FXレポート
14日のニューヨーク外国為替市場ではドルが対ユーロなどで上昇。米連邦公開市場委員会が15日に利上げペース加速を示唆するかどうかに注目が集まっている。昨日発表の2月米生産者物価指数は前月比で0.3%増となった。予想は0.0%だった。前年比での上昇率は2012年3月以来の最大だった。
金融市場はイエレン連邦準備制度理事会議長が年内4回の利上げに前向きだと示唆するかどうかに注目しており、そうした場合、市場参加者は一段の利上げを織り込もうとする可能性がある。
【本日発表予定の主な経済指標】
18:30英国2月失業率
20:00米国MBA住宅ローン申請件数(万件)
21:30米国2月消費者物価指数(前月比)
21:30米国2月コア消費者物価指数(前月比)
21:30米国2月消費者物価指数(前年比)
21:30米国2月小売売上高(前月比)
21:30米国2月小売売上高・除自動車(前月比)
21:30米国3月NAHB住宅市場指数
03:00米国FOMC政策金利発表
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本日FOMC政策金利発表
時間 | 国名 | 国内/海外主要経済指標等 | 前回 | 予想 | 重要度 |
13:30 |
日本 |
1月鉱工業生産・確報値(前月比) |
-0.8% |
- |
△ |
18:30 |
英国 |
1月ILO失業率 |
4.8% |
4.8% |
〇 |
18:30 |
英国 |
2月失業保険申請件数(万件) |
4.24 |
- |
〇 |
18:30 |
英国 |
2月失業率 |
2.1% |
- |
〇 |
20:00 | 米国 | MBA住宅ローン申請指数(前週比) | 3.3% | - | 〇 |
21:30 | 米国 | 2月消費者物価指数(前月比) | 0.6% | 0.0% | 〇 |
21:30 | 米国 | 2月コア消費者物価指数(前月比) | 0.3% | 0.2% | 〇 |
21:30 | 米国 | 2月消費者物価指数(前年比) | 2.5% | 2.6% | ◎ |
21:30 | 米国 | 2月小売売上高(前月比) | 0.4% | -0.1% | ◎ |
21:30 | 米国 | 2月小売売上高・除自動車(前月比) | 0.8% | 0.1% | 〇 |
23:00 | 米国 | 3月NAHB住宅市場指数 | 65 | 65 | 〇 |
23:30 | 米国 | EIA・週間石油統計-ガソリン在庫(万バレル) | -655.5 | - | ◎ |
23:30 | 米国 | EIA・週間石油統計-留出油在庫(万バレル) | -276.6 | - | ◎ |
23:30 | 米国 | EIA・週間石油統計-原油在庫(万バレル) | 820.9 | - | ◎ |
03:00 | 米国 | FOMC政策金利発表 | 0.50-0.75% | 0.50-0.75% | ◎ |
05:00 | 米国 | 1月対米証券投資・短期債除く(億USD) | -129 | - | 〇 |
(重要度は◎が最も高く、以下〇、△の順となっています。)
>>>結果はこちら。
3月14日FX・CFD主要銘柄の動き
FX
EURUSD
終値 1.06042
必要証拠金48,674
変動幅 -0.450%
USDJPY
終値 114.751
必要証拠金45,900
変動幅 -0.096%
GBPUSD
終値1.21516
必要証拠金55,776
変動幅 -0.559%
商品CFD
XAUUSD(スポット金)
終値 1198.3
必要証拠金68,753
変動幅 -0.440%
CL_(WTI原油)
終値48.46
必要証拠金27,804
変動幅 0.124%
証券CFD
DJ_(米国工業30)
終値 20844
必要証拠金239,187
変動幅 -0.2012%
NK_(SGX日本225)
終値 19400
必要証拠金222,617
変動幅 -0.666%
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金、銀ともに小反落
金、銀ともに小反落。
金は、ドル高・原油安で前日安値を下回ったあと、再三の挑戦にもかかわらず1200ドルを維持して前日高値を突破したが、米利上げ観測でマイナスに転落した。
銀は、ドル高や金の下落で前日安値を下回ったあと、金曜安値を維持したことや、米インフレ上昇、金の反発で17ドルを上回ったが、米利上げ観測で値を消した。
原油は続落。
サウジアラビアが石油輸出国機構(OPEC)に申告した2月の原油生産が増加に転じたことに強く反応するなか、米原油在庫の増加見通しなど引き続き供給過剰懸念が重しとなり、期近は昨年11月30日以来の水準へ一段と値を沈めた。
大豆は続落、コーンは総じて反発。
大豆は、高寄りしたが、ブラジル生産高の上方修正やドル高加速、原油の急反落、飼料穀物の反落が圧迫、10ドル割れでテクニカル売りを誘い、年初来安値を更新した。安値拾いの買いで急回復したが、売り向われて10ドルを維持できなかった。
コーンは、大豆・小麦の反落やドル反発、原油の急反落、ブラジル
生産高の上方修正、主要移動平均割れによるテクニカル悪化で前日安値を下回ったが、360セントを維持したあとは、メキシコ向けの大口成約や小麦の反発で切り返した。
本日のアジア市場
3月14日のアジア市場でドル円は小幅に上昇した。
米国10年債利回りが反発したことをきっかけにドル買いが進んだが、本日からFOMCが始まることもあり、上値は限定的であった。
市場筋からは、「日経平均が小幅高という事もあり、下げ幅は限定的」との声もある。現在、ドル円は115.018で推移している。(19:39)
3月14日のアジア市場でポンドドルは軟調に推移している。
イギリスのメイ首相がEU離脱通告権限を与える法案を議会承認したことが、市場のポンド売りにつながっているとみられている
市場筋からは「ユーロ圏の政局問題が増えてきている」との声もある。現在、ポンドドルは1.21306で推移している。(19:43)
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