地球日記 -7ページ目

26日目:リトアニア ヴィリニュス

$地球日記-三つの十字架の丘

$地球日記-ヴィリニュス大聖堂


クライペダを夜に出発し、リトアニアの首都ヴィリニュスへ到着したのは朝の5時だった。
8月だというのに息が白いほど寒い。
「地球の歩き方」に載っている安宿は満室だったので、オールドタウンの中心街のYHにチェックインをした。
夜行バスの疲れもあり、チェックインすると直ぐに寝てしまった。


昼前に起き、市街へと出かけてみた。
もう何度も見飽きた、石畳に石造りの家に教会という3点セットはここも変わらずだが、
ヴィリュニスは街中十字架だらけだ。
そこかしこに十字架が掲げられ、町の中心にはやはり「十字架の丘」があり、頂上には3つの十字架が一つになった変わった十字架がある。
かなり急な上り坂の上にあるその十字架の下で、市民や観光客が眼下に広がるヴィリニュスの市街を眺めていた。

私も一旦は丘の上から街を眺め、さてどこへ観光に行ってみようか、と思案をするも、
特にこれと言って興味を引くものが出てこない。
聖アンナ教会は北の国から南下してきた私にとって、今までの国では見たことのないゴシック様式で一瞬目を引かれた。
しかしケディミナス城などは正直大した事はない。
やはり慢性的な「ヨーロッパ三点セット飽き病」からは抜けられない。

悶々としながら十字架の丘から帰る最中に、聖ペテロ・パウロ教会という大きな教会があったのでとりあえず入ってみた。
すると入って一瞬にしてその内装の美しさに度肝を抜かれた。
白く、華麗な装飾が頭上に広がり、まるで巨大なデコレーションケーキの様だ。
私は建築には興味も薄く、ゴシックだロマネスクだ、といのは全く分からない。
ただそんな素人でも引き込まれる分かりやすい魅力が聖ペテロ・パウロ教会にはある。
今まで見た教会の中で最も美しい内装だ。
目新しいものを見つけ心踊り、ヴィリニュスへの印象が一気に明るくなった。

“貴重な物”や“古い物”というと、旅行中はそれを見なければいけないという脅迫観念の様なものがあるが、はっきり言って興味は薄い。
“もう二度と見られないかもしれない”と言われるとさらに“見ておかなければ”といプレッシャーがかかるものだ。

しかし今の自分は毎日旅行しているのである。
興味の出ない“貴重な物”を無理やりありがたいと思い込んで観光する必要は全く無い。
“綺麗”で“すごい”、単純に感性に働きかけてくれるものが見れればそれでいい、そう思えてきた。

$地球日記-聖ペテロ・パウロ教会


『使用金額』:89.16リタス
ユースホテル2泊分(78) リフト乗車(1) ケディミナス展望台(2) パン×2(1.75) パン(0.59) 
チョコ(0.99) ラーメン(0.31) サラダ(1.92) スープの素(0.89) ジャガイモ×4(0.91) 
葉書(0.8)