就活時代 | 道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

道玄坂で働くベンチャー課長だったひと

Il n'est qu'un luxe veritable, et c'est celui des relations humaines.
Saint-Exupery(真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。
サン=テグジュペリ)
 

佐藤孝治『就活廃止論』
 
著者は、学生の就職支援、会社の採用支援の
会社ジョブウェブの社長。
 
本のタイトルと内容が一致していない気がしましたが、
読んでふと、自分の就活を思い出しました。
 
ブログ(山田養蜂場 )で紹介したように、2005年3月、
留学から帰国し、就活スタートし、山田養蜂場に
エントリーしましたが、最終的に不採用。
 
「1エントリー、一発採用!」 という究極のシナリオは、
はかなくも崩れ去り、不採用通知が来た時点で、
他に1つもエントリーしていない無残な状態。ドクロ
 
その時、すでに5月下旬で、最も採用が多い時期を、
みごとにスルーしました。
 
最終的に10月に、SE職で内定をもらいましたが、
8月も、暑いのを理由に就活しない低落ぶり。
 
人によっては、OB・OG訪問やらインターンなど、
入念に準備したりしますが、自分は皆無でした。
 
自己PRとして書いた点は3つ。
 
1 読書500冊
2 アイアンマンレース完走
3 フランス留学、TOEIC700
 
留学時代、丸刈りにしていたこともあり、
帰国直後に撮影した顔写真は、なぜかソリもあり、
ヤクザ上がりのような何か訳ありそうな状態。 ( ̄□ ̄;)
 
自分が就活で感じるのは、社会人と学生の断絶で、 
もっとざっくばらんに、社会人が学生相手に、
自分の仕事を語る場、コミュニティがあってもいいと思います。 
 
自分も学生時代そうでしたが、
電車で疲れている人々をみて、就職することに、
ネガティブなイメージしかもてずにいました。
 
大学までは、ある程度似た環境だったりしますが、
社会人になると、1つとして同じ環境の会社はなく、
人それぞれ、まったく異なる人生を歩み始め、
友人の以外な一面を発見したりもします。
 
また、石川遼イチロー が小学6年次に書いた、
「将来の夢」に関する作文が本に紹介されており、
それを読むだけでも、この本を購入する価値はあります。 

いえることは、当時から驚くほどプロとしての意識が高く、
普通、小学生の夢といっても漠然としていたり、
あこがれやイメージですが、この二人は、
その夢を達成するには、どうしなければならないか、
そのプロセスを正確に把握しており、
また達成するための練習量、努力もわかっているのです。
 
自分はどうも、就活って、茶番みたいで苦手でした。。


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