決闘王F.Kのブログ

決闘王F.Kのブログ

週刊少年ジャンプ、東京放映のアニメや特撮、サッカーの試合(東京ヴェルディのサポです)やライブの感想を書いています。

HP(http://duelkingfk.fc2web.com/)にもお越しください。

 アウェイ2連戦を2連勝で突破し、2位に上がった東京ヴェルディ。この調子で久しぶりの味スタでも勝つぞ!と意気込んでスタジアムに向かいました。相手は20位のいわきFCです。


 ヴェルディ君が来てくれるレジェンドフェスも今節で最後。次に会えるのはシーズン終盤かな? その時のヴェルディの順位はどうなっているんだろう……。


 ファミリアランドは両チームのサポーターで賑わっていたし、フードヴィレッジでは久々の出店となる「mahana」に大行列が出来てました。あいがけカレー、美味しかったです。



 フードヴィレッジには調布警察の車輌も展示されていました。

 
 いわきFCは藤枝と同じく今年J3から昇格したチームで、天皇杯も含めてヴェルディと戦うのは初めて。Jリーグ創設時からいるヴェルディと、まだまだ出来たばかりの新興チームが戦う。Jリーグ30年の歴史を感じます。


 いわき市の物産ブースで、うにの炊き込みご飯の素を買いました。
 いわき市のパンフレットも貰いました。ヴェルディといわきFCの次の試合は8月19日。夏コミとアニサマの間で疲れ切っているだろうけど、行きます。


 試合前に前節の映像を流してくれます。大画面でヴェルディの勝ち試合を見るのは気持ち良いねえ。


 ハーフタイムにピッチを歩くヴェルディ君とリヴェルン。おやおやリヴェルン、帽子が逆ですよー。 


 いわきFCのサポーターの皆さん。いわき市は東京から3時間ぐらいで来れるけど、こんなに来るとは思わなかった。初めての味スタはどうでしたか?

 ここからは試合の感想。
 前節の山口戦は勝利したものの、CBの綱島が4枚目のイエローカードを貰って今節は出場停止。CBの選手は怪我人が相次いでおり、綱島以外では山越ぐらいしかいない。城福監督もかなり悩んだそうです。
 悩んだ末に出した結論は、SBだった深澤をCBにして、山越と組ませる。この方針は守備では成果を出しましたが攻撃力が低下してしまい、ヴェルディは無得点に終わってしまいました。惜しいシュートはあったんだけど、そういうのに限って宇宙遊泳しに行くんだよなあ。枠内シュートがたった2本では、そりゃ勝てませんわ。
 初顔合わせの相手とは相性が悪い、そんなジンクスがあるヴェルディ。藤枝に大勝してそのジンクスを払拭したかと思ったら、いわきには大苦戦。前半はペースを握りますが、後半はいわきの猛攻に晒されて、遂にPKを与えてしまいました。
 ああ、格下相手に負けるパターンに入ってしまった。そう絶望しましたが、いわきの先制点となる筈だったPKをGKのマテウスが止めてくれた! まさに神セーブ。沈んでいたヴェルディのゴール裏が一気に沸き立ちました。
 その後もいわきの攻撃を防ぎ、試合の終盤は再びヴェルディが主導権を握りますが結果はスコアレスドロー。評価に困る結果になりました。
 負けフラグが立ちまくっていた試合でした。いや、去年までのヴェルディなら絶対負けてました。しかしマテウスのおかげで首の皮一枚繋がり、何とか2位をキープ出来ました。いや本当に神様仏様マテウス様でした。


 しかし勝てなかったのも事実。結局、5月はホームでは一度も勝てませんでした。町田が珍しく負けて、勝ち点差を縮めるチャンスだったのに……。こういう勝負弱さも治さないといけませんよ。
 それに下を向いている余裕も時間も無い。次もホームで、相手は好調だった千葉を破った仙台。去年は2戦2勝してるけど、だからこそ相手は今年こそ勝つ!と熱い気持ちで乗り込んでくる筈。月も変わるし、気分を一新して立ち向かいましょう。頑張れ、東京ヴェルディ!

 帰りの電車は日本ダービーが行われた府中競馬場からの帰りの客で、超満員でした。ヴェルディの試合だって6,877人も入ったけど、ダービーには勝てませんわ。羨ましい。

今号、いや6月末までの感想はショート版です。日曜日にヴェルディの試合をするJリーグが悪い(責任転嫁)。

「ONE PIECE」は予定通り、「僕のヒーローアカデミア」は緊急の休載です。
「ヒロアカ」の休載は事前にtwitterで発表されました。ファンのショックを和らげてくれて感謝。

SAKAMOTO DAYS
 教訓・敵に止めを刺す時は首を落とすか、頭を撃ち抜いておこう。

夜桜さんちの大作戦
 あー、私も二刃おばちゃんに甘やかされたい。新キャラはあるふぁ達の友人枠かな?

呪術廻戦
 ドラゴンボール並の大破壊バトル。五条先生、中継されてるので勝っても損害賠償で無一文ですね(笑)。

アオのハコ
 センターカラー。
 そりゃあ好きな人が近くにいると知ったら、恋する男子は止まらないわな。これぞ青春。

ドリトライ
 なるほど、本格ボクシング路線ではなく奇人変人とのバトル路線で行くのか。悪くない。

ウィッチウォッチ
 篠原先生、「シン・仮面ライダー」見ましたね。フランには最新のライダーを見せるべきだった。

キルアオ
 大狼をノレンの男避けとして配置したのは上手い。これで2人の関係も急接近するし。年齢差カップル、ありです。

君と餃子とエイリアン
 新人、岡田大先生の読切。
 雰囲気や会話が「チェンソーマン」っぽいですね。違いを出す為にバッドエンドで終わらせても良かったかも。

必要十分の私たち
 「ヒロアカ」の代原で、逸茂モルク先生の17ページ読切。
 理久は男だと思った。性格も見た目も正反対だけど、お互いを必要としている女子達の友情劇、良し。

人造人間100
 センターカラー。
 No.100には発火能力があった。主人公側の能力としては凶悪だけど、だからこそ人造人間らしさが出て面白い。

鵺の陰陽師
 大増23ページ。
 第2のヒロインにして陰陽師が登場。ようやくタイトル回収しましたね(笑)。忘れろビームは男にとって必殺武器。

あかね噺
 審査に不利になると分かっていても、自分がやりたい落語をやる。嘉一さん、カッコ良いっす。

アンデッドアンラック
 フィルの死亡フラグを乗り越えて、文字通り一件落着。でもあのエイリアン達は何だったんだろう?

テンマクキネマ
 掲載位置が落ちてますね。優秀なスタッフが紹介されていよいよ撮影開始なのに、今後がちょっと心配。

マッシュル
 かつてのライバル達の助力を受けて、人間の反射速度をも超える超高速デコピン! カッコ良いんだか悪いんだか分からないけど、これがこの漫画の醍醐味!

逃げ上手の若君
 一気に時代を進めましたね。尊氏の活躍の裏で時行が頑張っている様子を見せると思ってたので意外。
 多々良浜の戦いは、本当に「何が何だか分からない戦い」なんだよなあ。ここから再起する足利尊氏、異常過ぎる。

僕とロボコ
 観客に毒霧吐いたり、ダイブするアイドルなんていたら炎上するけど人気出るわ。ロボコは時代の先を突っ走ってるなあ。

一ノ瀬家の大罪
 ありゃ、詩織とあっさり和解して拍子抜け……というご都合主義な展開も夢だった? うーむ、分からん!

