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ほんえすんの制作ノート

編集者・ライター・絵本作家として活動する洪愛舜ともうします。webマガジン「目黒駅前新聞」編集長、絵本はひらがなのほんえすんで出しています。
お仕事を通じてのアレコレや、子育てしていて感じたことなどもつれづれます。

突然ですが……わが子って、めちゃめちゃ可愛くないですか!?

 

いや、もちろん、親バカなことは前提ですよ。

 

親バカだっていうことは前提として、

 

「あぁ、この子って、なんでこんなに可愛いの……っ!!」って、

 

悶えそうになる瞬間って、

 

子育てしていたら、たくさんあると思うんです。

 

(それを、言葉や態度で表現するかどうかは、別として)

 

そんな、(自分にとって)世界一可愛いわが子が、

 

世界で一番好きな人って、誰だかわかりますか?

 

わかりますよね?

 

そう、それは、「お母さん」です。

 

菱形  菱形  菱形

 

なんと!

 

自分が、「世界一可愛くて、大好き」って思う人が、

 

世界中のほかの誰よりも、

 

自分のことが一番大好きなんですよ……!!

 

当たり前のこと……?

 

そう、当たり前のことかもしれません。

 

でも、これって実は、スゴイことなのかもしれないんですよ。

 

思い出してみたら……

 

報われない片想いをしていた、14歳の自分、

 

それとも、17歳の自分。

 

あの頃、

 

「自分が好きな人が、自分のことを好きになってくれるって、

 

奇跡としか思えない」って、思っていませんでしたか??

 

両想いなんて奇跡でしかない」だって……!

 

あの頃はどんなに願っても願っても叶わなかった「両想い」が、

 

今、日常的に、当たり前みたいに、叶っている。

 

わが子の「好き!」の気持ちが

 

重く感じられるときもあるかもしれないけど、

 

あの頃の切ない恋を思ったら、

 

この「両想い」は、やっぱり奇跡みたいに感じられるんです。

 

 

世界一可愛い!と自分が思う人が、

 

他の誰にも見せない特別な表情を、

 

自分にだけ、見せてくれる。

 

母親ってやっぱり、とても役得でラッキーな存在かもしれません!

 

菱形  菱形  菱形

 

と、最近、こんなことを考えていたのでした。

 

そのことを言葉に綴った今日は、偶然にも息子の誕生日。

 

夕方からのパーティの前に、とっても楽しみで大切な取材のお仕事。

 

行ってきます!

 

菱形  菱形  菱形

編集プロダクション econ 洪愛舜

 

星webマガジン発行しています

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毎週水曜更新、『おもしろいこと』を形にしていくwebマガジン『econ-mag』

 

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街でみかけた赤ちゃんや子どもに「にっこり」と笑いかけるだけのプロジェクト

『赤ちゃんにっこりプロジェクト』

今日から9月ですね!
 
子どもたちが通う幼稚園も、本日より通常登園となりました。
 
そう、夏休み、完了!です。
 
今年の夏休みは、
なんだか「終了!」より、「完了!」と言うのがぴったりの夏休みだったな……。
 
 
前半は、引っ越しのあれこれでてんてこ舞い。
 
中盤は、帰省行脚で遊び続きの日々。
 
後半は、恒例イベント「夕涼み会」の準備に追われ。
 
 
そんなバタバタの合間合間でお友だちと遊んだり、少しだけ仕事もしたり。
 
忙しくも楽しい夏休みでした。
 
 
今日から通常登園=私の仕事も通常営業!
 
さっそく、溜まりに溜まった仕事に取り組むべく、今日はノマドで集中作業日です。
 
岩橋ひかりさんおすすめのノマドspot、大崎のTSUTAYAさんが、現在の住まいから徒歩10分ほどなので、さっそくこちらにて。
 
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周りの方々もほとんどがPC持ち込んでノマドワークか、じっくりと読書をされているので、自然と集中して作業に没頭できました。
 
一本原稿をあげられたので、ブログを書いたらもう一本がんばります!
 
自由に仕事ができる喜び!!
 
