ランチア Y(イプシロン 840)。A/Cが効かない、との事での入庫。
A/Cスイッチを押すとコンプレッサのマグネットは作動するので、ガスが足りないのかと思い、マニホールドゲージをつなぐと低圧側が負圧。エキスパンションバルブの詰まりのようである。
この車のエキスパンションバルブは、HVACユニット内部にあるので、HVACユニットを取外す。
さらに分解してエバポレータを取外す。
エキスパンションバルブには茶色のサビのようなものが見える。
同じくレシーバドライヤも。
レシーバドライヤを切断してみると、フィルタは茶色に染まっていた。
エキスパンションバルブとレシーバドライヤを交換。A/Cホース等も交換したかったのだが、古い車のため部品入手が困難だったので、念入りにエアブロー清掃をおこなった。全てを組付け、A/Cガスを充填。症状が解消されたことを確認して、修理完了です。