●【鎌倉】源氏山公園で紅葉や鳥と仲良くなる自然観察会♪落ち葉アートも☆
こんにちは。
鎌倉フラワー&ネイチャーガイドの
村田江里子です。
プロフィールはこちら♪
12月21日、毎月第3日曜定例♪
鎌倉市公園協会の
自然観察会に参加しました^^
鎌倉自主探鳥会代表
岩田晴夫さんのご指導で、
源氏山公園を歩きました!
銭洗弁財天前に集合して、
源氏山公園を歩きます。
12月10日…
まだ日影がちなところでは、
紅葉が残っていました。
鎌倉で紅葉する木が少ないのは温暖だから…の理由
あまり紅葉する木は多くない、
とよくいわれますよね。
これは…
黒潮の影響と、
水は熱容量が多いことの
影響、なのだそう。
水の分子(H₂O)は
分子どうしが
軽くつながっているため、
酸素などの
気体の分子より動きにくく、
温めたり冷ましたりするのに
たくさんのエネルギーが必要
=ゆっくり温まり、ゆっくり冷めます。
…とのこと。
鎌倉は温暖だから
常緑の木が多い、って
なんの疑問ももたず
言っていたけれど、
黒潮&水の分子の動きの
影響ということですね…!
紅葉と海の科学^^☆
紅葉の見方 1本の木が語るストーリー
同じ木でも場所によって色が違う…
そんな不思議を観察してみました。

色が1本の木でも鮮やかなところ、
枯れかけているところと
違いがあったりしますよね。
それを見るだけでも、
いろいろなことが読み取れます。
・風当たり 北西から風が吹いてくるから、
早く葉が落ちたのかも
・地形的に風が抜けやすい場所
…ということのほか、
・反対側は黄色が鮮やか
葉の動きから風の吹き方が分かったり
落ち葉の量や様子でも
風の動きが分かります。
・また、根や土の状態:根の呼吸など
の影響もあります。
1本の木を見ていても、
いろいろなことが読み取れますね^^
岩田さんのお話を
うかがっていると、
木の紅葉1つとっても、
そこに植物と環境のストーリーが
浮かび上がります。
落ちたヤツデの葉に見る植物の神秘!
8つに分かれている、
とは限らなくて…
ヤツデ → 8枚の葉も7枚の葉もあって、
ここでは9枚の葉が多くみられます。
茎に葉がどうついていたか、も
落ちている葉を見ると分かりますね。
葉は生産工場。
役目を終えると、
ぽろっと落葉します。
ヤツデの葉の付け根を見ると、
U字型。

「工学的に
軽くなるよう、材を減らして
この形になってるんですね。
コの字型だとエッジがついて
構造的に弱くなりがちなので、
U字構造にして、強くしているわけだ。」
…すごい、
落ちたヤツデの葉を
見るだけで
そこまで読み取れるなんて…!
植物の神秘の世界。

ヤツデの姿を観察。
下の方に小さな葉があって
東南を向いているのは…
午前中に木々の間から
光が差し込む位置だから。
なるほどなるほど。
この冬の時期に咲く、
白い花。
今はチョウなどはもういないけれど、
アブなどが蜜を吸いに来ます。

岩田さんが子どものころは、
マサキの木の髄を抜いて、
ヤツデの実で鉄砲の玉にしたそうです。

ヤツデは、その下に草が生えないため、
また水分を多く含むので
防火のためにも、
家の周りによく植えられています。
ヨモギの葉が裏返っていたら…動物が通った跡!?
ヨモギの葉が
数枚ひっくり返っているところが
ありました。