「ありがとう……」と言いたくなります。
 
楽しい。仕事好きです。

 

昨日の夕方、自転車で子どもたちを乗せて帰っていたときのこと。

 

ちょっときつい坂を

うんせ、こらせ、と登っていたら、

 

後ろに乗っていた娘が突然、

 

「オモニ(お母さん、の意)、

いつも(娘の名前)のこと助けてくれて、

がんばってくれて、ありがとう」

と言いました。

 

けっこう、「ありがとう」を言い合うのが好きな親子なので、

いつものやつかな、と思って

 

「どういたしまして。

(娘)も、いつも元気で大きくなってくれて、ありがとね」

 

と答えたんですが、

 

そのとき娘が、

 

「なんかこんな話してたらちょっと涙出てきちゃった

 

と言ったんですよ。

 

感情がこみ上げてきて涙が出る

 

というのを、娘は多分、初めて体験したのかもしれません。

 

その感情、そして成長を思って、私もまたグッとくるものが……

 

そして、そのときこの記事のことを思い出しました。

 

以前、誰がシェアしていて読んだ、

「お母さんは今日もあなたが大好き」という文章です。

リンク先より、転載します。


小さいお子さんのいらっしゃる方々の話題を拝見して
思い出したことがありました。

自転車の後ろにつけていた子供用座席のことです。
うちの息子は中学生になりましたが、
あの子が小さい頃は今のようにいろんな種類のおしゃれな子供用座席って
あまりありませんでした。
金属製のカゴのような、簡単なものです。

息子が小学生になった時、
もう、乗せることはないからと、その座席をはずしたんです。
長く使っていたのでいたるところが錆び付き、ドライバーを使ってもなかなかはずれない。

必死になってはずしながら一息ついたとき、急に涙が溢れてきました。
私は車の運転が出来ないので、
息子とどこかに行く時にはいつでもこの自転車と一緒でした。

具合が悪くて小児科に行く時、
寒くないようにバスタオルで息子をくるんでここに乗せたな、
幼稚園バスに乗ると気持ちが悪くなるからと、
毎日二人で歌を歌いながら幼稚園に向かったな、
春は桜を見上げながら、
夏は汗びっしょりになって、
冬はだるまさんのようにモコモコにさせて、
いつも二人、この自転車と一緒だったな・・・。

「ママ、あのね・・・」
「ママ、おなかすいた」
背中から、いつも息子の声がしました。

毎日何気なく、当たり前のようにしていたことがもうできないんだ、と思ったら
涙が止まらなくなりました。

早く大きくなればいいのに、
何でも一人でできるようになればいいのに、
早く自分の時間がほしい、
早く・・・。

ずっとそう思っていたはずなのに、本当に寂しかった。
今はどんなに望んでも、あの頃に戻ることは出来ません。

錆び付いたカゴがとても愛しいものに見えました。
長い間、ありがとう。これからもママがんばるよ。
そう言ってさよならしました。

今、子育て真っ最中のお母さん、毎日大変だと思いますが、
今しかできないこと、お子さんといっぱい思い出を作ってくださいね。

 

(出典:Yahoo!知恵袋

 

いつかきっと、今日のこのことを思い出すだろうな、と思いました。

 

こうやって、息子を前座席に、娘を後ろ座席に乗せ、

夏休み長い!過酷!とか思いながらひーこらひーこら自転車をこいだ夕方に、

娘が突然吐露した思い、そして彼女の成長のことを、

いつかきっと思い出すだろうな、と。

 

そしてその時には2人の子どもはとうに成長し、
当然3人乗りなんてできないし、

自転車で一緒に出掛けることもなく、

夏休みは部活とか友だちとの遊びで忙しくて、

私に「見て見てー!」なんて言うこともないんだろうな、と。

 

大事にしたいと思いました。

昨日も書いた通り、ないもの尽くしの夏休みだけど、

あと何回こうやって夏休みを一緒に過ごせるだろう。

こんな貴重な日々ってきっともう二度とない。

 

そのことを思い出させてくれた娘に感謝です……

 

 

あと1週間の夏休み、そして幼い娘&息子との大切な日々、

がんばろうっと……。

 

自転車にはいろいろな思い出があるので、自転車は本当に鬼門です……

 

 

夏休みです。

 

夏休み……です……

 

夏休みって、過酷ですね……

 

7月後半から始まった、子どもたちの夏休み。

うちの子たちが通う幼稚園では、共働きの家族向けに夏期保育が充実しているので、びっちりと仕事を入れれば、毎日幼稚園に通うことも可能です。

 

でも、2年前の夏に感じたんですよね。

この記事に書いた通り、

大人にとってはいつの夏も同じ夏だけど、

子どもにとっては、一度きりのかけがえのない夏。

 

だから、極力仕事はセーブして、

夏期保育に通うのも最小限に抑えて、

夏ならではの楽しいことをたくさんして子どもたちと過ごそう!