ブラッククローバー
 アスタがいなかったら、この世界は終わっていたのか。まさに生きた特異点。アスタが戻る前に決着か?

暗号学園のいろは
 曲者揃いの学級兵長達、全員と戦わなくても良いのはラッキーかな。1番厄介そうな相手と戦うみたいだけど、それはお約束って事で。

 

 水曜日の栃木戦に行けなかった腹いせという訳ではなく、以前から行きたかった山口へ初遠征。羽田からスターフライヤーの飛行機に乗って、早朝の便で飛び立ちました。同じ飛行機には結構な数のヴェルディサポが乗ってて、少し心強かったです。


 エヴァやシン・仮面ライダーとコラボしてる山口宇部空港からバスに乗り、新山口駅へ。


 ここからスタジアムへの直通バスも出ているのですが、私は列車で向かいます。こっちの方が少し安いんですよ。バス代は300円、列車代は210円とちょっぴりだけど(笑)。


 スタジアムの最寄り駅は大蔵駅。無人駅ですが、レノファ山口の応援駅に認定されており、ポスターや旗が掲げられています。
 駅からオレンジロードを歩く事、およそ10分。レノファ山口FCのホームである維新みらいふスタジアムに初見参です。


 スタジアムは当然ながら山口のシンボルカラーであるオレンジ一色。駐車場には次々と車が止まり、レノファ山口というチームが地元に密着しているのが分かります。



 入場時に貰ったお餅、有り難く頂きました。ヴェルディサポを歓迎してくれた事を喜びつつ、スタグルを堪能。


 今年山口に期限付き移籍している松橋優安が考えた豚キムチ丼と、山口の隠れた名物チキンチキンごぼう。どちらも美味しかったです。


 レノファ山口のマスコット・レノ丸と平生町のマスコット・かんぷうくん。2人とも初めまして。レノ丸は味スタにも来てほしいなあ。


 ヴェルディのゴール裏にも来てくれて、ありがとうございます。荷台に乗せられて運ばれている姿は琉球のジンベーニョを思い出しました。


 維新みらいふスタジアムは典型的な陸上トラックありのスタジアムですが、ゴール裏がベンチ席と芝生席の混合になっていました。
 この日は5月とは思えない猛暑日で、応援を始める前のサポーターは日陰に避難して芝生に寝転がっていました。私も寝転んでみましたが、これがなかなか気持ち良い。大人になると、こういう事できないからなあ。


 このスタジアムはアウェイサポでチケットを持ってなくても、メインスタンドの通路に入る事が出来ます。なので両チームのサポで賑わっていました。完全に隔離されたカシマスタジアムではあり得ない光景。


 山口サポの皆さん。松橋と元ヴェルディの高木大輔の横断幕を出したり、試合直前にはビッグフラッグを出したりと色々やっていました。強すぎる日差しの下で旗を激しく振る姿からは狂気さえ感じました。まさに「諸君、狂いたまえ」。

 ここからは試合の感想。
 今季も下位に低迷している山口は3節前に監督を中山元気氏に交代してブーストを掛けようとしましたが、先週の徳島戦は引き分け、水曜日の町田戦は0-2で敗れています。またホームでは開幕戦以来勝っておらず、久しぶりの勝利を求める熱意が伝わっていました。
 今年はそういう相手に敗け続けている、無駄に優しいヴェルディ。今度こそのこの悪癖を治してくれ! そんな私の願いが通じたのか、ヴェルディは序盤から激しく仕掛けました。
 この日のヴェルディは右サイドからの攻撃が多かったのですが、7分、右サイドから宮原和也が絶妙なクロスを放ち、これに頭で合わせたのは河村慶人! 去年の3ゴールに続いて、今年の初得点となる4点目もヘディングで決めました。めざせヘディングマスター。
 ペースを握ったヴェルディは攻撃を続けて17分、今度は森田晃樹からの右からの地を転がるクロスに反応したのは、何故お前がそこにいたと驚かされた深澤大輝。相手選手の間をすり抜けたボールを押し込んで、これで今季4点目、チーム得点王を驀進しています。DFなのに(笑)。


 2人ともそれぞれゴールを決めた後、ヴェルディのゴール裏に来てくれたけど写真はイマイチかな。撮るタイミングが難しい。


 このまま3点目を、と思ったらアクシデント発生。25分、山口のGK寺門がペナルティエリアの外で手を使ってしまい、レッドカードで退場。GKは控えのチェヒョンチャンが入りましたが、代わりにFWが抜ける事になり山口は10人で戦う羽目になってしまいました。
 この判定、一度はスルーされたのですが再度判定して退場処分になりました。VARが無いJ2でこういう事が起きるのは珍しい。それだけはっきりした反則だったのですが、この試合の審判団、ナイスジャッジでした。
 こうなったらヴェルディの敗北はありません。そう断言できるくらい今のヴェルディの守備はしっかりしている。そもそも10人の相手に3点も取られたらプロ失格です。
 試合は完全にヴェルディが支配し、3点目が入るのも時間の問題と思われましたが、山口は守備重視に切り替えてゴールをガッチリ固めます。攻めあぐねるヴェルディ。暑さのせいもあるのか選手の動きが悪くなり、その隙を突かれて危ない場面もしばしば。
 それでも失点を許さず、2-0で快勝。アウェイで今季2度目の連勝を飾りました。


 ラインダンスの後、DAZNのインタビューを受けていた河村が来ました。「ゴールが遅くなってすいません」と詫びてくれました。良いよ良いよ、今後バンバン決めてくれれば。


 高木大輔もゴール裏に来てくれましたが、悔しそうな表情してました。後ろ姿も寂し気です……。

 ヴェルディは勝ち点3を積み上げまて単独2位に。ですが首位の町田も勝ったので、勝ち点差は縮まらず。清水に頼った僕が馬鹿でした(こらこら)。
 更にここ最近はCBとして頑張っていた綱島悠斗が、この試合で4枚目のイエローカードを貰ってしまい次節出られません。ヤバい、頼れるCBが居なくなってしまった。城福監督、試合後のコメントでは3点目を取れなかった事に怒っていたけど、CBについて悩んでいたのかも。
 ともあれ3連戦、お疲れ様でした。次の試合はホームで日曜日、相手は藤枝と共に昇格したいわきFC。前節は大宮に勝利して最下位脱出、今節は磐田と引き分けて降格圏から抜け出しました。調子を上げてきており、怖い相手です。
 それでも今のヴェルディなら、と信じる事が出来ます。城福監督の手腕にも期待しましょう。頑張れ、東京ヴェルディ!

 試合後は新山口に戻り、美味しいと評判の回転寿司店に行きました。うむ、確かに美味い。回転寿司とは思えない高品質にうっとり。
 腹は膨れたけど、山口名物の瓦そばは食べれませんでした。残念。東京で瓦そばのイベントやってくれないかな?

旅先からの感想なので、今号はショート版です。山口遠征、楽しかったです。

 

ONE PIECE

 殺人未遂事件という事は、チャモロスはこんなになっても生きてるのか。しぶと過ぎる。

 

SAKAMOTO DAYS

 一気に時が流れましたね。分かってはいたけど、赤尾さん……。

 

あかね噺

 審査の方法も一筋縄ではなかったか。王道なやり方では通じない。朱音には不利?

