〈写真はasahi.comより)


一昨日夕方のライブドア関連会社(ライブドアマーケティング)の株価操作疑惑で東京株式市場は「ライブドア・ショック」に見舞われている。

日経平均の下げは、昨日が462円そして今日も同じ464円で2ヶ日間で926円で15341円となった。

勿論、疑惑を齎したライブドアのホリエモン(堀江貴文の責任はまぬかれない。世の会社勤めの人であれば毎月のようにM&Aで企業を買収し

テレビに出演し、選挙に駆りだされて会社の実質経営は30代の若手に

任せておれば、コンプライアンスと難しい言葉を知らなくても不祥事が

起きるのが想像に難くない。

ところで、東京地検のライブドアへの捜索(16日)は

ヒューザーの小嶋進社長の国会証人喚問の前日(17日)である。

今日の日経新聞の一面は「ライブドア」記事が大きく取り上げられており

国民の重大な関心事の「耐震偽装」問題は、一面に少しで詳細は社会面に掲載されている。

巷間では「耐震偽装」には伊藤公介元国土庁長官以下何人かの政治家が関与していると言われている。政治に波及する「耐震偽装」事件が「ライブドア」にすり替えたと考えるのが妥当であろう。

亀井静香代議士ではないが、「小泉劇場」で踊らされたホリエモンは大物の主役(政治家)の前座役者にすぎなかったことである。ホリエモンは大金持ちだが可愛そうな「おぼこ」である。

そして、先日の「細木数子」の番組に出演していたホリエモンの今年の運勢を聞き逃したのが残念である。


たけうちグループ

(たけうちグループHPより)


「日経ビジネス」は今1.16号より企画・戦略フォーカスで「地場力を稼」の連載を始めている。


地方で、「地場力」を武器にしたたかに稼ぐ有力企業を紹介していく企画でこの第1回目に、京都の呉服販売業の「たけうちグループhttp://www.takeuchi-g.co.jp/ 」を採り上げている。


かけうちグループは、0510月期売上高は573億円で16年連続2桁成長

遂げ、売り上げ規模は紳士服大手のコナカ、成長率ではユニクロのファーストリティリングを凌いでいる。


1980年に1兆8000億円の国内着物市場は現在3分の1の6000億円に縮小している環境の中での当グループの飛躍にはやはり秘密がある。


たけうちの社長でグループの会長である竹内實氏が考案した「分社制度」が代表的である。当社で実力を発揮すれば早ければ大卒後13年の35歳で

グループの会社(現在18社)の社長になれる制度である。


竹内会長の「会社を常に成長期のままにするためには、小集団の集まりとしクジラでなくイワシの大群とする」考えからの帰結する制度である。


その他世襲制の廃止に、昇進や給与の「ガラス張りならぬ空気張り経営」の導入、「株式の社内売買」―社員が持ち株を分社長に売却できるストックオプションより実効性のある制度―や「人生設計書」で社員の目標意識を高めるなどである。


30数年前の銀行時代、名古屋の繊維街・長者町の呉服会社を数社担当していたが、その社長らが若者が和服を着なくなったと嘆き会社の閉鎖も時間の問題と思っていた頃、

竹内社長も売上高が20~25億円で低迷し、給与も満足に出せず赤字に苦しんでいたという。


その中で幹部との議論から「同族経営と給与の削減」が社員のやる気をなくしていることに気づき、その打開策として考案したのが「分社制度」であった。


衰退業種あるいは業績低迷の特効薬は、「社員満足度(いわゆるES向上にあった好例であろう。



日経コミュニケーション編集
風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲―知られざる通信戦争の真実

雷門


最近周りに帽子を被った中高年が増えてきたように感じる。

先日も、浅草浅草寺の初詣の帰り、神谷バー(http://www.kamiya-bar.com/ )に入ると帽子(Cap又はHat)を被った中高年を数十人見かけた。

この帽子ブームには、日本の金融資産の大半を持つ中高年お洒落に目覚めてきたことに起因していると思われる。薄くなった或いは禿げた頭を隠す或いは英国紳士を気取りたい人が増えてきたからであろう。

しかし、彼等の殆どがレストランの中に入ってもその帽子を取らず被ったまま食事をしているのには違和感を感じずにはおれない。

この光景をみて思い出すのは、電車の中で恥じらいも無く化粧をしている若い女性や物を食べたり飲んだりする若者、そして床に座り込む高校生などである。

正しい礼儀作法は日本の自慢であったはずであるが、いつのまにか若者から年寄りまでがマナーやルールを逸脱する社会になっている気がする。

会社の中でも、出退勤時の挨拶が出来ない社員や同僚への思いやりや気配りが足りない社員等も実力主義の名の下に増えている気がする。

しかし、挨拶・礼儀は社会生活の「基礎」であり、「潤滑油」でもある。

英語に Cap in hand 脱帽して; へりくだって)の言葉があるとおり、

やはり、ここはお洒落な帽子をかぶる大人が見本をみせないと若者たちに忠告はできないのではと思った正月の光景であった。


日経コミュニケーション編集
風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲―知られざる通信戦争の真実

