道玄坂で働くベンチャー課長だったひと -20ページ目

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

みなさんは、eBay(イーベイ)をご存知でしょうか。

日本でいうYahoo! オークションみたいなもので、
全米最大のオークションサイトです。

自分は日本に住んでいるわけですから、
わざわざ海外のオークションに参加する必要もありません。

eBayはアメリカのサービスなので、基本的には英語ですが、
日本でのユーザーを増やすためか、案内ページは日本語もあります。

オークションなので、落札後の取引については、
売り手と買い手の一対一のやり取りになります。

英語とかトラブル回避のために、セカイモンというサービスが、
仲介サービスを行っており、手数料を支払えば、
日本語でも気軽に購入することができます。

さて、海外のオークションで買えることは知っていましたが、
日本からでも出品できるということは知らず、
たまたま雑誌を読んでいて、可能であることを知りました。

とりあえず、ものは試しと出品してみようと、
まずeBayに登録しました。

ここで通常、ネックになるのが、PayPal(ペイパル)で、
アメリカで普及している電子決済サービスです。

たとえが難しいですが、ネットバンクのセキュリティをより強固にし、
電子メールで気軽にお金のやり取りができるサービスです。

そうはいってもペイパルを使いこなすのは大変で、
自分でも慣れるまで、苦労しました。

自分は幸いにも、ペイパルアカウントを既に取得済みであったので、
通常のオークションに出品するような感覚で、
手順をおっていき、なんとか初出品に成功しました。

ただ、今回は入札されることよりも、
単純に出品してみたい、という欲求だけだったので、
出品後、特別、管理やチェックはしておらず、放置状態です。

ちなみに出品したのは、CUPMEN という
カップ麺のフタを押さえるための人の形をしたおもちゃ。

$道玄坂で働くベンチャー課長

eBayに出品した感想として、
英語がある程度分かり、とPayPalアカウントを持っていれば、
日本にいても、出品は容易に出来ます。

オークション経験者であれば、
eBayにも参加してみては、いかがでしょうか。。



日本郵便の海外発送向けの商品で
EMSというのがあり、世界中に配送することができ、
各国ごとに、提携会社があります。

アメリカであれば、USPSですが、
フランスの場所、クロノポスト(chronopost)という
会社がEMSを担当しており、いわゆる一般の郵便を
扱っている会社、ラ・ポスト(LA POSTE)とは異なります。

このクロノポスト、悪名高いことで有名で、
そもそもフランスは、接客を含め、サービスレベルが低いことが
多いのですが、このクロノポストは、突出していて、
きちんと配送されずに、差出人に返品ということがしばし発生します。

自分も用事があり、何回かフランス宛にEMSで送っていますが、
フランスについて、何日経っても配達されないことがありました。

EMSは追跡番号があり、日本郵便のHPもしくは、
相手国のHPで追跡可能なのですが、
フランスにあるクロノポストの倉庫に到着するまでは、
スムーズだったのですが、それから一向にステータスが変更されず、
しばらくしたら、「翌日配達予定」とフランス語で表示されていました。

安心して、翌日再度検索して追跡してみたところ、
配達完了になっているどころか、昨日に引き続き、きょうも、
「翌日配達予定」と表示されていました。

これではいつまで経っても配達されないと思い、
問い合わせのメールアドレスを探しましたが、見当たらず、
仕方なしにフランスのクロノポストに日本から電話しました。

普段、Skypeでフランスの固定電話に電話しており、
固定額で支払っているので、Skypeからかけてみたのですが、
その番号はSkype非対応で、結局、
携帯からフランスに国際電話でした。

自分もフランス語は話せるももの、
こういうやりとりは日本語でも厄介なもので、
事情を説明しながら、なぜいつまで経っても配達されないのかと、
問いただし、相手側から、「分かった、配達手配する」との
返答でした。

結果、そのやり取りに30分ほど要し、
送料より電話料金の方が高いんじゃないかと
泣きたくなりました。

みなさんも、フランスにEMSで送る際は、くれぐれも気をつけて。。
フランス滞在中、ベルサイユ宮殿にいってきました。

宮殿の庭園にはいったことはあったのですが、
宮殿の中に入ったのは今回が初めて。

ベルサイユ宮殿はパリ郊外にあるので、
RERという郊外向けの電車に乗っていきました。

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印象としては、それなりに豪華絢爛、という感じ。

ルーブル美術館になっているルーブル宮と似ており、
内装が美術館用にアレンジしれあるのか、
それとも当時の物を展示してあるかの違いです。

正直、豪華絢爛さに羨ましさを感じたというよりも、
当時はこんなに不便だったんだなあという印象です。

ご存知の通り、ベルサイユ宮殿の中にはトイレがありません。

それは当時、トイレという概念、設備がなかったからです。

庭園で排泄するのであればまだしも、
きいたところによると、王様、王妃は、
宮殿の階段に登っている途中に排泄し、
家来がそれらを回収、掃除するということです。

不衛生さもそうですが、匂いなんかも、体臭を含め
かなり強かったんではないかと思っています。

もちろん、香水が存在するのはそのためではあります。

オフシーズンやすでに夕方であったということもあり、
観光客は少なめで、特に日本人とはほとんどすれ違いませんでした。

ちなみに日本の震災に関し、こんな案内が掲示されていました。

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現地に日本人スタッフがいるのか、外注して翻訳してもらっているのかは、
分かりませんが、配慮してもらえるのはありがたいことです。

個人的な感想としては、確かにベルサイユ宮殿も素晴らしいけど、
日本の城ももっと残っていれば、海外に文化力を示すことが出来たで
あろうにということです。

ベルサイユ宮殿は豪華絢爛を極めていますが、
建築的な観点から優れているかといえば、必ずしもそうではないと思います。

ただ、宮廷文化というものが、フランスでは庭園や建築物として
残っていることにより、それらが現在でも使用・活用されているのは、
大いに評価できる点です。

フランスに行く機会があれば、行かれてみてはいかがでしょうか。。


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