 

鵺の陰陽師

 センターカラー&大増25ページ。

 義理の姉、良いよね(妹でも可)。戦い後に膝枕してもらえるのは素直に羨ましい。

 

アオのハコ

 千夏サイドのお正月。うわお、これもう完全に両想いじゃん。歴史を繰り返して、さっさとくっつけやコラ。

 

テンマクキネマ

 佐伯先生の画力全開。水着姿だけでも素晴らしいのに、表情でも魅せてくれるとは。大満足です。

 

僕のヒーローアカデミア

 センターカラー。

 俺を放っておいて勝手に一家心中してんじゃねえ!とばかりに焦凍も来た。そうこなくっちゃね。狂喜する荼毘を止めろ!

 

ドリトライ

 大増23ページ。

 話は悪くないんだけど、ここまで主人公の名前が殆ど呼ばれてないのが気になる。連載初期だからこそ名前を連呼して、印象づけるべきだと思うんだけど……。

 

呪術廻戦

 先手は五条がゲット。仲間達と力を合わせての一撃は素晴らしかった。宿儺の反撃も楽しみ。

 

暗号学園のいろは

 センターカラー。

 享楽さん達のあの決めポーズ、社風だったんだ(笑)。騙し合う気満々な2人と天然ないろは。良いトリオかと。

 

キルアオ

 家庭の味を知った大狼がちょっと和んで今回は終わりかと思ったら、ラストに衝撃。つまりノレンを攻略せよと。ラブコメ展開突入か?

 

ウィッチウォッチ

 篠原先生のゲームネタにハズレ無し。今回も爆笑しました。こんなミステリーゲーム、やりたくねー。いや一周回ってやりたくなってきたかも(笑)。

 

アンデッドアンラック

 こういう形でフィルの否定能力を目覚めさせて、それを切札にするとは。戸塚先生、筆が乗ってますね。

 

一ノ瀬家の大罪

 現実の詩織は見事なまでに兄嫌い。ヤバい、ちょっとゾクッとした(笑)。現実の翼は詩織に何をした?

 

夜桜さんちの大作戦

 あー、二刃姉ちゃんの優しさに癒やされる。孫を甘やかすお婆ちゃんみたいで(それは褒めてるのか?)。あるふぁが懐くのは男の道理よ。ひふみも頑張れ。

 

逃げ上手の若君

 中先代の乱は兵達が名付けた形にしましたか。これは面白い解釈。尊氏への一矢としても効果的だし。

 この乱以降、北条時行の消息は大人になるまで途絶えます。つまりここからは松井先生のやりたい放題(笑)。存分に楽しませてもらいます。

 

僕とロボコ

 単なるババ抜きが知略と運と愛が入り混じった攻防戦に。円ちゃんはババ抜きでお金を賭けちゃダメ。しっかり見張っとけよボンド(ニヤニヤ)。

 

人造人間100

 近々打ち切られると思ってたけど、次号はセンターカラー。単行本が売れたのかな?

 No.100は最強として作られたけど、それ以降アップデートしていない。発売時は優れたOSも時代が進むに連れて衰えていくようなものか。でも彼女には秘められた力がある?

 

マッシュル

 ラスボスに近づく事さえ出来ないマッシュの元に最強の助っ人達が。もっと早く来てほしかったけど心強い援軍です。相変わらず甲本先生は盛り上げるのが上手い。

 

ブラッククローバー

 アスタが居なくなっても心が折れないどころか、更に強くなったノエル。流石はメインヒロイン。新しい鎧姿も可愛いし、母との対決は楽しみ。

 季節外れの猛暑に見舞われた水曜日。全試合ナイターで良かった、と思ったら山形vs大分だけは昼間に行われました。山形もかなり暑かったそうですが、そのせいか大分は0-5で粉砕されました。2位のチームが下位に大敗する、J2あるあるです。

 前節町田に敗れたものの3位はキープしていたヴェルディ。今節勝てば得失点差で大分を抜いて2位に上がれます。重要な試合なので現地で見たかったのですが、この日は仕事があって栃木には行けず。カンセキスタジアムとちぎは去年行ったけど、綺麗で良いスタジアムなんだよなあ。残念無念。
 怪我人続出でチーム編成に苦労しているヴェルディ。更に連戦の疲れもあり、選手達のコンディションが心配になります。おまけにバスケス・バイロンは前節レッドを貰ったので今節出られないし。

 しかしこういう状況は、今まで出番が無かった選手達が躍進するチャンスでもある。今季ここまでベンチ入りさえ無かった小池純輝が遂にベンチ入りし、西谷亮や稲見哲行など久しぶりに見る選手も栃木入りしました。

 今節の相手は栃木SC。今季はホーム戦では割と強いのですがアウェイではなかなか勝てず、17位と低迷しています。3位のヴェルディとしては順位的にも、勝ち点を積み上げる為にも絶対に負けられない、いや引き分けさえ許されない相手です。

 今季初めて3バックで挑んだヴェルディ。前半は栃木の集中した守備を崩せず、枠内シュート0と苦戦。おまけに加藤弘堅が負傷して稲見とチェンジ。前半で交代カードを使う羽目になってしまい、嫌な空気を感じました。
 ですがそんな空気を吹き飛ばしたのは、他ならぬその稲見でした。後半19分、コーナーキックからゴール前に放り込まれたボールが一旦弾き出されますが、ボールは稲見の正面に転がり、これをシュート! 敵味方多くの選手達の間を擦り抜けて、プロ初得点を決めました。怪我で出遅れた分、ここから大活躍してほしい。
 先制したらヴェルディのペース。城福監督は的確な選手交代を行い、栃木に反撃の機会を与えません。相変わらずJ2レベルじゃないプレイを見せる宮原和也は勿論、CBに置かれた綱島悠斗もしっかり守備をして相手選手を弾き飛ばしていました。元気があってよろしい。でも怪我だけはしないように。
 試合の終わりが見えてきた後半41分、阪野豊史が前に出されたボールを栃木の選手から奪いシュートして、5節藤枝戦以来のゴールを決めました。この人、アウェイでばかり決めてるなあ。じゃあ次節のアウェイ山口戦も頼みます。
 ちなみに1点目を決めた稲見は栃木の矢板中央高校出身で、阪野は栃木SCのOBです。2人とも地元に錦を飾りましたね。 

 試合はこのまま2-0で終わり、ヴェルディは大事な試合をモノにしました。これで得失点差でですが大分を抜いて2位に浮上。町田や清水と比べて選手の質は一段下なのに2位とは、城福監督の下でチームが纏まっている証拠ですね。頼もしい限り。あー、今節でJ2終わってくれないかなあ(笑)。 
 しかし勝利の余韻に浸る間もなく、次の試合が日曜日に行われます。またもアウェイで、相手はレノファ山口。下位からの脱出を図り監督交代したものの現在20位。新監督になってから、まだ勝ってません。はい、ヴェルディの負けフラグが立ちました(苦笑)。こういう苦しんでいるチームに勝利をプレゼントする悪癖、今度こそ治してほしい。私の初の山口遠征、良い思い出にしてください。頑張れ、東京ヴェルディ!

