以前、こんな記事を書いた。

 

 

以降、散髪(丸刈り0.7mm)する度にハサミを使ったり、紹介したような方法で切ったり剃ったりしていたが、手も不自由な私はなかなか上手く剃れずに、デリケートなところや奥まったところは度々出血の憂き目に遭っていた。

 

ところが、ハサミもシェーバーの”キワゾリ刃”も使わなくても良い製品があることが分かった。

その中でも今回の用途に最適なのが下の商品(ER-GK83)。

AmazonのBlack Fridayセールで安くなっていたので購入(今は公式ショップと同額)。

 

 

早速、使って見た。

直刃なら約0.1mmの深剃りが可能。

保護カバー兼用のアタッチメントを取り付ければ、約2mmとなるがデリケートゾーンも心配なし。

 

充電式で防水だから風呂場でも使えて、水洗いもOK。

入り組んだところも快適に剃れる。

 

もし乾電池式でも良いならER-GK23と言う機種もある。

 

 

使い方は下のYouTubeを参照。

 

 

Panasonicだけでも、様々な製品があるので用途に合わせて使ってみては如何だろうか?

 

 

これまでも何度か触れてきたが、「終活」に真剣に取り組んでいる。

身の回りの品は、戸建てからマンションへの引越を繰り返して大方片付いた。

延命処置拒否書も訪問医に証人になって貰い、家族全員の署名も取り付けた。

 

残るは遺産相続。

家族に集まって貰って相続方針については納得して貰っているが、相続税を如何に抑えるかが問題だ。

なるべく現金を不動産に換えたりはしているが、タワマン節税が難しくなったり(依然大きな節税になっていたのが更に見直される方向)、相続人への生前贈与の非課税対象が相続発生の3年前から7年前になるなど、相続税の節税は日に日に難しくなってきている。

 

そんな中で、生命保険金の受け取りについては、保険金の受取人数には関係なく、相続人数 X 5百万円の合計額まで非課税という制度は変わっていない(いつ税制変更があるかは分からないが)。

だが、神経難病患者で癌まで患っていては入れる保険はないだろうと諦めていた。

 

某メガバンク系の証券会社から、一時払い終身保険の提案があった。しかも病気の告知は無しで、死亡時は払い込んだ保険料の2倍以上の保険金が受け取れるという。

 

そんなうまい話があるわけ無い、としばらく放っておいたのだが、過去に保険ブローカーとして働いていたという知り合いに尋ねると、普通に存在していて引き受け保険会社は誰もが知る有名保険会社の一部門だと言う。

 

それならば、と改めてその証券会社に話を聞くと、円建て、米ドル建て、豪ドル建て、の3種類があり、それぞれの金利水準で死亡保険金の額は変わるとのこと。

また、性別や年齢によっても変わるが、受け取り保険金額は保険契約時に確定するという。

その仕組みは、保険会社が保険者の平均余命と同等期間の国債を購入して、複利で運用した結果算出される額から保険会社の手数料を引いたものが死亡時に支払われる保険金となるというもの。(私の試算によると保険会社の手数料はそれほど高くない)

 

だから単純化して言うと、平均余命より早く死んだ場合は、自分で保険料と同額の国債を買って死亡時まで運用した場合より多くの保険金を受け取ることが出来、遅く死んだ場合は、自分で国債を買って死ぬまで運用していた方が得だったという結果になる。

 

しかしながら、この保険の最大のメリットは相続税の非課税枠が適用になることだ。

 

男性より女性の方が、そして年齢が低い方が平均余命は長いから運用期間も長く、死亡保険金/保険料比率は高くなる。

国債の金利が高い通貨建ての方が死亡保険金/保険料比率は高い。

但し、円建て以外は為替リスクを負うことになるが、円建て国債の金利は低いから善し悪しではある。

 

65歳の女性ならドル建ての保険を買えば(その時の金利水準に依るが)3倍近くの保険金がもらえる計算になる。

告知有りと告知無しが選べるが、死亡保険金/保険料比率に大きな違いは無い。

 

