今回は2020年ロランス新製品フックリビール5インチモデルの探査深度のテスト結果です。
総合的な評価を列記します。
1.フックリビール5インチは淡水から沿岸の中深場まで隙間なくカバーする優れたソナー性能を持っている。
2.淡水の釣りではハイチャープ200kHzと800kHzダウンスキャンでほぼすべてのシーンでストレスなく使用できる。
3.海の釣りでは水深100メートルまでをハイチャープ200kHzで使用しそれより深い海域ではミディアムチャープ83kHzに切り替えるとストレスなくクリアーな反応画像を得られる。
4.通常ソナーでは識別しにくい障害物にタイトに付く魚体・魚群まで識別して表示するフィッシュリビール機能が限界深度75メートル程度まで発揮され海での魚群探査上のメリットは非常に大きい。
5.唯一残念なのは水深レンジが300メートルまでしか打たれていないこと。限界性能の350メートルの底付近の反応画像を得るには底固定モードを併用する必要がある。
参考のためテスト時の実際の画面スクショを載せます。
<上段はフィッシュリビール画像、下段はハイチャープソナー画像>
中層に浮く大型魚の群れと根に張り付く魚体の見え方がわかります。
ハイチャープソナー200kHzの限界深度
100メートル程度までは画像は細かくクリアーだが徐々に粗さが出始め160メートルを超えるあたりから底の反応画像が一気に粗くなる。
ミディアムチャープ83kHzの300メートル
まだ画像の粗さはなくソナー画像左側の底固定モードでもしっかり底の反応を表示している。
しかし・・・右手の魚探レンジが最大の300メートルまでなので画像が切れてしまう。(レンジのグリッド値だけは305まで出る)
底画像モードでは350メートル程度まで底画像を表示できる。
水深数値の限界深度この時点で477を表示。このあと489メートルでロスト。
レビュー①
https://ameblo.jp/easyride613/entry-12590972545.html?frm=theme
レビュー②
https://ameblo.jp/easyride613/entry-12591060274.html?frm=theme
レビュー③
https://ameblo.jp/easyride613/entry-12591454451.html?frm=theme
レビュー④
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レビュー⑤
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レビュー⑥
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レビュー⑦
https://ameblo.jp/easyride613/entry-12594461235.html?frm=theme
レビュー⑧
https://ameblo.jp/easyride613/entry-12594982865.html