 栃木戦の入場者数は3,389人でした。私が行ってたらちょうど良い数字だったのか。少し申し訳ない気分。

「ダイの大冒険」や「仮面ライダーW」で名を馳せた原作者・脚本家の三条陸先生の本が19日に発売されます。原作者や脚本家を目指している若人は絶対読むべし。私ももう少し若かったらなあ。

「ブラッククローバー」は2週連続で休載です。予告では来週号で復帰する筈なので待ちます。待つしかないじゃないか(涙)。

鵺の陰陽師
 新連載第4弾。作者は新人の川江康太先生で、去年の15号に掲載された読切が連載になりました。おめでとうございます。
 基本設定は読切版とほぼ同じですね。学校に潜む超強い妖怪(この作品では幻妖)の美女と、気弱そうに見えて芯はしっかりしている主人公のコンビによる妖怪バトルもの。分かり易いし、絵も上手い。良い出来だと思います。鵺がおっぱいが大きい美人なのも良い(笑)。性格もオタクよりだし。
 読切を読んでいない人は、イジメっ子に逆らった膳野が主人公だと思ったかも。彼の男らしい言動が、傷付きたくなかった学郎に勇気を与えて主人公にするストーリー展開は、なかなか上手い。新人の新連載としては上出来のレベル。この質を継続してください。

アオのハコ
 祝、連載100話!
 流石はお姉ちゃん、妹に恋心が芽生えているのに気付いたか。ナイナイナイと否定するけど、何という分かり易いフラグ(笑)。匡のイケメンっぷりに気付いたら、一気に落ちるな。
 千夏はひょっこり帰って来るのではと思ってたけど、そこまで都合良くはならないか。待つのは辛いけど、この苦しみや切なさも青春っぽくて良い。その人の気配だけで嬉しくなる、こんな恋が出来たらその人は一生幸せに過ごせると思います。私? してねーよチクショー(涙)。

ONE PIECE
 真っ当に攻めてもマリージョアは落とせない。ならば兵糧攻めだ!と切り替えられる革命軍の柔軟さは凄い。でも戦いはここからが本番。天竜人直属の戦力、神の騎士団。いずれルフィ達も戦うのだろうか?
 サボが語るコブラ王殺害事件の真実。革命軍の幹部・軍隊長の強さも判明。カラスは動物系ではなくススススの実の能力者でしたか。リンドバーグは能力者ではないけど、発明家らしいですね。革命軍もレーザーを使うのか。ベガパンクはバクられても気にしないだろうなあ。
 コブラ王は五老星と会っていた。くまとサボもパンゲア城へ。殺したのはサボじゃないとしたら五老星か、天竜人に命令されたくまか、それとも……?

ドリトライ
 センターカラー&大増25ページ。
 優華が率いる虎威組はヤクザだけど、悪事はしない真っ白な組織との事。うーん、忍者と極道が戦う漫画のせいで信用できない(笑)。
 子供の人権は疎か、命の保証さえ無い時代。食うか食われるかの地獄だからこそ人は娯楽を求め、何度でも立ち上がる英雄に共感する。青空がエンターテイナーとして評価されるのは、凄く納得しました。まだまだ弱いからこそ、弱くても諦めない姿に心を打たれる。今も昔も日本人はこういうキャラが好き。妹の為に戦うという動機にも共感できるので、私は応援します。

ウィッチウォッチ
 遂にニコへの恋心を自覚したモリヒトは予想通り、いや予想以上に壊れました。今まで溜めていた分、一気に来ちゃいましたねえ。まさに大決壊。
 でも恋人関係にはなりません。うん、こっちは予想通り。クソが付く程に真面目な上、超堅物キャラのモリヒトから告白するなんてあり得ないし、ニコも今までの経験があるから動かない。モリヒトが家を出なかっただけでも良しとすべし。
 2人の距離を再び遠ざけた徹仮面は罪深い術だ。いや、使ったモリヒトが悪いんだけど。ちゃんと教わっていれば、あるいは……いや駄目だな、こういう事に関してはモリヒトは不器用だし(無駄に厚い信頼)。

キルアオ
 ノレンに正体バレるかもと心配したけど、まだ序盤でそこまで深くは踏み込ませないか。大狼の正体を知った時の反応が楽しみだからこそ、まだまだ引き伸ばすぞと。
 ノルンが新薬の秘密を持っているそうだけど、本人には全く心当たりが無い。何かプレゼントされたけど、その中に入っているとか?
 両手が自由になってもカバンを取らないノルンは空気読んでますね。引っ繰り返ってもパンツが見えなかったのはガッカリ(うおい)。
 巨大三角定規を使ったアクションは、男の子なら誰もが一度は考えますね。LGBTが主流になってきても、女に優しく出来ない男はクソという考えはその通り。それが男の生きる道。

あかね噺
 センターカラー。
 親の過去話、子供の頃は興味あったけど今は全然ありません。私も大人になったからかな。
 自分が知らなかった父の姿。結果論だけど本人に聞くより周りの人達から聞けたのは、客観的に見れて良い結果を生みましたね。空想の父親との酒飲みは傍から見たら怖いけど、朱音が父を完全に理解した事でもある名シーンです。
 落語はタイムマシン。過去に作られた噺を今の人々が語り継ぎ、未来へ繋げていく。まさに浪漫。選考会ではそれぞれの過去と現代、未来をぶつけ合う筈。名勝負を期待。

呪術廻戦
 宿儺の指も残りあと1本ですか。本当に終わりが近づいているんだなあ……。
 死滅回游に参加せず死んだ人は61人。多いのか少ないのか、人と戦う度胸が無かった臆病者達なのか、人を傷付けたくなかった平和主義者達だったのか。自分の理想に一歩踏み出せる人間ばかりじゃないんですよ、羂索さん。
 決戦への準備を整えた両陣営、いよいよ運命のクリスマスイブ。宿儺vs五条、羂索vs虎杖達という構図になるみたいですね。虎杖達から五条へのエール、仲間って感じがして良い、死亡フラグになりませんように。

僕のヒーローアカデミア
 堀越先生のスケジュールが厳しかったのか、今回は11ページのみ。次号のセンターカラーに期待。
 燃え盛る荼毘の元に駆け付けた冷。命も体も燃え尽きようとしている息子を、母親として放っておけなかったか。それは他の子供達も同じ。轟家は本当の『家族』になりましたね……。
 ラストのコマは荼毘、いや燈矢が望んでいた未来か。このままだと家族と共に燃え尽きるけど、燈矢の決断は?

テンマクキネマ
 地味だけど映画作りに必要な事はしっかり描いているので、これから映画を作ろうとしている人達は参考になると思います。インサートカットは確かに重要。
 スマホのカメラは本当に進歩しました。ぶっちゃけここまで凄くする必要無いのに、作っちゃったのなら使うしかないですよね(笑)。
 「食戟のソーマ」と比べてインパクトに欠けるのは作者も分かっていたようで、ヒロインの水着というストレートパンチを打ち込んできました。可愛いヒロインをどう撮るのか?

夜桜さんちの大作戦
 センターカラー。
 手配書の件は旦が絡んでいるのか分からないのか。確かに回りくどいやり方です。旦以外の敵がいる?
 あるふぁとひふみは学園で守り、強くなった太陽達で旦を迎え撃つ。これがベストなやり方ですが、ひふみはあるふぁを守る為に戦いたいと願う。感情的だけど、夜桜家の者にはこの家族愛を否定できない。ひふみは性格ヤバい子だけど、あるふぁへの愛は本物です。……あるふぁに恋人が出来たら、どうなるんだろう。ブルブル。
 家族のスタンプ集め編スタート。いよいよ主役交代ですか。太陽の出番が減るのは残念だけど、若枝達の成長は楽しみ。にしても二刃は年取らないなあ。

マッシュル
 神を名乗るイノセント・ゼロ。姿だけでなく実力も神レベルで、凡人は跪くしかない。ラスボスに相応しい威圧感を放ってて、倒し甲斐があります。
 単なるデコピンもマッシュが繰り出せば必殺技になる。が、イノセント・ゼロの魔力はマッシュの筋肉パワーを上回る。今までの勝ちパターンが通じませんか。マッシュだけではキツいかな。でも援軍は期待できない。逆転の切り札はあるんだろうか?

