アバルト プント エヴォ。クラッチペダルを踏んだら、そのまま戻ってこず、クラッチが切れなくなってしまった、との事での入庫。
ブレーキフルードのレベルを点検すると、かなり少なくなっていた。どこかから漏れているようで、フルードを足しエア抜きすると、クラッチは正常に作動するようになった。マスタシリンダや配管を点検したが、漏れはない。あとはレリーズシリンダだが、CSC (concentric slave cylinder)タイプなので点検、交換にはトランスミッションの取外しが必要となる。この車のパワートレイン搭載位置は左に寄っていて、エンジン側(タイミングベルト側)は、かなり余裕があるのに、トランスミッション側は、6速という事もあってか、ボディとの隙間はかなり狭い。サービスマニュアルを見ると、トランスミッションの脱着はパワートレイン(エンジン、トランスミッション)Assy 脱着が必要との事。トライしようかと思ったが、素直に従った。
やはりレリーズシリンダからの漏れであった。クラッチもかなり磨耗していたので、ディスク、カバーの他オイルシール等、交換。
エンジンが降りているので、その他点検すると、タイミングベルトに多数のクラックがあり、状態はよくない。
お客様と相談した結果、タイミングベルトやウォータポンプなども交換することになった。作業を進めてスパークプラグを外すと、1番、3番シリンダのプラグがエンジンオイルに浸かっていた。
プラグホールエクステンションからのエンジンオイル漏れで、こちらも追加作業。
エクステンションを取外し点検。損傷等はないので、シーリングして組付け。
全てを組付け。LLCやエアコンガスを充填。不具合が解消された事を確認して、修理完了です。
