私には相続人が4人いて、非課税枠は2千万円なので死亡保険金/保険料比率 約2.2倍のドル建ての保険を1千万円分購入して、子供達3人を受取人にした。

円安になると非課税枠をオーバーしてしまうが、それは嬉しい悩みなので非課税枠超過分の 相続税を払って貰うとして、円高になったら非課税額を下回ってしまうので、また買い増しをしておく予定。

足先・手先の冷えが気になる季節になった。これがこれから半年も続くのかと思うと気が重い。

 

これまでも様々な用具を試してきた。

足先の冷えに関しては、一例を挙げると下の様な足温器や普通の膝掛け、筒状になっていて足を通す形のレッグウォーマー、など。

 

 

ところが、上の足温器プラス普通の膝掛けではふくらはぎや膝裏が寒い。

その部分をカバーする筒状のレッグウォーマーは、体が硬いため自分では脱着が出来ない。

そこで、巻き付けてマジックテープで留める形のものなら自分で履けるのでは、と考えて今年はこんなものを買ってみた。

首、手首、足首を冷えないようにすると体全体が冷えない、と聞いたのも購入を後押しした。

足首だけを冷やさないようにする短いものも有ったが、膝や膝裏も冷たくなるので長い方にした。

 

 

自分ではサンプル写真のように綺麗に装着することは出来ないが、時間を掛ければ何とか使える程度には巻き付けられる。

最初の内は、上の方が広がっている(下の方は狭くなっている)ことに気付かず、狭い方を膝上の太い方に巻き付けようとしたりで悪戦苦闘の連続だったが、下の方には白い商品タグが付いていることに気付いてからは、何とかなっている。

前出の足温器、本製品、普通の膝掛け、の3点セットで今年の冬は乗り切れそうな雰囲気。

但し、自分では緩くしか装着できないために立ち上がるとずり落ちる、トイレで座るときには邪魔、など克服しなければならない問題点もある。

 

手先の冷えに関しては、昨年こんなものを買ってみた。

 

 

暖かいのだが、充電が必要(最近はリチウムイオン電池の発火問題などの不安も)、手の甲しか温かくならない、私の場合は指が思うように動かないので装着するのが大変、キーボードの操作にはがさばる、手首まではカバーしない、等の問題があり、もっぱら外出時専用となっていた。

そこで今年は屋内用に、手軽に装着できて指が自由に動かせる、下のようなものを買ってみた。

 

 

どうしても寒ければ、ポケットカイロも入れられる。

今もこれを付けてキーボード操作をしているが、机に固定したい手首が滑ってしまうのに慣れるまで時間がかかった。

慣れてしまえば快適。

 

今年はこれらでしばらく試行錯誤してみようと思う。

「老後にはあなたをプランナー兼ガイド兼通訳として、悠々自適に海外旅行するはずだったのに目論見が外れた」

と家内がこぼす。

 

商社勤めの頃は海外出張が頻繁で、出張に出るときに3人の子供達それぞれに「また来てね」と言われたほど家にいる時間が少なく、家のことは全て家内任せだったから、その埋め合わせをさせたかったと言うことらしい。

それなのに私は歩くこともままならず、話せないからガイドも通訳も出来ない。

 

前回のように私がショートステイしている間に家内だけが旅行にという手もあるが、前回は海外駐在中の息子一家のところへの旅行だったから楽しかったかも知れないいが、一人ぼっちの旅行はつまらないだろう。

 

海外に行くクルーズでなら私も同行できるから家内の希望は満たせるかも知れないが、船上で車椅子生活が出来るクルーズがあるのか、結局家内に介護をさせるだけの旅になりはしないか、長期間リハビリを怠っていたら下船後には歩けなくなるのでは、と不安が尽きない。

 

そんなことを悶々と考えていたある日、

 

「世界一周クルーズを楽しみながら、広い海の上で”歩く力”にフォーカスしたリハビリを実施する「ポラリス×クルーズ」では、株式会社ポラリスと提携し、船内での自立支援型デイサービスをご提供します。」

 

と言うキャッチ・コピーが目に飛び込んできた。

 

 

105日の世界一周で、クルーズ料金(通常の部屋で268~866万円/人)に加えて以下のリハビリ料金が加算される。

[約1時間45分:船上全55日分]・・・59.8万円

[約1時間45分×1日2回:船上全55日分]・・・79.8万円

 