SAKAMOTO DAYS
 ナイフで刺されまくっても相手の首を離さず、締め続けた坂本。新人とは思えない強者感を漂わせてます。なるほど、この頃の坂本と比べたら今の彼は鈍ってますわ。懸賞金10億になっても驚きません。
 大切な友人を救う為には、仲間を殺すしかない。精神的に追い込まれた有月。しかしキンダカに秘密を知られてしまい、ここでスラーの人格が生まれたのかと思ったら、このタイミングでキンダカが毒死してしまった。有月は運が良いのか悪いのか。これを見たリオンはどう動く?

逃げ上手の若君
 頼重との別れ。確かにこの人との別れはしんみりするより、賑やかな笑顔で送る方が良いですね。
 堂々と死んだ時継。死体を消す程に存在感が無いとは、彼も立派な神だった。合掌。
 頼重が遺した尊氏の攻略法は忘れないようにしましょう。普通の人間のように動揺させれば人の域にまで引きずり下ろせるそうですが、むしろそうなった尊氏の方が厄介な気がする。史実を見ると、この時代は尊氏のせいで更にカオスになるし。
 時行に未来を託して、時行の父として頼重は逝く。巣立ちの場面は素直に感動しました。でも頼重さん、雫に予知の力を継承させたのは良いけど、彼女は現代の光景を見てませんか? 無間地獄と書いてガチャと読む(笑)。

アンデッドアンラック
 謎の生物はUMAではなく、正真正銘のエイリアン。最後のループでイレギュラー発生です。それとも、これも神の思惑の内?
 機械に感情は宿るのか? SFでは永遠のテーマですね。人間的な思考が出来る機械がまだ作られていないのでこの問題に結論は出ないけど、フィルには間違いなく感情がある。母を助けようとするその心に偽りは無い。
 フィル親子は救出されそうだけど、フィルの能力覚醒には悲しみを知る必要がある。彼が知る悲しみとは?

一ノ瀬家の大罪
 バラバラになった家族を翼が救う。翼本人だけでなく読者もそう思ってましたよ。そんな浅はかな予想を嘲笑うかのような、痛烈な結末。たとえ空想の世界でも、現実で戦わなかった奴はヒーローにはなれない。異世界転生してヒーローになるようなご都合主義、タイザン5先生が描く筈ありません。
 自分の存在価値を失い、みじめな気持ちになってた翼の前に現れたのは、自殺しようとしていた中嶋。翼を虐めていた彼が何故? 目覚めてもエンディングには程遠いようで、今度こそ翼はヒーローになれる?

暗号学園のいろは
 近い内に打ち切りかと心配してたけど、次号はセンターカラーで良かった。……最終回記念のカラーじゃないですよね?
 キツい発言を後悔する綿菓子が可愛い。多夕さんの図太さは真似られませんよねえ(笑)。
 暗号学園の男子は全員同室なのか。プライバシーなんてあったもんじゃないな。オ○ニー出来ないのは辛い!
 兵長講和会議にはいろはだけでなく、東洲斎さんも参加するのか。彼女がいろはとタッグを組むとは思えないけど、組んでくれたら頼もしい。

僕とロボコ
 五条悟が復活したら絶対ネタにすると期待してたけど、やってくれましたね。芥見先生なら喜んでくれると思うけど、荒木飛呂彦先生には謝っておくべきかと(笑)。ヒザープラチナ、地味に強そうなスタンドなのが腹立つ。
 ロボコのパワーなら特別な技を編み出さなくても良いのでは? 案の定、ラリアット最強だったし。喧嘩ボンバーにして、ゆでたまご先生にも謝る羽目にならなかったのは手間が省けて良かった。

人造人間100
 五ツ星の凄腕隊員は、No.1の仲間達におびき出されているのか。放ってはおけないとはいえ、まんまとやられましたねえ。打ち切りが決まったから、他の隊員を出せないんだろうけど。
 血の匂いに興奮する人造人間達は、やはり人とは分かり合えない怪物なんだなあ。自分の血を武器にするあしび、血を使い過ぎて倒れそう。

 今節はJ1からJ3まで全ての試合がJリーグ30周年記念マッチとして行われます。そのせいかダービーマッチが多くて、J2だけでも仙台vs山形のみちのくダービー、いわきvs秋田の東北ダービー、清水vs藤枝の静岡ダービー、大分vs熊本の九州ダービー、水戸vs栃木の北関東ービーと盛り沢山。更にJ1では多摩川クラシコ、J3では信州ダービーをやってます。日程くん、詰め込み過ぎでは?
 そしてヴェルディもダービーマッチに挑みます。相手は町田ゼルビア。今回で通算17回目となる東京クラシックです。
 先に結果を言いますが、ヴェルディは0-1で負けました。ヴェルディは現在3位、町田は首位。勝ち点差は4。勝てば勝ち点差を1に縮められたのですが、城福監督も重要な試合だと位置づけていた一戦に負けました。本当に勝負弱いなあ……。
 負け試合についてグダグダ語っても面白くないので、ざっくりと。


 当日の天気は曇り時々雨。空はどんよりですが、味スタにはゼルビーとニチガス・ニ・スルーノIII世が来てくれました。

 アウェイのマスコットとしては最も多く来てくれてるゼルビー、リヴェルンとも仲良しです。ほっこり。


 雨の為、ファミリアランドのイベントは殆どが中止にされたのですが、ふわふわは出されてました。意地ですかね。


 スタグルはハーブチキンのベジタコス(600円)と日本一スパイス焼きそば(600円)。どちらも味良し。


 磐田戦と同じくヴェルディが獲得したトロフィーが展示されていました。輝いているけど、ちょっと色褪せている。Jリーグは今年で創立30周年、過ぎ去った年月は遥か昔か……。


 ヴェルディの女子セパタクローチームが来ており、子供達と楽しそうに遊んでいました。

 ニチガスDAYという事で旗を貰いました。得点シーンで振りたかったなあ。


 ニチガスの代表取締役社長執行役員、柏谷邦彦氏による挨拶。勝利をお見せ出来なくてすいません。


 町田サポの皆様。今年はいよいよJ1昇格かな? 羨ましい。


 ハーフタイムのマスコット達。

 試合については簡単に。前半は良かったんですよ。上位対決に相応しい一進一退の攻防を繰り広げて、盛り上げてくれました。
 でも前半終了間際にオフサイドでは?と思う微妙な位置からの失点。後半に反撃を試みますが、前半でイエローを貰っていたバスケス・バイロンが審判に抗議して2枚目のイエローを貰って退場。J2で最も失点数が少ない町田に対して、10人で挑む羽目になりました。
 これで勝負ありでしたが、ヴェルディの選手達は誰1人諦めずに町田のゴールに迫りました。彼らの闘志に心が震えた一方、審判への不満が溜まりました。清水戦といい、今年のヴェルディは審判に苦しめられ過ぎでは?と思うのは、負け惜しみですかねえ。

 非常に痛い敗戦ですが、下を向いている暇はありません。水曜日に栃木、日曜には山口という再び3連戦なスケジュール。しかもどちらもアウェイ戦です。
 ハードなスケジュールですが、悩む前に突き進めるのは良い事かも。山口には私も行くので、アウェイで2連勝してください。頑張れ、東京ヴェルディ!

「呪術廻戦」と「ブラッククローバー」は休載です。合併号を挟んでの休載は長くなって困る。でも、しっかり休んでほしいし……。

ジャンプビクトリーカーニバル2022の宣伝漫画が掲載。へえ、WEB応募も出来るのか。申し込んでみようかな?

