でも、いつまで経ってもミスが多発するのは、計算ミスの範疇を外れていますね。
a.四則計算の力量が不十分である
b.覚えきれないのに暗算でしかしない
c.字が汚くて自分の字を読み間違える
d.計算のきまりが理解できていない
e.面倒くさがりであるが、手の抜き方が間違っている
だいたい、このようなところでしょうか。
a.は足し算の九九に相当する5や10の補数がパッと出ない、九九の計算に時間がかかる、あるいは覚え違いがある場合。
b.は筆算が嫌いで、暗算を多用。でも繰り上がりや繰り下がりを忘れたり、途中の計算結果を覚え違える場合など。
c.は文字通り、6と0や1と7を見間違う。あるいは筆算の縦の数字がずれていて違う桁を足したり引いたりしてしまう。
d.は四則混合計算で、計算の順序や()の外し方を間違える場合。
e.は色々な症状があります。手を抜き式を書かないから計算を間違う。筆算を始めるけれど暗算を併用しながらやるのでミスをするなど。
ミスがなくならない内は、式の変形も途中経過を手抜きせず書き、計算もノートの隅にではなく、大きく書いて筆算をする。
まじめにコツコツとやるしかないと思うのです。
それができないのでミスがなくならないのですが。
こういう生徒には「急がば回れ」ということわざを身に沁みて欲しいです。
本当に自分から直そうと思わない限り、計算ミスはなくなりませんね。(羊)
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