少々お高いのだが、こんなサービスがあるからにはバリアフリーの部屋や障害者向けのサービスがあるはず。

 

しかも、

「【全額返金保証制度】
国際基準である「TUG」にて歩行改善状況を測定し、改善されていなければ自立支援介護サービス料金を返金いたします。」

があると言う。

 

私のような進行性の神経難病患者に一々返金していたら商売にならないと思うので、返金は期待しないにしてもリハビリをやってもらえるのは有り難い。

事前審査があるらしいのだが、「5秒つかまり立ちができる方」であれば参加可能らしい。

 

前向きに検討したいと思っている。

通所リハビリに通わなくなってから、運動不足のせいなのか、歩行器での外歩行がしんどくなってきた。

家の中での運動は、トイレに行く、寝室からリビングに移動する、シャワーを浴びる(着替えは全介助)、立位でのひげ剃り・歯磨き(これが結構しんどい)、程度なので致し方ない。

 

この暑い夏でも足先が冷えるのを見かねて、家内から「足漕ぎバイクでも買って運動してみたら?ふるさと納税の返礼品にも有るし」との提案があった。

家内自身は、介護生活の運動不足を補うためにエアロバイクを買って動画を見ながらせっせと漕いでいるが、そのバイクは安定が悪すぎて私が使うのは危険だ。

 

ふるさと納税は、ポイント還元が来月から廃止されるため矢継ぎ早に注文しているのだが、この手のバイクの返礼品は1種類しかなく、電動で動いたりする余計な機能がある上に、寄付金額と返礼品価格の率が低すぎるため、安いところで買った方が良いと判断。

比較的評判の良かったALINCOのAFB2123と言う機種を購入してみた。

 

 

数日間使ってみたが、TVを見ながらでも使用できるので非常に有効。

始めは本体がズルズルと遠方に移動してしまって直ぐに漕げなくなるという事態が頻発したが、本体を体に近づけて足を垂直に近く踏み込むことで解消。

またペダル付近から異音がしていたが、ペダルを付け直すことでこれも解消。

Bluetoothでスマホアプリと連携するはずなのだが、これが何度やっても上手く行かない。本体との接続は出来ているのだが・・・・。

しばらく試行錯誤が続きそうだ。

 

15分ほど漕いだ直後は足がガクガクして歩き辛いが、それも運動している証拠と割り切って注意しながら歩いている。

 

余談だが、先週4人目の孫が誕生。賑やかになった。

先日、K大病院 神経内科を受診した際、「原発性側索硬化症(Primary Lateral Sclerosis: PLS)ではないか」と言われた。

この医師は、若いながらとても研究熱心で、これまで様々な検査(通常は行わないものも含めて)をして、消去法で病名を潰していくという作業を地道に続けてくれていた。

その結果、日本に100人しか居ないというこの病名にたどり着いたという。

 

 

ALS(Amyotrophic Lateral Sclerosis)と名前が似ていて、その一種とする説と別物とする説があるが、如何せん100人しか患者のいない病気であるため研究は進んでいない。

ALSが中枢神経と末梢神経が同時に損なわれるのに対して、PLSは中枢神経のみが損なわれるため、末梢神経系を調べる針筋電図検査では異常が出ないという。

進行性で治療法が無いのは同じだが、PLSの方が進行は遅いらしい。

 

確かに私の症状はPLSの症状と一致するところが多いが、過去にこの病名を候補に挙げた神経内科医は皆無だった。全国の有名大学病院や総合病院を数知れず回ったのにである。

恐らく神経内科医もその存在を知らないような病気なのだろう。

 

果たしてこの病なのだろうか!?

何れにしても治療は出来ないのだが・・・・。

私に似て毛深い息子が全身脱毛をした。

50~60年は毛が生えてこないらしい。(と言っても術後そんなに経過した人は居ないのだが)

何より良かったのは、毎朝ひげを剃らなくても良いことだという。

 

「私も脱毛をしたい」、と言ったら「黒いところに向かってレーザーを当てるので白髪は脱毛出来ない」と言われた。

その医療系脱毛クリニックでは、将来介護される時に備えて、白髪になる前にと30~40代の人達が大勢来るらしい。

用意周到な若者が居るものだと感心するが、そう言う若者はきっと身内の介護に触れる機会があったのだろう。

 