ドリトライ
 新連載第3弾。作者の雲母坂盾先生は2020年に「ボーンコレクション」という妖怪アクション漫画を連載されていました。16話で打ち切られましたが、終盤の怒涛の展開は面白かったです。
 舞台は昭和20年、敗戦直後の日本。秩序が壊れ、町には戦災孤児が溢れ、人々の心が荒み切っていた時代。そんな地獄のような時代で妹を守りながら生きる少年が主人公です。問答無用で応援したくなる設定ですね。
 前作より格段に上がった画力、共感し易い主人公、病気の妹を救う為に賭けボクシングに挑むというストレートな「戦う理由」。非常に良く出来た話だと思いました。作者の成長も感じられて、何だか嬉しいし。
 しかし第1話は面白かったけど……という作品は山のようにある。魅力的な敵を出せるのか、面白いバトルを描けるのか、不安を感じる点は多いけど見守ります。

僕とロボコ
 ガチゴリラが本当に良い子すぎて眩しい。しっかりし過ぎて、親だったら逆に心配になるレベル。
 そんなガチゴリラの父親はプロの格闘家でした。凄く納得。すんなり帰れば良いのに、長年家を開けていたから帰り辛くなってるんだろうなあ。父の複雑な心境まで見抜いているガチゴリラ、本当に小学6年生?
 父親が戻るのは最終回間近かな。それまでは友達と一緒に楽しい日々を過ごせよ、ガチゴリラ。

ONE PIECE
 Tボーン大佐、いや中将が……(涙)。民衆を守る為に戦っていた真っ当な善人だったのに、よりにもよってその民衆に殺されるとは。脇役とは言え印象深くて、密かな人気があったキャラを容赦なく殺す尾田先生、漫画家にはキャラを愛し過ぎない冷酷さも必要なのだと教えられました。
 四皇になったのにクロコダイルとミホークに虐げられまくっているバギー。しかしルフィに死を覚悟させた程の男は、このまま終わらない。半ばヤケクソだったけど、四皇が「ワンピースを取る」と宣言したのは大きい。流石は千両道化、盛り上げてくれますねえ。シャンクスの事、本当は大好きだったんだなあと腐女子を喜ばせてるし(笑)。
 サボはやはり生きていた。彼はマリージョアで一体何を見たのか? イムの存在だけじゃない、巨大な麦わら帽子の真相も語られる? 期待させてくれるけど、エッグヘッドの方も気になるんだよなあ。尾田先生、ページ数を倍ぐらいにしてもらえませんか?(先生を殺す気か)

逃げ上手の若君
 センターカラー。
 真正面からの戦いでは尊氏軍には敵わない。でも、逃げる事に関しては時行は誰にも負けない。体に油を塗り、鈴の音を上手く使っての華麗な逃走劇。時行の真骨頂発揮な名場面ですね。
 頼重自身の手で切られた物ではなかったけど、時行の髪は彼の手に渡りました。主君にここまで大切に思ってもらえたら家臣としても、義父としても本望でしょう。史実ではこの戦いで戦死する頼重、この漫画ではどうなる?
 軍の戦いでは勝ったけど、乱の旗印だった時行を逃したのでは尊氏の完全勝利とは言えない。勝利宣言までされて、してやられた感が強い尊氏ですが、このままでは終わらない、むしろここからが足利尊氏という英傑の本番なんです。本当に「わけの分からない天下人」だ(苦笑)。

テンマクキネマ
 相変わらず佐伯先生の絵は素晴らしいし、ロケハンの大切さとか天幕の鬼才っぷりとか、彼と白河監督の過去の繋がりとかきちんと見せてくれたし、倉井さんが予想以上にブッ飛んだ性格してるのも面白い。ええ、面白い漫画だとは思います。
 でも、何かがこう、足りないんですよ。「食戟のソーマ」と比べると大人し過ぎるというか、この漫画ならではの個性とか特徴が薄い。インパクトが足りない。だからと言って「ソーマ」みたいに女の子を脱がせれば良いって訳じゃない。大きな不満が無いからこそ、何をどうすれば良いのか分からない。漫画って難しい。

SAKAMOTO DAYS
 単に動くだけでなく、心臓の鼓動まで運動として換算される毒とは厄介極まりないな。大半のバトル漫画のキャラは殺せそう。戦闘に興奮して心臓が早く動いてもダメだろうし。
 キンダカの「正解」をあっさり否定する赤尾さん、マジパネェ。まあ味方が予想できる事は敵だって考えますからね。敵の不意をつけても良し、失敗しても坂本が来ると確信しているのでそれでもOKという二段構え。友情と信頼は、どんな毒でも殺せない。

マッシュル
 センターカラー。
 いよいよラスボスとの最終決戦……なんだけど、その前にコメディ。思いっ切り脱力させてくれますねえ(笑)。
 ラスボスを殺したと思って焦ったり、死体を埋めようとするなんて、こいつホンマに主人公か。主人公でした。ついでにラスボスも生きてました。良かったねマッシュ。いやもうツッコミどころ満載なんですけど。でも、これがこの漫画の味でもある。不気味な姿になったラスボスを倒して、シュークリームでお祝いしましょう。殺しても多分OKだろうし。

キルアオ
 大増23ページ。
 この漫画、おっさんの心理を的確に書いてるなあ。私も若い女子に「キモい」と言われたら凹むし、死にたくなる。なので世の女子の皆様、おっさんにはなるべく優しくしてあげてください。
 男嫌いでキツい口調、でも実は夢を叶えようと頑張っているお嬢様。うん、私こういうキャラ大好き。キツめの顔も良きかな良きかな(我ながらキモいな。自爆!)
 ノレンの心意気に感じさせられた大狼。蜂の秘密を探るという名目が無くても、誘拐された子を放っておける筈が無い。救出は成功するだろうけど、ノレンには正体バレるかな?

僕のヒーローアカデミア
 絵は大迫力。話も悪くない、むしろ良い。エンデヴァーと荼毘の決着に母が割り込むのは意外だったけど凄く納得させられたし、エンデヴァーの妻として、荼毘の母として戦おうとしている冷の姿には感動しました。
 でも、ここまで劇的な展開を見せられると、この後の結末が大体分かってしまうんですよ。エンデヴァーも荼毘も助かるんだと。それはヒーローものとしては王道だし、悪い結末ではない。でも、うーん。悲劇を望んでいる訳じゃないけど、もう一捻り欲しい気もする。贅沢なのかなあ。

アンデッドアンラック
 センターカラーで人気投票の結果発表。1位はアンディではなく風子でした。最終ループでは完全に主役で、今回も魅せてくれました。
 宇宙空間でも平然としていたフィル。それも当然で、彼の体はロボットだった。フィル母、とんでもない技術持ってるな。これも母の愛ってやつか。世界を変える奇跡を起こすのは、いつだって愛。
 今回の敵は謎の生物。宇宙から来たエイリアンっぽいけど、神が絡んでいそう。分かり易い弱点があるのもゲームっぽいし。
 流石の風子も戸惑っていたけど、フィンが母親思いの優しい子だと分かってからはいつもの彼女に戻った。ロボットだろうと人間だろうと、母親の為に頑張る子供を見捨てる理由は無い。怪物どもめ、皆殺しじゃー!(お前は少し落ち着け)

