特注家具と既製家具との大きな違いは

意匠の統一性です。


既製家具は言わば単品。

これに対して

特注家具はセット品と言えばわかりやすいかと思います。

つまり

どんな立派な既製家具であってもその場所に置かれるだけですから
他の意匠にそぐわなくともしかたがないのです。

一方
特注家具のコンセプト作りの時には

設置する場所だけではなく、その場所から見える他の部屋の意匠との
統一性を図ることは基本中の基本なのです。

ところが
そのことさえ意識されずにただピッタリの寸法で納めて
特注家具ですと言ってしまうところも多いのも事実です。


簡単に言うと

リビングにあるTVボードからオープンキッチン、階段へと続く
意匠には家具の形の一部とか、カベの一部とかに
統一性を持たせたらまさにその家の為の特注家具になるということです。

ですから
自分の場合は
一つの形に拘るだけではなく、
全体を見渡した上でのコンセプト作りというものを
意識するようにしています。



$特注キッチン・家具設計|k-design/札幌