と言うことで、体毛にも白髪が交じり始め、もはや脱毛の機会を逸してしまった私は、脱毛では無く剃毛にトライしてみた。

剃毛と言ってもカミソリで剃るのでは無く、シェーバーの”キワゾリ刃”を使って、「剃る」と言うよりは「切る」感じ。

 

 

これが結構良い感じで、足などもカミソリで剃ったのと同じぐらい綺麗に切れる。

勿論、脱毛では無いので直ぐに生えてくるのだが、1ヶ月に1度ぐらいでも十分に効果がある。

普通の肌部分は、この”キワゾリ刃”を直接当てても大丈夫。

見えないところは介助者にやって貰えば尚良しだが、適当にやってもかなり綺麗になる。

但し、敏感なしわしわ部分(男性ならお分かり頂けるはず)は気を付けないと肌が切れて出血と言うことになるので要注意。そこはハサミで対応。

一度やり始めると毛深い部分がどんどん減ってきて、剃る(切る)のが楽になるので、次から次へと範囲が広がっていく。

 

これをやり始めてから、蒸れていた部分もすっきり。

洗うのも楽ちん。

毛深い方(を介護されている方も)は風呂場で一度お試しあれ。

最近、迷惑メールが急増しており、1日で数十件なんてざらです。

Gmailはある程度迷惑メールを除去してくれますが、PCでOutlookを使っている方は、どのように対処しておられるでしょうか?

 

一般的な対応方法は、迷惑メールにカーソルを合わせて右クリック、ドロップダウンリストから「迷惑メール」>>「受信拒否リスト」をクリックだと思いますが、これだけでは防ぎきれない場合、それに追加する私の対処方法をご紹介します。

 

1.「迷惑メールのオプション」を活用する

 

迷惑メールにカーソルを合わせて右クリック、ドロップダウンリストから「迷惑メール」>>「迷惑メールのオプション」に移動。

 

「オプション」のタブから迷惑メールの処理レベルを「高」を選択する。決まった相手からしかメールが来ない方は「[セーフリスト]のみ」を選択し、隣のタブの「信頼出来る差出人のリスト」にその相手のアドレスを登録します。

 

「インターナショナル」のタブから「ブロックするトップレベル ドメイン リスト」をクリック。

「すべて選択」をクリックして、メールが来る可能性のある国名だけチェックを外す。

普通は「日本」と「米国」だけチェックを外せば十分でしょう。

次に「ブロックするエンコードリスト」をクリック。

「すべて選択」をクリックして、「日本語」だけチェックを外す。(他の言語でメールが来る可能性のある方はその言語もチェックを外す)

 

「適用」をクリックして、「OK」をクリックする。

 

ここで「迷惑メールを迷惑メール フォルダーに移動せないで削除する」にチェックを入れると、意図していないのに迷惑メールと判断されたメールが削除されてしまうので、気を付けて下さい。

 

2.「ルール」を活用する

 

迷惑メールにカーソルを合わせて右クリック、ドロップダウンリストから「ルール」を選択する。

「仕分けルールの作成」をクリックして、「件名が次の文字を含む場合」をクリックしますが、類似の件名もブロックするためには当該メールの件名だけを登録するのでは無く、その一部だけを抽出して登録することをお勧めします。

 

その後、「アイテムをフォルダーに移動する」から「迷惑メール」のフォルダーを選択して、「OK]をクリックします。更に詳細な設定をしたい時は「詳細オプション」に進みます。

 

1.や  2.の操作の結果、万が一「受信トレイ」に入るべきメールが「迷惑メール」に振り分けられてしまった場合は、慌てずにメールにカーソルを合わせて右クリック、ドロップダウンリストから「ルール」を選択、「仕分けルールと通知の管理」から修正することが可能です。

 

なお、Amazon系の迷惑メールは、「reportascam@amazon.com」に転送すると素早く対応してくれて、暫くは来なくなります。また新手が現れますので「いたちごっこ」ですが。

 

ちなみに、最近よく来る迷惑メールは、証券会社系やカード会社系、宅配系、銀行系が主です。

詐欺に遭わないためには、メールに記載のURLをクリックしないで、ブックマークや公式サイトから入っていくことは常識です。