私は短大に通ってる時に
重度・最重度
知的障害者入所施設
に、2週間泊まり込みで
実習に行ったことがありまして。
後に妊娠・出産し、
生まれた長男が
自閉スペクトラム症、知的障害児と
診断されることになり
10年以上前のたった2週間の経験が
今の自分に大切な経験だったんだなって
気づきました。
私が実習に行った入所施設は
40歳〜65歳くらいの
重度と最重度の知的障害者が
暮らしている施設でした。
(当時はわからないけど、今は日常生活能力の判定とIQ21〜35が重度、〜20が最重度です)
重度の方は
食事、入浴、着替えなどの支援が必要で
1人で行動するのは難しい。
簡単な会話は出来る方は多い。
最重度の方は
生活全般の介助が必要で
会話も難しいという方が殆どです。
それまで障害とは無縁と思い込み
生きてきた私にとっては
とてもインパクト大な施設。
そこでみたのは
【強度行動障害】の数々だったんです。
自閉症を深く学ぶために、強度行動障害支援者養成研修を受けました。
強度行動障害の頻度が多い方は
やっぱり最重度の方で。
私たち実習生にはもちろん何も対処できず。
(そのような行動がみられたら、離れて職員を呼ぶように言われていたけど基本実習生だけで施設を行動する時間は移動する時くらいだったので常に職員さんがいた。)
その行動を見ていると
自然に涙が出るほどでした。
1番みてて辛かったのは
自傷行為です。
命の危険があるくらいの自傷。
壁に全力で突進したり
強い頭突き、引っ掻きなど。
それを目の当たりにして
当時の私は何を感じたんだろうか。
インパクト強すぎて思い出せない。
強度行動障害支援者養成講座の
基礎研修・実践研修を受けて
あの短大時代の
2週間の実習でみた光景を振り返ると
福祉の業界で人が足りない。
強度行動障害を持つ障害者の老老介護は不可能。
そのように感じます。
そして若さが必要だな、とも思います。
私の施設実習の担当の職員さんは
若めのマッチョな男性だったのですが
行動障害が出た入所者さんを止めるのは
だいたいその人でしたね。
その男性職員さんが休みの日は
他の男性職員さんが止めていたのかな。
私も今長男が4歳だから
まだ(妊婦だけど)癇癪になったときに
ギュッと体を抑えて
落ち着かせてあげることが出来るけど
体が大きくなって
力が付いてきたら難しいだろうな。
実習中の担当の職員さんが
「毎日障害者を支援しているけど、これが例えば知らない障害者が電車の中で癇癪になっていても、上手く止められることはできない。」
と言っていました。
入所者さん一人一人を理解しよう毎日向き合って
施設全体でトライアンドエラーを
繰り返していると。
この話の意味も
自閉症を深く学ぶために、強度行動障害支援者養成研修を受けました。
これを受けたから、今なら理解出来るなぁ。
長男が1歳児の頃
私はとても自傷行為に頭を悩ませていました。
(頭突き)
コミュニケーションが取れない悩みより
自傷行為に危険を感じていて
そちらの悩みが強かったです。
(まぁ深い話をすれば自傷行為はコミュニケーションを取れないが故になんだけど)
それを相談したことで
後に診断や、愛の手帳取得、療育に
繋がっていくのですが‥
短大時代に貴重な経験をさせてもらえたなと
感謝していると共に、
障害福祉をもっと学びたい
長男のことをもっと知りたい
今はそんな風に思っています。
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