服を着せてみました……)

今回の出演は、とあるイベントに参加した際、
帰り際に番組のディレクターの方に声をかけていただき、
出演することになりました。

娘(上の子、4歳)が0歳の頃からずっと有難く観ていたこの番組に、
このような形で関わることができて、とても嬉しかったです。

同時に、今回声をかけていただいたきっかけが、
私が『いないいないばあっ!』に異常に詳しすぎることと、
「お母さんとお子さんが遊んでいる様子が何だか良かったので」
とおっしゃっていただいたのが心に響きました。

2011年に娘を出産して以来約4年半、
子どもと遊ぶことに命をかけ、
ほとんどのエネルギーとアンテナを
「子どもと遊ぶこと」に注いできたので、
そんな日々が報われたような、
そんな日々の集大成となったような、
そんな気持ちになりました。

来年4月に息子が幼稚園に入園するため、
私のこの「子どもと遊んで暮らす日々」はあと3カ月と少しで終わりを告げます。
子育て生活もNEXT STAGEへ、という感じです。

そうなったら、
やりたい仕事もいっぱいあるし、
もっと自分のためにたくさん時間を使えるのは本当に有難いことですが、
子どもと遊ぶことを最重要命題として捉えてきたこの4年半の毎日は、
とても楽しかったし、
毎日驚きと喜びと発見がたくさんあったし、
(もちろんイライラや焦りや疲労もたくさんありましたが)
それ以上に楽しいことが溢れるほどあって、
私の人生においても、かけがえのないものなんだと思いました。

そんなことを、改めてしんみりとじんわりと考えるきっかけになりました。
お世話になったスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。

ロケ終了後の息子。

やり遂げた男の表情をしています。
いや、してないかな?

しかし、
さすが0~2歳児がいる世帯の視聴率80%を誇る(当社調べ)『いないいないばあっ!』、
放送後の反響がすごかったです。
友人や親せきはもちろん、児童館で少し会ったことがあるかな?というくらいの方からも、
「ワンワン見ましたよ~!」と声かけていただき、
嬉しいけれどかなり恥ずかしい……。
でも嬉しいですね、やっぱり。
気づいてくださったみなさま、ありがとうございました!
大変ご無沙汰しておりますが何食わぬ顔でしれっと始めたいと思います……

こないだ気づいたことがあります。
同じ内容でも、「語尾」でニュアンスが全然変わるということ。

例えば、「お姉ちゃんが待ってるから早く行こう」という内容を伝えるとき、

a.「お姉ちゃん待ってるから行こう~」

b.「お姉ちゃん待ってくれてるよ~

c.「お姉ちゃん待ってるんだけど


とこの3つで、それぞれニュアンスが異なってきます。

aは、意味とニュアンスがイコールですね。

一方でbは、「大好きなお姉ちゃんが○○のこと待ってくれてるね。嬉しいね。
早く会いたいから早く行こうっか!」と、どこかウキウキとさせるニュアンスがあります。

そしてcは、「もうー!お姉ちゃんが待ってるんだけど!早くして!」と、
発現するサイドにイライラした感情を感じさせるニュアンスがありますよね。

この3つの中でどの伝え方をしたら子どもが一番早く行動するかと言うと、
恐らくbの「お姉ちゃん待ってくれてるよ~」だと思います。
嬉しいことが待っていると思うと、自発的に行動したくなるから。

それを解っているのに、本当に時間がないときほど
cの伝え方をしてしまう自分の未熟さよ……


なぜそうなってしまうかと言うと、基本的に心の中では常にc的なことを思っていて
でも余裕があるときは「伝え方」を意識してbみたいな表現を心掛けているけど、
余裕がなくなると取り繕うことができなくてつい心の声が出てしまう……
ということだと思います。

「心の中では常にc的なことを思っている」という時点で、大概未熟ですよね……。
さらに、それくらいも取り繕うことができないほど余裕をなくしてしまう
スケジュール管理の甘さも未熟……

人としての成長することの必要性を実感する今日この頃です……。
実家にて、ボーネルンドのAqua Playで遊んでいる娘(4歳3カ月)と息子(1歳11カ月)の様子を見て、気づいたこと。

