あれは、ARマーカーを利用しています。
[IKEA(イケア)・AR(拡張現実)家具]
http://ameblo.jp/dupondt/entry-10589044104.html
ARマーカーとは、これのことです。
![$道玄坂で働くベンチャー課長](https://stat.ameba.jp/user_images/20100713/23/dupondt/6a/87/j/t02200165_0640048010638189487.jpg?caw=800)
デザインは自由に決められますが、
一般的な条件として四角形、
輪郭があり、白黒がはっきりしているなどがあります。
パッと見、QRコードに似ていますが、
それぞれ違いを比較して、ARマーカーが何であるかを解説していきます。
まず、バーコードです。
![$道玄坂で働くベンチャー課長](https://stat.ameba.jp/user_images/20100713/23/dupondt/da/33/j/t02200165_0640048010638189483.jpg?caw=800)
バーコードというのは、数値をバー状にしたもので、
太さによって数値がきまっています。
国際規格では、国コード、企業コード、商品コードの順になっており、
このバーコードでは、日本の国番号が49、プラスステーショナリー(株)が77564、
製本テープの商品コードが083458になっています。
これらは、レジにあるようなバーコードリーダーがあり、
そして、それをデータとして紐付けるためのソフトがあります。
本でいえば、ISBN規格があり、書店ではそれらにもとづいて、
在庫管理をしているかもしれませんし、図書館では独自に発番して、
貸し出し状況を管理しているかもしれません。
リーダーに関しては、ペン型等形状こそ違いますが、
基本的には同じ機能です。
しかし、ソフトに関しては異なり、例えば、46678789という数値を
何のデータをデータベースから紐つけるかによって、
抽出される情報も異なってきます。
次は、QRコードですが、最近呼ばれなくなりましたが、
二次元バーコードともよばれ、通常のバーコードが数値のみであったのに対し、
QRコードはより多くの情報を搭載ことができます。
よく飲食店にあるのは、URL情報が載っており、
それを簡単に読み込める仕組みになっています。
QRコードの場合、バーコードと異なり、携帯で読み込む場合が多いため、
リーダーの機能を果たすカメラが装着されていますし、
ソフト自体も携帯購入時にインストールされているため、
特別な準備をすることなく、気軽に使うことができます。
他にも、QRコードで画期的なのは、自分もかつて利用していたポメラで、
自分のDM10では対応していませんが、最新型のDM20では、
ポメラで打ち込んだ文章をQRコードに変換して、携帯でその文章を読み込んだり、
最近ではポメラQRコード用のiPhoneアプリがあるため、
ポメラで文章を作り、QRコードに変換して、iPhoneで読み込み、
ツイートをするケースもあるようです。
そして、本題のARマーカーですが、基本的な構成は同じで、
バーコード、QRコードがARマーカーに変わり、
リーダーがWEBカメラになり、ソフトがWEBアプリになっています。
ARマーカーも、普通のカメラで見ただけでは何の変化も起きず、
あくまでWEBカメラというリーダーを通じ、あらかじめプログラムされている
ソフトで特殊処理を施すことによって、パソコン画面上に、
CGと合成されたような画像が映し出される仕組みになっています。
1つの例として分かりやすいのが、
ファッション雑誌である「GQ7月号」に、AR特集があります。
その中の付録として、ARキットがあり、WEBカメラとパソコンがあれば、
AR腕時計と、ARネクタイを実際に試すことができるという優れものです。
![$道玄坂で働くベンチャー課長](https://stat.ameba.jp/user_images/20100713/23/dupondt/e7/d5/j/t02200165_0640048010638189484.jpg?caw=800)
通常では、単なるネクタイの形をした緑色の紙型なわけですが、
これをWEBカメラを専用ソフトを通すと、こういう風に変化します
ネクタイが、つぎつぎに変化しているのが確認できます。
ARを利用すると、この場合はネクタイですが、自分の好きなネクタイを
AR上で試着できてしまうのです。
昨日のイケアの例ではそれがインテリアでしたし、
この付録では、ネクタイの他にも、腕時計があり、高級腕時計を
ARマーカーを使い、実際に腕時計を装着してかのように再現できます。
GQ7月号には、付録のほかにも、いろんなAR事例が紹介されていますので、
ぜひ、購入して、付録を使ってARを自分で試してみてください。。
GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2010年 07月号 [雑誌]/著者不明
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