アオのハコ
 結局、年末年始は千夏とは過ごせず。あちらの家庭の事情とはいえ、このタイミングを逃したのは痛すぎる…。
 と凹んだままではいないのが大喜の良い所。おみくじで大凶を引いても挫けず、大吉を引き当てる。こういう諦めの悪さ、嫌いじゃありません。お金は掛かるだろうけど。おみくじって、割と高いんだよなあ。千夏が帰ってから話すそうだけど、今度こそ愛の告白か? 成長したのは背だけじゃない事を見せてほしい。
 匡の事を意識し出した菖蒲。こちらの関係も本格的に動き出したか。匡が雛の事を気遣うのはいつもの事だけど、彼らの関係を知らない菖蒲は面白くなさそう。雛が匡とくっつくとは思えないけど、匡自身の気持ちは不明なんだよなあ。くっつくのが確定している主人公カップルより、こっちの方が気になる。

あかね噺
 声優と落語家を両立させつつ写真集を出して、ファンサービスも怠らないひかる。何この怪物。ハードスケジュールで倒れたりしないか心配です。からしとは今後も仲良く喧嘩しそう。
 未成年である朱音が酔っ払いの演技を出来るのか? 出来る。むしろ酒の味を知ってる大人より酔っ払いの挙動を観察して、上手く演じられるかも。これは小説や漫画も同じですね。経験は力になるけど、時には知らない方が面白い作品を作れる。「キャプテン翼」の高橋陽一先生も、連載するまではサッカーに興味が無かったそうだし。
 ひかるが写真集で色々な姿を見せている事で、父にも色々な面があったのでは?と考えさせる展開はお見事。朱音の父に関しては、読者も第1話で見せた姿しか知らない。読者と朱音の心境を見事にシンクロさせました。本当に上手い。

ウィッチウォッチ
 モリヒトに告白すると決めたニコ。偶然盗み聞く形になってしまったモリヒトの心が大きく動く。
 2人の幼い日の出会い、ニコがモリヒトを「モイちゃん」と呼ぶ理由、母の死を乗り越えてニコを守ろうとしたモリヒトは完璧な人間になろうとしていたけど……と一気に掘り下げてきました。モリヒトが人に好かれようと思っていなかったのは頷かされます。特にデニムの話では、かなり自分勝手になってたし(笑)。
 傲慢なクソ野郎、立派な人間じゃないと自虐するモリヒト。でもニコはそんなモリヒトの悪いところも分かっており、だからこそ好きになった。あー、これは惚れますわ。これで呪いが解けなかったら、モリヒトは人間じゃない(鬼の血を引いてるじゃんというツッコミは無視)。ニコへの恋心を自覚したモリヒトはどう動くのか、並のバトル漫画よりハラハラするんですけど。

一ノ瀬家の大罪
 過去を思い出して目覚めたら、家族みんなで幸せに過ごせると翼は思っていた。でも、そんな安易なハッピーエンドは最初から無かった。翼が過去を取り戻そうとしているのも、父と祖父の受け売りでしかない。本物?の翼、バッサリ切るなあ。否定出来ないのが厳しいし辛い。
 現実の一ノ瀬家は崩壊しており、翼の過去は辛いものばかり。それなら夢の中に閉じこもる方が幸せだ。かくして翼の意識は沈む。それでも復活してくれると思ったら、現実に戻ったのは本物?の翼の方だった。逃げたかった当人が目覚めてしまうとは、何という皮肉。取り敢えず家族は健在みたいだけど、4年の間に何か起きている筈。悪趣味かもしれないけど楽しみ。

夜桜さんちの大作戦
 5年経っても凶一郎は変わってない。義理の弟を虐めている暇があるなら、君も結婚して家庭を持とう。あ、嫁に来てくれる女性がいないのか。残念。姪っ子に嫌われるのも当然の流れ(それ以上責めてやるな)。
 あるふぁの妄想力が凄い。でも、凶一郎がそんなにストレートに太陽を不幸にするなら話はもっと簡単なんですよ。兄の心理を完璧に見抜いている六美、付き合いが長いのは伊達じゃありませんね。
 変態は変態を呼ぶ。そして変態の恐ろしさは変態が1番良く分かる。凶一郎の理解者にして最大の天敵となったひふみ。ラスボスも倒せそうな程の殺気、権平先生の画力も冴え渡っています。凶一郎哀れ。砂になったけど次回には復活しているでしょう。妹への愛がある限り、この男は不死身です。

MaMa
 去年の44号に「根暗闇蔵」という読切で金未来杯にエントリーした新人、山本元輝先生の17ページ読切です。
 息子を溺愛する凄腕の女殺し屋を、連れ戻そうとする組織の殺し屋とのバトルコメディ……と思わせてからの意外な展開、なかなかのものでした。前作より画力が上がっているのも良いですね。
 父親が気になったけど、息子を生んだのは「任務の一環で予期せぬ妊娠」との事。こんな美人を妊娠させた男が羨ましいぞオイ。

人造人間100
 あしびは自分を粗末にしている感が強い。なのでモートセーフが守っている人達の姿を見せて、自分を助けてくれた姉の思いに気付かせて、人々を守る為に人造人間と戦わせる決意をさせる。こういう展開はやると思っていたし、なかなか良い話でした。
 しかし良い話で終わると思っていた読者の心は見事に引き裂かれた。ここで敵を来させるかー! しかもあしびに感謝してくれた人を殺させる残虐っぷり。これじゃああしびは今まで通り、いや今まで以上に命を粗末にして戦いますぜ。江ノ島先生はどんな結末にするつもりなんだろう?

暗号学園のいろは
 学園を去ろうとしたいろはが語る衝撃の過去。過去編を語るだけで終わらせたり、クラスを改めて結束させたり最終回みたいな雰囲気でしたが、まだ続きそうで何より。いや西尾先生、わざとやってね?
 3人が出した暗号は、わざわざ解く必要ありませんね(ニヤニヤ)。坂本と鞆の浦は日本史好き、幕末ファンなら誰でも解けるし。いろは君、君の凄さを知らぬは当人ばかりなり。
 学級兵長になったいろはは新たなステージへ。待ち受けるのは他クラスの学級兵長。みんな仲良くとはいかない雰囲気ですね。次回からは彼女達と暗号バトルかな?

 浦和レッズのACL優勝に他サポながら興奮しましたが、翌日の日曜日は全国的に雨。屋根が無い球場なら試合中止になる野球と違って、サッカーは雨が降っても雪が降ってもやります。東京ヴェルディと長崎の試合も、大雨の中で予定通り行われました。
 長崎のトランスコスモススタジアム長崎(正式名称は長崎県立総合運動公園陸上競技場)には一度だけ行った事があります。味スタと同じく屋根はあるけど客席全てを覆う程ではなく、サポーターは雨を避ける為に後方で応援してました。長崎への飛行機も遅れたようだし、当日に遠征した人達は大変だったでしょう。でも、わざわざ長崎まで行った甲斐はありましたね。

