イーグルオートのブログ -8ページ目

イーグルオートのブログ

イーグルオートのGiornaliero

ランチア Y(イプシロン 840)。A/Cが効かない、との事での入庫。

 

A/Cスイッチを押すとコンプレッサのマグネットは作動するので、ガスが足りないのかと思い、マニホールドゲージをつなぐと低圧側が負圧。エキスパンションバルブの詰まりのようである。

 

この車のエキスパンションバルブは、HVACユニット内部にあるので、HVACユニットを取外す。

 

 

さらに分解してエバポレータを取外す。

 

エキスパンションバルブには茶色のサビのようなものが見える。

 

同じくレシーバドライヤも。

 

レシーバドライヤを切断してみると、フィルタは茶色に染まっていた。

 

エキスパンションバルブとレシーバドライヤを交換。A/Cホース等も交換したかったのだが、古い車のため部品入手が困難だったので、念入りにエアブロー清掃をおこなった。全てを組付け、A/Cガスを充填。症状が解消されたことを確認して、修理完了です。

 

 

ランチア デルタ(844)1.8ターボ。運転席のドアが、内側から開かなくなった、との事での入庫。

 

開けられないのは運転席のみで、アウタハンドルを使えば開けることはできる。デッドロック機能の不具合かと思い、点検するためにドアトリムを外すと、小さな破片が落ちてきた。

 

単純に、ドアロックケーブルのインナハンドル接続部が折れただけだった。

 

ドアロックを交換。

 

全てを組付け、不具合が解消されたことを確認して、修理完了です。

 

アルファロメオ ジュリエッタ ヴェローチェ。エンジンチェックランプが点灯している、との事で入庫。

 

お客様の話では、エンジンの調子は悪くない、との事。テスタで診断してみると、P0139-16 リアラムダセンサに関するフォルトで、信号電圧が閾値より低いことによるものであった。

 

テスタでパラメータを点検してみると、リアラムダセンサの信号は、1.4V となっていた。

 

1.4V?閾値より低いフォルトなのに?このリアラムダセンサは、A/Fセンサではなく、従来通りの酸素濃度センサなので、基本的に 1V 以上とはならないはず。

サーキットテスタで測定しても1.4V。ヒータ回路の電圧がまわりこんでいるのか?センサのコネクタを外すと、この1.4V はECU 側から出力しているものであった。

 

完全に暖機状態にし、サーキットテスタで、外したセンサコネクタでリアラムダセンサの信号電圧を測定してみると、0V。センサは不良のようなので、交換。

 

交換後、テスタでパラメータを点検。エンジンをかけてしばらくは、リアラムダセンサの電圧はやはり1.4V だったが、そのうちに0~1V の数値を表示するようになった。

 

イグニッションオンの時からECU が1.4V 出力しているようで、リアラムダセンサが信号を出すようになると、ECU が出力を止めるようである。昔のボッシュのシステム(初期のモトロニック)で、やはりECU が0.5V 出力しているのは見たことがあったが、今回のパターンは知らなかった。

 

不具合が解消されたことを確認して、修理完了です。