先日、娘と息子が通う幼稚園で、運動会がありました。
(という話をすると、
「最近の運動会はすっかり春が定番になったね~」
「昔は運動会といえば秋だったのにね~」
みたいな反応が多いのが面白いです)
いやぁしかし、運動会って、本当にすごいですよね。
なんというか、全部「成長につながる経験」なんです。
子どもたちはたぶん、この日のために、毎日とても一生懸命
練習に励んできたと思うんです。
そして迎えた本番当日。
練習の成果を発揮して、大成功した!ことも、良い経験。
でも、
失敗してしまったとしても、それもまた良い経験。
1番になれたことも良い経験、
惜しくも2番だったことも良い経験。
リレーで転んでしまって、結果負けてしまったとしても、
その経験をバネに、きっとまた頑張ろうと思う。
だからこれもまた良い経験。
こんなに良い経験ばっかりできる運動会っていったい何なの。
なんてすごいの運動会って。
もう、感動してしまいました。
また、我が子たちが通う幼稚園は、小学校付属の幼稚園なので、
小学生と合同で運動会をやるのですが、
小学生たちが懸命に取り組んでいる姿を見ると、
我が子たちも近い未来、こんな頼もしく成長してくれるのかなぁ、と、
それもまた、楽しみになります。
さて、こんな風に、成功しても失敗しても、
勝っても負けても、全部が「良い経験」だと思えるのは、
きっと子どもたちという存在がまだ「未完成」であるから、
だと思います。
結果だけではなく、成長への糧にできるなら、過程も大事だと。
一方で大人はどうだろうかと考えると……
やっぱり、大一番の勝負どころでは、結果を出すことが大事かもしれませんね。
でも、人生というのは「常勝」というわけにはきっといかないので、
もし結果を伴えなかった場合でも、
子どもたちのように、それを糧に成長できれば、
それもまた大切なことなのかもしれません。
大人だってまだ「未完成」で、
まだまだ成長できる!
ということですかね。
そう思うと、色んなこと全てが大事な経験のように思えて、
なんだかありがたい気持ちになります。
そんなことを気づかせてくれた運動会でした。
雨のち曇りのち晴天。
てるてる坊主さんありがとう。