 V・ファーレン長崎がJ2に昇格して以来、ヴェルディは長崎の地では一度も勝った事が無い、フクアリと並ぶ鬼門でした。そもそも九州での試合は勝率悪いし。
 この日も勝算は低かったと思います。長崎は前節で5連勝を達成して2位に浮上。対するヴェルディは怪我人続出で苦しい状況。長距離移動のアウェイ戦で鬼門のスタジアム、しかも雨。悪い条件が揃っていました。
 でも、もう負けフラグを積み重ねている試合にも慣れてきたのか(笑)、この日のヴェルディはかなり良い動きをしていました。得点ランキング2位のフアンマや都倉賢など強力な攻撃陣を揃えている長崎に対して、城福監督はハイプレスとショートパスを組み合わせた丁寧なサッカーで挑みます。これが雨のピッチコンディションにピタリと嵌まり、試合は全体的にヴェルディがペースを握りました。
 後半15分にヴェルディがPKを獲得。蹴るのはバスケス・バイロン。一度は長崎のGKに止められましたが、こぼれ球をバイロン本人が押し込んで先制! 駆け付けたヴェルディサポを喜ばせました。
 ですが24分に今度は長崎にPK。何故かヴェルディ戦で決めまくる都倉に決められ、同点にされてしまいました。
 が、追いつかれてガックリしたのは私だけでした。その僅か1分後、この日先発出場した山田剛綺がゴール前まで運び、転ばされますがヴェルディの選手達がボールを確保。混戦模様の中で転がってきたボールを、立ち上がっていた山田がシュート! これが決まってヴェルディが再び突き放しました。
 その後もヴェルディが主導権を握り、長崎にチャンスを与えない。終盤は危ない場面もありましたが、マテウスの神セーブで乗り越えました。山田のプロ初ゴールを守り抜いたヴェルディが2-1で勝利、長崎のスタジアムで初めて勝利のラインダンスを踊りました。

 山田は守備でも活躍して、昨年の関西学生サッカーリーグMVPが伊達ではない事を示しました。これを機にどんどん点を取ってほしいですね。
 雨の中で頑張った選手、スタッフ、そして応援し続けたサポーターは頼もしかったです。これでヴェルディは3位に上がりましたが、次の相手は首位の町田。厳しい相手が続き、日程くんをちょっと恨みたくなります(苦笑)。
 ですが盛り上がるのは間違いない。上位対決にして因縁の相手、過去一盛り上がる東京クラシックになるでしょう。私も行くので、町田に勝って今季2度目の連勝を祝いましょう。頑張れ、東京ヴェルディ!!

 他のチームですが、徳島が大宮を破って最下位から脱出し、清水が9-1という大差でいわきFCに圧勝。敗れた大宮といわきは揃って降格圏に落ちました。あー、そのー、眠っていた清水を目覚めさせてしまってすいません。
 そして水戸はホーム初勝利おめでとうございます。ヴェルディが不発弾を爆発させなくてホッ。

 GWに入り、東京の各地で大混雑が起きた憲法記念日。私は早朝にドンブラザーズvsゼンカイジャーの映画を見た後、帰宅して一休みした後に味スタに向かいました。
 この日は休日&相手が人気チームという事で1万人以上の観客が来る事が予想されており、ちょっと早めに出ました。シーチケ組はすんなり入場できて良かった。


 ファミリアランドは大混雑、フードヴィレッジはいつもの倍のキッチンカーが来ていました。

 


 私は磐田から来た「Oracchi」という米粉ピザの店で、磐田野菜のサラダピザを購入。1,000円もする割に小さめだなと思ったけど、野菜がたっぷり乗っている上に味も良くて大満足。


 フードヴィレッジの隣で調布警察と三鷹警察の警察車両が展示されていました。白バイには誰でも乗る事が出来て、子供より大人の方が興奮してました(笑)。

 


 シートベルトをしてない時に事故に合い、車が横転したらどうなる?という体験車も来てました。私は免許を持ってないけど、車やバスに乗る時はシートベルトしてます。


 ピーポくんも来てました。イラストでは良く見るけど、本物はなかなか見ないよね。


 この日のリヴェルンは西が丘でベレーザの試合を見た後、味スタに駆け付けました。時間ギリギリだったので入場時のお出迎えが無くて残念でした。某ミッ○ーみたいに2体いれば…(それ以上いけない)。

 


 今節から3試合はレジェンドステージという事で、ヴェルディ君も来ます。隣りにいる白い泡みたいなマスコットは新宿区から来てくれた新宿あわわ。見た目と裏腹に軽快に動いてました。


 レジェンドステージでは、ヴェルディが今まで獲得したタイトルのトロフィーや、獲得した際のユニフォームが展示されます。これだけのタイトルを獲ったチームが今はJ2で藻掻いている。この時代を知る人達は、そりゃあ夢を見るわなあ……。


 今節は多摩市応援DAYという事で、多摩市の阿部裕行市長が来てくれました。相変わらずビールがお好きなようで。


 J2に落ちたとはいえ流石はジュビロ磐田、サポーターの数は圧倒的です。今季最多の14,702人の内、半分ぐらいは磐田サポだったかと。


 試合前には磐田のゴール裏で決起集会が行われていました。影だけでも凄い人数だと分かりますね。


 磐田のマスコット、ジュビロくんも訪れており、ハーフタイムにはヴェルディのゴール裏に来てくれました。


 またハーフタイムには多摩市出身のサッカー選手で、ヴェルディで引退した田村直也さんのメッセージ映像が流されました。去年、仙台にも来てましたね。現在は解説業の傍ら、サッカーの普及活動に励んでいるそうです。いつか味スタにも来てください。

 ここからは試合の感想です。
 結果を先に言えば0-0のスコアスドローでした。ヴェルディは磐田とは非常に相性が悪く、特に味スタではJリーグ創設以来、一度も勝った事がありません。去年の天皇杯でようやく一矢報いたのです。
 しかし今年の磐田は外国人選手の契約で問題を起こし、FIFAからの制裁を受けてオフシーズンの補強が出来ませんでした。つまり去年のチームのままJ2で戦っています。夏の補強も出来ないので、他所のチームながら心配になります。杉本健勇は移籍しちゃったし。いや、彼は全然点を取れなかったから、戦力ダウンにはならないか(厳しいな。一応、元ヴェルディ選手な‎んですけど)。
 そんなかつてない窮地に追い込まれても、J1昇格を目指して戦っている磐田。しかしやはり厳しく、現在の順位は11位。降格はしないだろうけど、昇格は無理っぽいかな……。
 迎え撃つヴェルディも、あまり良い状況ではありません。前節は水戸に勝ったけどギリギリの勝利だったし、梶川に続いて河村慶人に斎藤功佑と怪我人が続出。確固たる勝利の方程式を築けず、城福監督を悩ませています。
 そんなイマイチなチーム同士が戦ったら、まあこうなるわな。両チームの選手ともにミスが多く、決定機を逃し続ける。特にヴェルディの選手は自分達のペースになってもシュートを撃たず、この試合の枠内シュートはたった1本。点を取る気あるの?
 一方、守備はかなり改善され、磐田の攻撃を跳ね返し続けました。マテウスは味方の不甲斐なさにかなり苛立っていたけど、自分の仕事はきっちりやるプロです。


 ゴールシーンこそ無かったものの、相性が悪すぎる磐田に引き分けというのは悪くない結果です。それでも数少ない決定機をモノにしたかったですね。こういう試合で勝てれば昇格も夢じゃないのに。
 まあ終わった試合の事を悔やんでも仕方ありません。そもそもそんな余裕はありません。次は5連勝中の2位長崎とアウェイで戦い、その次はホームで首位町田との東京クラシック。大一番2連戦、相手は強いけど、ここで勝てればとんでもなく大きい。今回の悔しいドローを糧にして、まずはアウェイ長崎での初勝利を掴んでください。頑張れ、東京ヴェルディ!!

 試合後、大混雑の中を歩いていると後ろの人達が、
「ヴェルディって川崎じゃなかったっけ?」
「昔はね。今は東京だよ」
「へえー、知らなかった」
 …………野々村チェアマン、JFAの田嶋会長、秋春制を推し進める前にやる事があると思います。もっとJチームの知名度を上げましょう。何? ずっとJ2にいるそっちが悪い? まさに! 正論!