上野駅


今日の成人の日にちなみ、昨日の日経新聞のコラム「漢字コトバ散策(興膳 宏)」は「大器晩成」を紹介している。

それによると、「大器晩成」のもとの言葉は『老子』の「大器は晩成し、大音(たいおん)は声稀(まれ)に、大象(たいしょう)は形なし」―大きな器は完成に時間がかかり、大きな音は聞き取れぬほどかすかで、大きな象(かたち)はその姿が目に映らない―だそうです。

日本でも、古く「学問の神様」の菅原道真が「四十二年 初めて及第す まさに知るべし大器晩成の人と」の句で中年になって高等文官試験に合格をした人を祝っていると。

そしてこのコラムの興膳氏は、新成人達に将来大きく自分の才能が開花する=大器晩成を信じ自分の人生に大きな希望を抱いてしいとい

しかし、一方で教育までが市場原理万能で、早く効果的実績を出す人が待てはやされる社会を憂えている。(これは小生の「塾が繁栄する社会の弊害」論と同じ考えである)

我々先輩は、スポーツ界、芸能界そして企業社会でも、「基礎」の鍛錬が「大器晩成」に繋がることを新成人に教え、新成人には20代の約10年間を仕事のマスター、資格取得、教養を身につける等「自分に徹底的に投資」をしてもらいたい。

写真は、今年の正月3日、正月を故郷で過ごし東京に戻ってきた若者らでごった返す上野駅である。3~40年前の同じこの場所は「将来の大きな夢」を持った青年で一杯だったろうと推測されるが、今の彼らが「明日があるさ(興膳氏の言葉)」の気楽派でなければいいと願うばかりである・・・・・・・・。

ユニチャームHP

(写真はユニチャームHPより)


近年はベンチャー企業の隆盛時代であるが、ベンチャー企業の先駆者の一社はナプキンのトップ企業ユニチャーhttp://www.unicharm.co.jp/ )でなかろうか。

ユニチャームの高原慶一郎会長は、ニュービジネス協議会(http://www.nbc-japan.net/ )元会長など数々のベンチャー企業育成の公職に付かれ活躍されているが、その起業の発端は1962年のアメリカ視察である。(以下も「日経ベンチャー」1月号より)

当時の経営者の多くは、アメリカ視察で10年後の日本」の未来図を持ち帰った。例えばセブン&アイH会長の鈴木敏文氏もアメリカのコンビニを見て逸早くセブンイレブンジャパンを立ち上げたように。

高原会長は、その未来図を描く条件として1)「情報に対する正しい対応、2)自分自身の強烈な願望を挙げ、約470万社の中小企業(日本の企業全体の99.7%)が多くの情報の中から真のニーズを選べば大企業よりも成功するチャンスがあるという。

加えて、経営者は常に・うぬぼれ(自惚れ)おごり(奢り)・マンネリ・ねたみ(妬み)・やっかみの「5つのの習慣病」をチェックし、情報に対する『感度の鋭さ』を維持すべきという。

まさに高原会長のおっしゃるとおりである。中小・中堅企業の経営者は今年は糖尿病や高血圧などの「体の習慣病」より難解な「心の習慣病」にも留意してもらいたい。



神田明神2


大半の企業が昨日が仕事始めで、社長等トップが年頭挨拶で今年の経営方針を発表した。

今日の日経新聞朝刊は、各社の主要企業トップの挨拶から今年のキーワードは好機Chance)」「スピードSpeed)」「責任(Responsibility)」頭文字を並べCSR(社会的責任の略)になると書いている。

其々から一つ紹介すると「好機」については『何でもやる「Can Do Company」を目指そう』(芦田商船三井社長)、「スピード」については『常に「スピード」を意識し磨くこと』(佐々木JTB社長)、「責任」については『安全運航こそ真のサービス』(新町日本航空社長)である。

この3つは、少しFunnyな英語だったり、言い旧されたことや謂うまでもない当たり前のことと受け止めるが、それ以外で「責任」に関して強調した会社には注目したい。

野間三菱電機社長の「順法なくして会社の存続なし」(同じ三菱グループの三菱自動車の昨年のリコール隠蔽事件が影響してか!)や槍田三井物産社長の「フェアプレーの精神や謙虚さといった価値観に重きをおく」は、今日のコンプライアンス(法令遵守)の重要性を理解しているからであろう。

トップの年頭挨拶がなかった会社の社員の皆様は、社長に代わり上に挙げた3例より斬新で時代の流れを掴む経営方針を自分で考えてみたら如何か!


日経コミュニケーション編集
風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲―知られざる通信戦争の真実

神田明神


昨日、商売繁盛の神様で名高い神田明神に初詣に出かけた。

正月三日と天候の回復もあり、社殿前は長蛇の列であった。

神田明神へは、昨年11月元中国人で日本人に帰化した友人が自分の中華料理店を開いたので、彼に贈る「商売繁盛」のお守りを買いにいった為である。

余談であるが、参拝者は神社やお寺で「お守りを買う」と言うが、神社側はそれに対し「よくお納めになりました」と言う―この違いは、 参拝者がお金で「運」「繁栄」を買えると思っているのに、神社はそれには責任が持てないことからくるのであろうか?

