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道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

4月27日から、休暇をもらい、
成田からパリにたちました。

この休暇については、早くから申請してあり、
会社の方からも当然、了解はもらっていました。

普段の通常業務に関しては、特に支障がないように手配はしていたのですが、
ちょうどGWのタイミングで、一プロジェクトで進行中で、
その時期に自分が抜けてしまうということで、
前夜、夜中12時まで会社で仕事して、ほぼ終電で自宅に戻りました。

まったくスーツケースの準備をしておらず、
まず、夕食を済ませ、シャワーを浴び、疲れていたので仮眠を取り、
4時前に起きて、全力でスーツケースの準備を済ませ、出発しました。

自宅は川崎で成田まで、いろんな行き方がありますが、
その時は、京浜急行でちょうど成田空港行きがあり、
乗り換えなしで空港までつきました。

家で寝る時間が取れなかったので、車中は爆睡で、
終点の成田空港駅で目が覚めたのですが、
見渡しても、自分がのるべき香港の航空会社CATHAY PACIFICがなく、
ターミナルが異なることに気づき、連絡バスで移動しました。

今回はスーツケースの他に、炊飯器を持ってくるように頼まれており、
炊飯器の段ボールむき出しは、旅行に来た中国人みたいで、
少し気が引けたので、大きな紙袋に手荷物として持ち込みました。

普段は、全然アルコールは摂取しないのですが、
バカンスであり、遅くまで仕事をしたほうびとして、
搭乗を待ちながら、モーニングビールを堪能しました。

$道玄坂で働くベンチャー課長-photo.JPG

そんなわけで、まずは経由地である香港に向けて出発したのでした。。


皆さんが海外に行かれる目的の一つは観光ですが、
もう一つはショッピングですよね。

今回はフランスにおける免税方法について紹介します。

旅行で行く場合は、当然フランスに一時的に滞在しているのであって、
居住しているわけではないので、免税の権利があります。

買って自動的に免税になるわけでなく、
きちんと購入時および購入後、手続きをしなければなりません。

結論的にいうと、割引というよりも税込価格で購入し、
税金分はキャッシュバックされる仕組みです。

今回、滞在時にいろいろ購入するものがあったので、
免税手続きをしたのですが、正直けっこう面倒です。

フランス語がわかる自分でさえ、そうなので、
フランス語がわからならければ、余計に難しいかもしれません。

まず、商品購入時の会計でデタックス(免税)は、
可能かどうか店員に尋ねます。

正確ではありませんが、デタックスの対象になるのは、
100ユーロ以上とか一定額以上という決まりがあったと思います。

デタックス希望の旨、伝えるとパスポートを求められ、
渡すと用紙に記入してくれます。

レジでその手続きをするところもあれば、
ショッピングセンターの別のカウンターでという場合もあります。

税込価格で支払いを済ませ、パスポートとともに、
そのデタックスの用紙を渡されます。

第一ステップはそれで完了です。

第二ステップは、空港です。

パリの場合はシャルルドゴール空港がメインですが、
そこにDETAXの税関カウンターがあるので、そこで、
帰りの便の航空券とパスポート、デタックスの書類の3点を
提示すると書類に税関のスタンプを押してもらえます。

(画像)

場合によっては購入した商品の提示を求められることも
あるそうですが、大抵は書類だけで大丈夫なようです。

それで第二ステップ完了。

あとは空港内にある両替所(TRAVELEX)で、
書類を渡せば、税金分、ユーロで受渡してもらえますが、
窓口によってユーロでの受渡しをしておらず、
円かドルだけの場合もあるので、注意が必要です。

これですべて完了です。

税金の率だと購入額の10%ぐらいに相当するので、
5万円の商品であれば、5千円戻ってくることになり、
デタックスできるのであれば、絶対にした方が得です。

免税(デタックス)に関しては、
こちらに詳しく説明されているのでご参照ください。

免税の方法について(英語)
http://www.global-blue.com/traveller-services/tax-free-shopping/tax-free-shopping/

以上、フランスの免税に関する話でした。。
機中でふと考えました。

飛行機をドラフティングさせることができないか?

ドラフティングとは、自転車のロードレースで、
頻繁に行われることで、前の走者の後ろにピッタリつくことによって、
空気抵抗を大幅に軽減でき、エネルギーをセーブしながら走行できます。

そのドラフティングの原理を飛行機にも適用させてしまおうという
大胆な試みです。

スピードにも異なりますが、スピードが速ければ速いほど、
空気抵抗が増大するので、一般的に30%から50%、
エネルギーをセーブできるといいます。

自転車の場合は、集団の編隊を組んで走りますが、
当然、グループの先頭を走る選手は、もろに空気抵抗を
受けながら走るため、人一倍消耗が激しく、
先頭をグループ内で交代しながら走ります。

これを飛行機に適用させるとどうなるか?

とりあえず単純化するために2機の飛行機にします。

イメージとしては2機が前後で縦に並んで飛行している状態です。

後ろの飛行機は、空気抵抗が少ない分、
フルスロットルにしなくても、前の飛行機と
同じスピードで飛行することが原理的に可能です。

ただ、飛行機の場合、自転車と異なり、
空気抵抗で揚力を得ているので、
「空気抵抗が軽減=揚力軽減」になり、
気圧の低いエアポケットで飛行機が突然、急降下するように、
後ろの飛行機も気圧が低いので、一時的に落下することになります。

飛行機のドラフティングで最も懸念されるのは、
飛行機同士の接触事故ですが、
飛行機の操縦もかなり自動化されてきており、
自動車のアイサイトみたく、渋滞時に前の車に自動的に
追随してくれるというような仕組みを飛行機にも組込むようにすれば、
まったく実現不可能ではないと思います。

燃料費は相変わらず高騰しており、ボーイング社も、
より燃料が少なくて済むようなモデルを開発したりしていますが、
それでも節約には限界があります。

自分のイメージとしては、ヨーロッパ方面など、
同じ方面に行く飛行機であれば、東欧ぐらいまで、
一緒に編隊を組みながら飛行し、そこから、
各目的地に別れるというのがいいと思っています。

燃料費が半分で済むのであれば、かなりコスト削減できますし、
サーチャージもなくなります。

就航する便は、航空会社によりスケジュールがあるので、
各社が協力しないと実現しないと思います。

今後、燃料費が安くなることもなく、
飛行機に関しては、代替燃料も難しいでしょうから、
奇抜なアイデアではありますが、ドラフティングを
実現できるような方向で技術開発というのも、
ありなのではないかと思いますが、いかがでしょうか。。