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息子は機能を遊び、
娘はストーリーを遊ぶ。

あまり、「男の子は…」「女の子は…」という話が好きじゃないし、年齢的なものも大きいと思うので、ウチの娘と息子、個人の体験として書きます。

ただひたすら、船の浮き方、水の流れ方、車輪の動き、ポンプの働き、クレーンの活用法など、機能面を追求し続ける息子。

一方で娘は、船に船長や船員、ドラえもんやアンパンマンを乗せて、「船乗りご一行の運河の旅」の物語を、それぞれの登場人物の言葉をブツブツと語りながら遊んでいます。

好きなこと、興味や関心があることがここまで違うと、見ていてとても面白いです。
これは今後の子育てにかなり活用できそうだな…
お盆期間に入り、たくさんの方が帰省されている頃だと思います。
我が家も、中部にある夫の実家と、関西にある私の実家に帰省行脚の旅の途中です。
中部&関西ということで、帰省はもっぱら新幹線
子連れでの新幹線の旅…ホントに大変ですよね…!

実は娘(上の子)が0歳の1年間は、帰省や冠婚葬祭で、25回以上新幹線に乗りました。10往復以上!

一番大変だったのは、今思うと「ハイハイ」の頃だったかもしれません。
動きたくてジッとしてられない。
でもハイハイで動ける場所なんてない。
オモチャや絵本やシールブックなどをたくさん持ち込んで、何とかごまかしながらでしたが、それでも限界は来る…抱っこでごまかそうとするも束の間、デッキで少しハイハイさせたりしました(^_^;)
周りの目線が痛かった…。
そういう意味では、歩けるようになってからの方が、楽になりました。

とは言え、子どもが2人に増えてからはまた大変に…。
もっぱら、こうしています↓
・私ひとりで2人を連れて乗る場合は、平日の空いている時間帯、「新大阪止まり」の列車を選んで東京駅まで行って自由席を3席使わせてもらう。
・夫も一緒の場合は、大人席2席+子ども料金で1席の3席分指定席を購入する
→夫と一緒に乗るときも、自由席なら子ども料金なしでも乗れるのですが、だいたいが連休や帰省シーズンなどの繁忙期なので自由席もいっぱいでしのびない…ということで、指定席子ども料金で1席購入するようにしています。

ここで大事なのが、「新幹線の子ども料金」のこと。
自由席を使うなら、小学生未満は乗車券も特急券も無料です。
つまり、「私+子ども2人」で乗っても、自由席なら私ひとり分の料金だけになります。
しかし、指定席を使う場合は、小学生未満の乳幼児であっても、「子ども料金の乗車券+子ども料金の特急券」が必要になります。
(追記、乳幼児料金が無料になるのは、「有料で乗車している人ひとりに対して2人まで、となっています)

そしてもう一つ、新大阪⇄東京間を使う方に知っておいて頂きたいのは、
どこ発のどこ止まりの新幹線かで、混雑状況が大きく異なる、ということ。

東京から関西方面に向かう場合、岡山行きや博多行きは混んでいますが、新大阪行きならすごく空いています
同じく、新大阪から関東方面に向かう場合は、新大阪始発の列車はとっても空いています!
1時間に1本しかないのですが、事前に調べてこれに乗れたら、本当に楽ちんで助かります。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。

最後に、我が家のもっぱらの新幹線スタイル。
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駅の本屋さんで、子どもたちの年齢に合った幼児雑誌を購入
息子(1歳10ヶ月)はもっぱら小学館さんの「ベビーブック」。娘はプリンセスプリキュアにはまっているので、今回は「たのしい幼稚園」を購入しました。
本誌を読んだり、付録のおもちゃで遊んだり、工作したりシールで遊んだりしてるうちに、1時間はもちます!

そして、我が家には「じゃがりこを食べていいのは新幹線の中だけ」というルールがあります。
しかも車内販売で買う。
普段食べられないので、「きりんさんのおかし(じゃがりこの我が家名)」と嬉々として食べています。これで30分はもつ!
品川→名古屋なら、この組み合わせで何とか到着できます。
新大阪まで行くときは、途中でデッキまで散歩してお外を見たりして気晴らしします。

今回の帰省(往路)では、娘はずっと本とじゃがりこに熱中して、「気晴らし」が必要ないくらしでした。あぁ、4歳ってありがたいなぁと思いつつ、他の乗客の方を見たら、小学生&年中さんくらいのご家族は、みんなでトランプして遊んでたり!成長するって凄いんだなぁと感じたのでした。