簡単!フランス菓子レシピ! -9ページ目

ムース・オー・ショコラ

連日暑さが続いていますが、もう少しの辛抱だと思って、やっています。

今日は、フランスでは、ムースといえばこのチョコレート入りのムースの名が思い浮かぶほど有名です。レストランやカフェでの食後のアントルメとして欠かすことができないものです。本来、デザート菓子は、お菓子屋さんで売られるものではないのですが、最近では、パリのお菓子屋さんのショーケースにも、一人前ずつアルミカップに入ったムースが見かけられます。

ムース・オー・ショコラそのものをアントルメとしていただくのはもちろんですが、スポンジ生地の間にこのムースをはさんだり、ケーキの回りをムースでおおったりと、クリームのように扱うこともあります。また、このフワリとしたムースを冷凍庫で固めたものをムース・グラッセと呼び、これもアントルメとして知られています。

このお菓子は作り方が簡単ですし、なめらかな口当たりと、香り高いチョコレートの味は、誰にでも好まれるせいでしょうか、家庭でもよく作られるデザートです。そのうえ、バヴァロアなどのように冷やし固めたあと、型から抜く必要がありませんから、より手軽です。

ぜひお試しください。それでは。

ムース・オー・シトロン

今日も異様な暑さが続いています。こういうときこそさっぱりしたお菓子はいかがでしょうか。

このお菓子は、レモン汁の入ったさっぱりしたムースです。ムースというのは、フランス語で「泡」または「苔」の意味で、きめ細かい卵白の泡と、まさに苔のようななめらかな口当たりは、冷たくしていただくデザートにぴったりです。フランス料理に供される温かいムースもありますが、お菓子のムースは冷やし固めたものがほとんどです。

お菓子のムースは、普通、果物のジュースやピュレ(果物を裏ごしたもの)に卵黄、ゼラチンなどを加えて、生クリームや卵白を泡立ててまぜこみ、フワフワの弾力のある生地を作り、これを冷蔵庫で冷やし固めます。ことにゼラチンを使ったムースは、冷蔵庫に入れてから一、二時間後が食べごろですが、もし一晩冷蔵庫に入れておくような時は、ゼラチンの量を控えましょう。

とにかく、冷たいデザートは、暑い盛りに、食べる側にとってはもちろん、作る人にとってもオーブンを使わないで済みますので、おすすめです。ぜひ試してください。

それでは。

グラス・ヴァニーユ(2)

すごい暑さです。このような時は、冷たいもので体を冷やして、熱中症に備えましょう。

今回は、フランスにおけるアイスクリームの歴史をたどってみることにしましょう。

1533年、イタリア、フローレンスのメディチ家のカトリーヌ姫が、のちの、フランス国王アンリ二世のもとへ嫁いだ時、イタリアから料理人、召使のほか氷菓職人も連れてきたのです。こうしてフランスにおいて氷菓は広まり、更にヨーロッパ全土に伝わっていきました。同じころ、フローレンスで氷に塩を加えることによって低温にできることが発見され、グラスの製造は大変な進歩をとげるのです。

1651年頃、パリでプロコピオ・コステリというシシリア人がカフェを開業し、初めてグラスやソルべ(シャーベット)を売り出しました。パリっ子達は、すぐにこの目新しいアントルメを好むようになり、17世紀も後半になるとパリだけでも250軒にのぼる店でグラスが売られるようになったのです。そして、18世紀の終わり頃になると、アントルメとしてのグラスは完成の域に達し、豪華な食事を終えるのにグラスはなくてはならないものになりました。

現在では、冷凍技術の進歩により家庭でも一年中味わえるようになりましたが、市販のものと一味違うものを家庭で作ってみてはいかがでしょうか。

それでは、今日はこの辺で。