フィアット 500X トランスミッション警告灯点灯、修理 | イーグルオートのブログ

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フィアット 500X。しばらく走行していると、トランスミッションの警告灯が点灯する、との事での入庫。

 

警告灯が点灯するだけで、乗っていて調子が悪いことはないという。この車両は、4WD ではなく FF のタイプなので、ステップA/TではなくDCT を採用している。入庫時に警告等が点灯していたので、工場内に移動しようとしたところ、シフトレバーが P から動かない。別の仕事をするために、しばらく放置して戻ってみると、シフトレバーが動くようになっていた。工場内に移動して、テスタで診断すると、P07B4-00 パーキング・ニュートラル・スイッチ関連のフォルトが入っていた。

 

熱の影響のようで、エンジンをかけてそのままにしておくと、フォルトも現在故障になり、シフトレバーが動かなくなった。フェイルセイフでシフトロックをかけているようである。エンジンを切り、しばらく冷やすとまた過去故障となり、シフトレバーは動くようになった。D レンジで走っている分には影響がなく、P に入れてた後にすぐ動かすことがなければ問題ないため、お客様も気が付かなかったようである。パーキング・ニュートラル・スイッチを交換。

 

症状が出なくなった事を確認して、修理完了です。

交換したセンサをばらしてみた。接触式のセンサかと思ったら、磁気センサを使用していた。