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フィアット 500X。しばらく走行していると、トランスミッションの警告灯が点灯する、との事での入庫。

 

警告灯が点灯するだけで、乗っていて調子が悪いことはないという。この車両は、4WD ではなく FF のタイプなので、ステップA/TではなくDCT を採用している。入庫時に警告等が点灯していたので、工場内に移動しようとしたところ、シフトレバーが P から動かない。別の仕事をするために、しばらく放置して戻ってみると、シフトレバーが動くようになっていた。工場内に移動して、テスタで診断すると、P07B4-00 パーキング・ニュートラル・スイッチ関連のフォルトが入っていた。

 

熱の影響のようで、エンジンをかけてそのままにしておくと、フォルトも現在故障になり、シフトレバーが動かなくなった。フェイルセイフでシフトロックをかけているようである。エンジンを切り、しばらく冷やすとまた過去故障となり、シフトレバーは動くようになった。D レンジで走っている分には影響がなく、P に入れてた後にすぐ動かすことがなければ問題ないため、お客様も気が付かなかったようである。パーキング・ニュートラル・スイッチを交換。

 

症状が出なくなった事を確認して、修理完了です。

交換したセンサをばらしてみた。接触式のセンサかと思ったら、磁気センサを使用していた。

 

 

アルファロメオ ジュリア ヴェローチェ。スタートボタンを押してもスタータが作動せず、エンジンがかからない時がある。今までは再現性がなかったのだが、近頃頻発してきた、との事での入庫。

 

テスタで診断してみると、P-26E4-00 スタータリレーに関するフォルトが入っていた。

 

工場内で点検すると、幸いな事に症状が出てくれた。スタートボタンを押すと、スタータリレーの 85端子に電圧がかかり、カチッと作動音が聞こえる。しかし 87端子には電圧がかからない。30端子にはバッテリ電圧がかかっており、また 86端子の電圧も0Vであった。

何回か点検をくり返していたが、そのうちに症状が出なくなってしまった。そのリレーを抜取り、スタートボタンを押すと上記の P-26E4-00 のフォルトが入ることから、リレーの不良と判断し、リレーを交換した。

 

点検した結果から、リレーの接点不良と考え、リレーをばらして接点を見てみると、とても綺麗な状態だった。これで接触不良が起きるのだろうか?

 

どうも腑に落ちないので再度このリレーを取付けてみたが、症状が出ない。

どうにか再現させようと、別の中古リレーを接点が付かないように変形させて、取付けてみた。

 

とうぜん、エンジンはかからない(スタータは作動しない)のだが、フォルトが入らない。症状発生時にはスタートボタンを押すとすぐにフォルトが入ったのだが、今回はフォルトが全く入らない。てっきり、接点側(30、87端子)を監視しているのかと思ったが、コイル側(85、86端子)がフォルトの原因だったようだ。ただし、症状発生時はコイルは作動し(カチッと音がし)て、87端子に電源がかからなかったのだが...。いずれにしてもリレーの不良は間違いない。

リレー交換後、症状が出ないのを確認。お客様も、その後不具合は発生していないと言う。ちょっとスッキリしないが、修理完了です。

 

今回の症状はエンジン始動時だけでなく、アイドリングストップからの再始動でも起きる不具合だが、お客様はいつもアイドリングストップを切って運転していた為、気づかないだけで、割と頻発していたのかもしれません。

アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェ。クーリングファンが高速で回りっぱなしになったので、エンジンルームをみたら、LLC が減っていた、との事で入庫。

 

エンジンルームをのぞくと、トランスミッションの上に水(LLC)が溜まっているのが確認できた。

 

どこからの漏れなのか点検していくと、サーモスタットからで、サーモスタットに樹脂製のユニオンが取付られているのだが、割れかかっているようで、指で軽く押すと亀裂が確認できた。

 

サーモスタットを交換。ちなみにこの1750エンジン、EURO6 から電気制御式のサーモスタットを使用している。LLC を充填、不具合が解消された事を確認して、修理完了です。