と思ったのです。

 

それはいいんですよ。

子どもとたくさん遊ぶのは楽しいし、

好きだし、

だから、

 

そのことは全然いいんですけど、

 

でもとにかく「ない」んです。

 

何がないかって?

 

まずは、

 

【買い物できない】

買い物って言っても、「秋服の先取り~」とか、「新しいアクセサリ~」とか、「ゆっくりインテリアでもみたいよね~」みたいな、素敵なやつじゃないんです。

 

お肉おか人参とかの食材を買うためのスーパーの買い物とか、

新居で使う(最近引っ越しました)ためのタワシとか、

そういう、本当に日常的な買い物を、

邪魔されることなくゆっくりやりたい。

 

【銀行に行けない】

どうすればゆっくり振り込みとかできるんでしょう?

何なら引き出しもままならない。

いつもコンビニで引き出しです。

手数料無料の回数超えましたよ……

 

【電話できない】

子どもってなんで、電話してたら話しかけてくるんでしょうか。

「今から大事なお電話するからちょっと待っててね」と伝えても、

そそそそーとそばに来て、

「誰? 誰?」

「なんのお話?」

「○○もー!○○もー!」

……カオスです。

 

仕事の電話はもちろん、

引っ越しに伴うガスや電気、水道工事の手配……

お店の予約……

いちいち、もうね……

もう、アレですよね……

 

【思考できない】

一番つらいのは、これかもしれません。

 

とにかく、何かが起きるんですよ。

考えごとしようとしたら、

「見て見てー!」とか「やーめーてー!」とか「ドラえもん見るー!」とか「次はおねえちゃんのでしょー!」とか「なんでー!」とかまた「これ見てー!」とか(無限に終わらない)

 

「あ、これやっとかないと」と思って、

「あと何をやらないといけないんだったかな」と

考えをまとめようとしたら、

即座にこれが始まるので、

もう何もまとまりません。

 

ただ流れていくのみ……

 

そんな夏休みを過ごしています。

 

 

まとめると……

長すぎる

ってことですよね。

 

夏休みも、

このブログも。

 

 

でも、楽しいんだよなぁ夏の遊びって……

先日、娘と息子が通う幼稚園で、運動会がありました。

 

(という話をすると、

「最近の運動会はすっかり春が定番になったね~」

「昔は運動会といえば秋だったのにね~」

みたいな反応が多いのが面白いです)

 

いやぁしかし、運動会って、本当にすごいですよね。

なんというか、全部「成長につながる経験」なんです。

 

子どもたちはたぶん、この日のために、毎日とても一生懸命

練習に励んできたと思うんです。

そして迎えた本番当日。

 

練習の成果を発揮して、大成功した!ことも、良い経験。

でも、

失敗してしまったとしても、それもまた良い経験。

1番になれたことも良い経験、

惜しくも2番だったことも良い経験。

リレーで転んでしまって、結果負けてしまったとしても、

その経験をバネに、きっとまた頑張ろうと思う。

だからこれもまた良い経験。

 

こんなに良い経験ばっかりできる運動会っていったい何なの。

なんてすごいの運動会って。

 

もう、感動してしまいました。

 

また、我が子たちが通う幼稚園は、小学校付属の幼稚園なので、

小学生と合同で運動会をやるのですが、

小学生たちが懸命に取り組んでいる姿を見ると、

我が子たちも近い未来、こんな頼もしく成長してくれるのかなぁ、と、

それもまた、楽しみになります。

 

さて、こんな風に、成功しても失敗しても、

勝っても負けても、全部が「良い経験」だと思えるのは、

きっと子どもたちという存在がまだ「未完成」であるから、

だと思います。

結果だけではなく、成長への糧にできるなら、過程も大事だと。

 

一方で大人はどうだろうかと考えると……

やっぱり、大一番の勝負どころでは、結果を出すことが大事かもしれませんね。

でも、人生というのは「常勝」というわけにはきっといかないので、

もし結果を伴えなかった場合でも、

子どもたちのように、それを糧に成長できれば、

それもまた大切なことなのかもしれません。

 

大人だってまだ「未完成」で、

まだまだ成長できる!

 

ということですかね。

 

そう思うと、色んなこと全てが大事な経験のように思えて、

なんだかありがたい気持ちになります。

 

そんなことを気づかせてくれた運動会でした。

 

雨のち曇りのち晴天。

てるてる坊主さんありがとう。