金、銀ともに小反落
金、銀ともに小反落。
金は、ドル高・原油安で前日安値を下回ったあと、再三の挑戦にもかかわらず1200ドルを維持して前日高値を突破したが、米利上げ観測でマイナスに転落した。
銀は、ドル高や金の下落で前日安値を下回ったあと、金曜安値を維持したことや、米インフレ上昇、金の反発で17ドルを上回ったが、米利上げ観測で値を消した。
原油は続落。
サウジアラビアが石油輸出国機構(OPEC)に申告した2月の原油生産が増加に転じたことに強く反応するなか、米原油在庫の増加見通しなど引き続き供給過剰懸念が重しとなり、期近は昨年11月30日以来の水準へ一段と値を沈めた。
大豆は続落、コーンは総じて反発。
大豆は、高寄りしたが、ブラジル生産高の上方修正やドル高加速、原油の急反落、飼料穀物の反落が圧迫、10ドル割れでテクニカル売りを誘い、年初来安値を更新した。安値拾いの買いで急回復したが、売り向われて10ドルを維持できなかった。
コーンは、大豆・小麦の反落やドル反発、原油の急反落、ブラジル
生産高の上方修正、主要移動平均割れによるテクニカル悪化で前日安値を下回ったが、360セントを維持したあとは、メキシコ向けの大口成約や小麦の反発で切り返した。