
飯台にかばんを置く行為
私は、食事をするテーブル(飯台)にかばんを置く行為を忌み嫌う。
大衆酒場のテーブルも例外ではない。
この夜、隣に座った同年代の男性が、何の迷いもなく、
使い込んだ皮のトートバッグをカウンターのテーブルに置いた。
かなり大きなバッグだから、あきらかに私の領域を侵犯している。
侵犯自体は気にならない。
狭い店だ、窮屈がイヤなら来るべきではない。
だが、テーブルにカバンが置かれたことが不愉快で
「申し訳ないですけど、カバンは下に置いてください」とお願いしてしまった。
男性は、穏やかな声で「失礼しました」と言って、すぐにそうしてくれた。
そのやり取りを目にした店員が、すぐにカゴを持ってきた。
(最初から差し出せば、男性がテーブルにカバンを置くことはなかったのかもしれない)
そのあと私は、自分は心が狭いのかなあと自問自答しつつ酒を飲んだ。
スマホのテレビCMで、父親に設定された白犬が、食べ物屋のカウンターに手を置く場面があるが、
私は何度目にしても不快感がつきまとう。
板前さんにとってカウンターの白木は神聖な場所だと思うから腹立たしささえ感じる。
冒頭にもどるが、男性とはほぼ同年齢で属性にも近いものを感じた。
しかし、テーブルにカバンを置くことの是非においては、真逆の価値観を持つ。
その違いは、性格なのか、人間の器量の問題なのか、それとも育ってきた環境なのか。
単なる衛生観念の違いではないはずだ。
ただ一つ、これだけはわかる。
その男性とは、親しい友人にはなれないだろう。
いちいち気になる自分の方が、その男性より損をしているような気持ちになった。
大叔父はマレー沖海戦に出撃した搭乗員だった
本日は、マレー沖海戦が勃発した日。
マレー沖海戦とは、日本海軍航空隊とイギリス東洋艦隊による戦いで、
日本海軍の陸上攻撃機がイギリスの最新鋭戦艦プリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスを撃沈し、
航行中の戦艦を航空機のみで撃沈した世界初の事例となった。
私の大叔父は元山航空隊の一員として参戦し、私は子どもの頃から、
この大叔父の戦歴や心温まるエピソードを家族および親族から何度も聞かされてきた。
ブログにも大叔父のことを綴った文章を幾度も投稿してきた。
マレー沖海戦が行われたこの日に合わせて、そのいくつかをご紹介させていただく。
上記の写真は、鈴鹿航空隊時代のもの。
「待機ス」という言葉が添えられている。
大叔父のエピソードをもとに児童向けの小説も上梓した。
『約束のつばさ』 発行:ゆいぽおと 発売:KTC中央出版