「動物が通った跡かもしれませんね。」
触ってみると
0.5ミリくらいの毛が生えていて、
ふわっとした手触り。
この毛を利用して
ヨモギをお灸にしたり、
草餅も毛が生えているから
均一に混ざりやすい、ということで
利用されてきました。
キジバトと友達になろう!
「昔はキジバトは、
もっと警戒心が強かったんです。
なんでだか分かる?」
今は、人がそばを通っても
ゆっくりそっとだったら、
飛ばずにたたずんでいたりします。
かつては狩猟でハンターが
狩りをしていたから、
警戒していたけれど…
今は鎌倉全域が鳥獣保護区で
狩猟禁止なので、
警戒心も薄れてきたとのこと。
鳥と仲良くするには、
見てみるふりをする・
死んだふりをする
ことだそう^^
鳥は300度くらい見まわす目を
もっています。
殺気を感じると逃げてしまうから…
ゆっくりほかをみて歩くと、
友だちになれます。
参加の男の子、
鳥と友達になれるかな?
そーっとゆっくり、
キジバトのそばを
目を合わせずに通ってかえってきて…
「友達になれたね^^」
都会にいるキジバトは明るい色。
普通は黒っぽいのだそうです。
チャッチャッ♪ウグイスのササ鳴き
ャッチャッとウグイスのササ鳴き。
春の繁殖期以外のウグイスは、
こうした地味な声で鳴きます。
強く鳴かないのはメス。
眉を見られたら、
くっきりしていたらオスで、
ぼんやりしているのがメスとのこと。
そもそも警戒心が強くて
なかなか慣れた人でないと
眉まで見られないですね^^
メジロがチュルチュル…
と鳴くのは警戒の声だそう。
モグラの穴がありました。

たくさん穴が集まって、
歩くとふかふか。
「餌場にあつまってるんでしょうね。」

こんなにたくさん
モグラの穴や塚が集まっているところ、
初めてみました…!
紅葉のしくみ
「きれい…!」
日影がちなところに
今なお残る、
見事に紅葉した
錦のようなモミジに
出会えました。
胸に響く、
荘厳なほどの姿。
紅葉:赤や黄色になる・あせる…
といろいろな色の変化があります。
木から、ぽろっととれるときは、
弁(落葉する時にできる
“離れる準備のパーツ”)が
できて養分が届かなくなります。
養分は、葉にたくわえてしまうと
食べられてしまう可能性があるから…
根に蓄えていって、
冬にいらない葉は
落としていくわけです。
そこで葉もなんとか生きようと、
自分の養分や水分がなくなって…
葉緑素がなくなって
分解されます。
緑が消えて
地味な色になる種類もあれば、
色素をつくるものは、
黄色や赤など、
色が鮮やかになります。
そうして紅葉していくんですね。
落ち葉のアート☆フロッタージュ

落ち葉を板に載せ、
その上に薄いパラフィン紙のような
紙を載せて
色鉛筆を斜めにしてこすると…

葉の縁や葉脈が浮かび上がります。
「癒されますね…^^」
「できた!」
「葉の葉脈が、
真ん中に脈があって
すみずみまで養分を運んでいる様子も、
見えてくるでしょ。」

植物の神秘の造形がうつしとられた
きれいなアート^^
自然の中で自然とともに、
すてきな創作の時間でした☆

ヒヨドリ、ツバメ…鳥たちの今
12月3週の今鳴いた ヒヨドリは
地付き・この土地で暮らすヒヨドリ。
通過する鳥はもう
行ってしまって、
安心しているところなのだそうです。
この時期にはもう見られませんが、
ツバメは今は鎌倉では
激減してしまったそう。
水田がなくなって
粘性のある泥がなくなり、
ひなが大きくなると、
巣が落ちてしまうのだそうです。
でも 温暖化の影響で、
越冬しているツバメも
見られるようになりました。
昔いたコシアカツバメはいなくなって、
東北などにいた
イワツバメが増えていて、
滑川の橋の下などに
営巣したりしています。
この源氏山公園が
整備されたころつくられた
小鳥が水浴びできる水場があり、
タヌキやハクビシンなども
ハクビシンは、
かつて秀吉に献上されたという
文献もあるそう。
飼い切れなくて
にげてしまったのでしょうね^^;
ドングリころころ♪
ドングリがたくさん
転がっていました。
植物によっていろいろな種子の
残し方があって…
コロコロ転がるものだと
下にしか行かない。
水の流れがたまるところに
ドングリが集まるので…
ドングリを見ると、
水の流れも分かってきます。
紅葉に落ち葉の科学、
キジバト・ヒヨドリ・
モグラや動物たちの気配に
フロッタージュの落ち葉アートまで♪
楽しい晩秋の
源氏山自然観察でした…!
どうもありがとうございました^^
+.。.♪. * . 。. +・ * ・+.。.☆. * .
1ランク上の贅沢な時間…
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