マンホールARマーカー in 渋谷 | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

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Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

ARマーカーを使って、何か街中でゲームはできないか?
 
[ARマーカーとは]
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10589854938.html
 
街中で遊ぶためには、ARマーカーが設置されている必要があります。
 
普段、街にあるものを利用して、ARマーカーを設置できないか? 
 
そうやって考えた結論が、これです。
 

道玄坂で働くベンチャー課長

 
 
ずばり、マンホール。
 
マンホールは街中の至る所にありますし、自治体か水道局で管理されています。
 
このマンホール、そのままでは使えないので、ARマーカー用にペイントします。
  

道玄坂で働くベンチャー課長
 
 
マンホールというのは、色が暗い単色で、縁がはっきりしており、ARマーカー向きで、
それに白のペイントをすれば、ARマーカーの完成です。
 
しかし、ARマーカーは、四角い形状の方がいいので、

ARマーカー独特ですが、四角い枠を認識出来るよう、

やや不均等ですが、9つの点を加えます。 
 

道玄坂で働くベンチャー課長
 
 
遊び方は2つあり、1つは複数人で同時にやるイベント型と、

もう1つが1人で楽しむゲーム型。 
 
どこの街でもいいのですが、とりあえず、サイバー特区でもある渋谷にします。
 
端末としては、WEBカメラはハードルが高く、携帯性がないので、

iPhoneカメラとアプリにて、行います。
 
イベント型の場合は、誰が一番早くクリアできるかタイムを競うゲームで、
渋谷駅を中心としたマンホール15個が、半径300メートルに散在しており、
それぞれがARマーカーで、ドラゴンレーダーみたく、
地図上でそのマンホールARマーカーの所在が確認できます。



道玄坂で働くベンチャー課長
(イメージ図)
 
マンホールの順番は、どこからでもよく、また、

どんな交通手段(自転車、タクシーなど)を使ってもOK。
 
マンホールARマーカーにiPhoneをかざすと、1文字浮かび上がってきて、それをiPhone上で、
キャプチャーして、文字を控えておきます。
 
また、同時にマンホールARマーカーを読み込むと、Foursquareみたく、
チェックインできるような仕組みになっており、それが足あとにもなり、
他の競技者が来たときに、だれが何分前にきたか分かるようになっています。
 
そうして、15個全部まわり、最後はスクランブル交差点に戻って来ます。
 
その15文字を並び替えると、映画のタイトルになっていて、
ゴールがスクランブル交差点前にある、SHIBUYA TSUTAYAで、
検索機から、そのレンタルDVDの所在を探し出します。
 
その映画作品のケースに、ARマーカーが記載されていて、
すべてチェックインした上、そのARマーカーを読み込むとクリア。
 
今回の企画におけるポイントは、3つ。
 
1 マンホールを比較的単純な図柄で可能なARマーカーにしたこと
2 ARとチェックイン、位置情報機能を組合せたこと
3 ARマーカーによって文字を浮かび上がらせ、暗号解読のヒントとしたこと
 
現状、技術的にはiPhoneでARマーカーを読み込み、再現させるという技術は、
まだ発展しておらず、皆無ではありませんが、iPhoneがARは相性がいいので、
今後に期待です。
 
こんなARの使い方、いかがだったでしょうか。。