仲睦まじいカルガモに遭遇
今年は、近所を流れる用水路でカルガモを目にすることができた。
ツガイかな。
これから繁殖に勤しむのだろうか。
用水路の近くには川があり、そこにもカルガモは集う。
しかし、そちらには近づいてほしくない。
ヌートリアが潜んでいるからだ。
草食性なので、カルガモを捕食することはないが、
いたずらや防御本能で危害を加えることがあるかもしれない。
そんな心配が頭をよぎったのだ。
私は川にも足を運び、ヌートリアがいないか確かめることにした。
最近、遭遇することが減ったので、市が駆除したのかもしれない。
それでも気は抜けない。
巣のような痕跡がいくつも残っているからだ。
その数と位置を記憶に留めてから、その日は帰路についた。
この頃、川べりの散歩が、生き物の生態を観察するパトロールのようになってきた。
せっかく得られた情報を誰かに教えたいので、
頼まれもしないのに妻や娘たちにLINEで写真を送りつけている。
それでも飽き足らず、ブログにも書いてる。
自己満足でも楽しければそれでいいのだ。
このまま気が済むまでパトロールを続けたい。
そのうち、家族も私のLINE報告を待ち望むようになるかもしれないし・・・。
ありえないけれど、希望は捨てない。
オディロン・ルドンの展示会
備忘録。
「オディロン・ルドン 夢の交叉 ―画家として、批評家として―」
ヤマザキマザック美術館で開催された展覧会の感想を記しておきたい。
フランス近代絵画の巨匠、オディロン・ルドンの作品は何度も目にしている。
それでも、この展示会には、足を運びたくなる理由があった。
ルドンが論評した芸術家たちの作品をルドンの言葉を引用しながら展示しているのだ。
俎上に載せられた画家は、ドラクロワ、クールベ、ロダン、ボナール、ピサロなど。
忖度いっさいなしの鋭い批評が、絵画鑑賞の味わいを深めていた。
こんな展示会の手法があったとは!
論評に好き嫌いがはっきりしているルドンの人間らしさが滲み出ていて、
全部読まずにはいられなかった。
絵を観る時間より、文章を読んでいる時間の方が長かったかも。
ルドンの作品は幻想的なのに、物言いは極めて明快。
そのギャップがおもしろかった。