それは兎も角500~1000円位で「商売繁盛」「」「交通安全」そして「合格」も実現するかもしれないのであるから安いものではある。

今年の1-3月産業天気図予測は、プラント・造船リース、百貨店、スーパー4業種の景況感の上向き今朝の日経新聞は報じている。

神田明神様も、昨年より少し肩の荷がおりご利益も節約されてもよさそうな1年になってもらいたいものである。


日経コミュニケーション編集
風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲―知られざる通信戦争の真実

初詣で


写真は、元旦の朝の近所の神社に初詣に来ていた野球少年達を撮ったものであるが、最近は外で見かける子供達がめっきり少なくなった。今懸念されている人口減少と考えるのは早計であろうか。


2006年は、経済循環論的には60年振り波長の異なる4つの循環(短期在庫、中期設備投資、長期建設投資の3循環にコンドラチェフの長期波動)がすべて上昇に転じる「好況の時代」を迎えると1日付け日経新聞は報じている。


一方で、日本は今、人口減で明治以来の分岐点に立っているという。現在の出生率が1.29に陥りこのまま放置すると100年後には4千万人になるという。


この人口減小は、高齢化と相俟って財政危機、経済の悪循環で日本を衰亡させる。

これを防ぐためには総力を挙げて少子化対策に取り組むと共に成長力を高め「魅力ある日本」を創るべきと論説している。


具体的には、企業の女性や団塊世代ら高齢者の活用、ネット革命でのリード、政府の東アジア経済圏の発展への後押し等を挙げている。


私は、中でもこの「魅力ある日本」の創設には、塾の繁栄をもたらしている現状の機会不平等の環境改善と学力の向上を目指す教育改革が不可欠であると考える。

ソフトバンクの孫正義社長が福岡市に「サイバー大学」をつくるというニュースは朗報である。











シクラメン



年末年始休暇の今読んでいる「文芸春秋」新年特別号は各界リーダー32人が選ぶ時代を読み解くキーワード「三つの言葉」を掲載している。


丹羽宇一郎氏(伊藤忠商事会長)は「改革・民営」「二極分化」「阿諛追従(あゆついしょう)」を、中曽根康弘氏(元内閣総理大臣)は「改革万能膏」「同情大臣劇場」「ナショナルリズム感冒」を、中西輝政氏(京都大学教授)が「やさしさ」「安心」「構造改革」等を挙げている。


32人の最大公約数は、「改革」と「格差」ではなかろうか。構造改革は大きな所得格差をもたらすと各界リーダーは強調している。


この「格差」に関連するが、山崎元氏(楽天証券経済研究所客員研究員)が「給料階級」「ボナース階級」「式階級」を挙げている。


給料階級」はまさに置き換え可能なサラリーマンで、安い給料で使われる集団である。

自分の専門性によってリスクを取りつつ高収入を目指す集団を「ボーナス階級」そして六本木ヒルズ族に代表される株式公開ストック・オプション大金を一気に手に入れる株式階級」である。


若い人は、この正月に初詣で神頼みすると共に「自分はどの階級を目指すか」じっくり考えてみるのも大切ではなかろうか。


日経コミュニケーション編集
風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲―知られざる通信戦争の真実


先日のこの欄で『三余※』について紹介したが、一昨日はわが娘が「三余」の利用であろうか「NOVAhttp://www.nova.ne.jp/ )の「お茶の間留学」で英会話のレッスンを受けていたので簡単に紹介しよう。(※冬と夜と雨の日のこと)

NOVAのHPでもおわかりのように、「お茶の間留学」は英語を勉強しようとする人がテレビ電話を介し、一人の外人講師に23人の受講生が英会話するシステムである。

昨日のレッスンは、30代のビジネスマンに、定年退職したと思われる60代の男性そして3人が生徒で、音楽をテーマにして40分位外人講師を挟んで会話をした。

娘は米国に幼稚園時代はロスで、高校時代はコロンバスに留学したことよりよく話すのは当たり前であるが、30代の外資系証券会社のエリートと思われる男性も愛嬌よいジェスチャーを入れて実に楽しそうに会話している。

お茶の間からの映像は、実に日常的である。30代の男性は青い「ちゃんちゃんこ」を着て足がしびれるのか頻繁に姿勢を変えながらの会話で、画面の隅には布団が見える。

60代の男性は、ソファーにきちんと座り不動の姿勢で臨んでいる。わが娘はテーブルの前に辞書を置きながらリラックスして受けていたが、後ろにいた小生が画面に入ったといって忠告のメモを放り投げる余裕を見せている。

この状況から「お茶の間留学」のネーミングに感心しながら、自分の『三余』の利用を真剣に考えた日であった。

日経コミュニケーション編集
風雲児たちが巻き起こす携帯電話崩壊の序曲―知られざる通信戦争の真実