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マセラティ クワトロポルテ(M139) 4.7。メータ内の外気温の表示がおかしい、との事で入庫。

 

表示する温度は、実際の外気温に近い時もあれば、そんなはずはないだろう、という時もある。外気温度センサの不良だが、この車のセンサはドアミラーの中に設置されている。またセンサの単体供給はなく、ドアミラーアッセンブリの交換が必要となる。温度の表示だけの問題ならいいのだが、オートA/Cの制御にからむ可能性があるので、修理する事に。部品を調べると、国内欠品中、本国も在庫なし。

 

この車より前のマセラティで外気温センサのみが供給されている車もあり、弊社にもセンサの在庫があったので、それが利用できないか調べてみた。現状のセンサの抵抗値はあてにならないので、ドアミラーのコネクタより、外気温センサのピンのみ切離し、そこに在庫のセンサを取付けると、外気温度と同じ表示が出た。サーミスタの特性は同じようなので利用可能と考え、ドアミラーを取外し分解する。

 

古いセンサの配線を切り、新しいものを取付る。形状は少しちがっていたが、簡単な加工で対応できた。すべてをもとに組付け。不具合が解消された事を確認して、修理完了です。

アルファロメオ 75 ツインスパーク。エンジンの力がない、との事での入庫。

 

アイドリングはミス等もなく綺麗に回っている。近所をぐるりと走行してみたが、息つき等もなく吹けあがる。こんなものかな、と思いながらお客様と話をすると、確実にスピードが出なくなった、というので高速道路を走行。すると納得、吹けがわるくスピードもでない。

リフトにのせ、何げなくマフラーをみると、なにか異物が...。

 

引きずりだすと、長いひも状のものが出てきた。それを取除いたあと走行すると、次から次へと同じものが出てくる。リアサイレンサ内部で消音剤が詰まって、力が出なくなっているようである。

 

リアサイレンサを交換。症状が出なくなったことを確認して、修理完了です。

アルファロメオ 156GTA。ルームランプが点灯しない時があるとの事での入庫。またフォグランプも点灯しないこともあるようだ。

 

案の定、入庫した時は正常に作動している。お客様にくわしく聞いてみると、毎回ではないが朝一番に症状が出て、一度正常になると、その日はもう症状が出ないそうだ。また、ルームランプ、フォグランプの不具合は同時に発生して、どちらかが直るともう一方も正常になるとの事。それぞれ、スイッチやリレーの故障かと思ったが、同時に発生するとなると、違うかもしれない。配線図で確認してみると、ルームランプの電源、フォグランプリレーの作動はボディコントロールユニットが制御していた。それぞれ確認できるよう、サーキットテスタを接続して症状の発生を待った。

翌日、症状が発生。やはり、ボディコントロールユニットからルームランプへの電源が供給されていない。またフォグランプスイッチ入力をしても、フォグランプリレーが作動しない。その他に気づいたのはフロントのパワーウィンドが作動しない。これもやはりボディコントロールユニットが制御していて、パワーウィンドスイッチのイルミネーションも点灯していなかった。(イルミネーション用電源も、ユニットが供給している。)

 

この時、ボディコントロールユニットの+15、+30、アースを点検すると、すべて正常であった。ボディコントロールユニットの不良である。ユニットを交換。症状が解消されたことを確認して、修理完了です。