duck official blog -39ページ目

養生材

蝉状態

あっちもこっちも時間に追われてヤバイ状況ですが、

何とか乗り切らなければいけません。


予定しているフラッグシップモデルのPOTとベンチテーブルは

Gさんの”本業そっちのけ”の応援のお陰で、

あとは手元に届くのを待つだけです。

チューニングPCの方は大佐の南国出張所(高知)で

現在ケースのデコなどを含め進行中です。


第一弾としてはこの3種なのですが、大きな課題が残ってます。


どれも安くない(爆)


そう、どれもduckブランドに恥じない世界最高水準と言い切れます。

POTもベンチテーブルも今後の日本、いや世界の冷やし方の定義が

まったく変わる可能性もあるくらいです。


しかし、大手企業が500個~1000個で作るレベルではなく、

大手に比べれば個人売買に近いレベルで、

ハッキリいってかかってる製作コストだけでも、

現在売られているPOTやテーブルの販売価格より下げるのが

困難なレベルです。


たとえばPOTですが、TAMさんが出してるMaxx-neoですが、

現在5~6万で販売されてます。

これを関東の加工屋に見せたところ、

まず平均的に帰ってくる答えは・・


10万でも・・


作ることさえ出来ません


10万で作れない?ということは最終的な販売価格は

いったい幾らになってしまうのでしょうか?(笑)

私のPOTを見せたら ”作るだけで20万”と言われたそうです。

これじゃぁ・・・極冷の


敷居上げてます(爆)


これは限界まで頑張り、なんとか常識的な価格まで

引きずり落としますが、私たちに儲けなど殆ど無いでしょう。


私はそれでもぜ~んぜん構いませんが、

資本出してる会社への打撃は避けなければいけません。


そう、ここからが”技術力”の見せどころです。

以前私自身、このBlogのどこかでウンチクたれてましたが、


腕のある料理人だったら、少ないコストと限られた時間で

良い料理がお客さんに提供出来るはず・・

それこそが技術力だ。


これは最近ASUSに用事で行った時に、

”昔のASUSは良かったね~、もっと頑張れ!”

といった例えで、

彼らに対して、たれてきたウンチクを

そのままをここで述べたのですが・・・


自分の首、絞めてます。


ああ~言わなきゃよかった・・あとの祭りです。


ということで、あと2種類、誰もが?高い

と言わないレベルの低?価格帯で

良い性能のPOTとベンチテーブルを

作れるだけ作らなければいけません。

でないと、商売にはならず、

肝心のプロジェクト自体が消滅します。


組み込みPCは2種類、

POTは松竹梅、ベンチテーブルも松竹梅・・

ということです。


しかし時間はあと半月・・・無謀ですな~


たくさんのOverClockerの同士から

支援していただいてます。

その期待に応える為にも

Project-J.C.Aは爆走を続けます!




Japan Cooling Artist




この後、セミは外に逃がしました。


横浜研究所では・・・

Project-J.C.A

Water Bear Pot

今回、POTは2種類用意してますが、
そのうち最上位のモノは発注も終わり、
後は手元に届くのを待つばかり
となりました。


世界中、色々なPOTを見てきましたが、
このような形式のPOTは過去見たこともなく、
その性能も前代未聞のことになりそうです。
チューニングで更に補強するつもりですが、
補強前の状態でもデータ上では十分です。


POTの名前は


Water Bear Pot


シリーズモノの予定ですので、
通称WB-POTとなっていくでしょう。


実はこのPOT、形や大きさなどを決める前に

モチーフとしたものがありました。
つまり、名前が決まっていて

それに合わせて構造や機能を

考えていった形なのです。


コンセプトは前にも書きましたとおり、

どんな温度域でも呼吸が出来るモノ。
つまりどんな温度でも死なずに生きてられるモノです。

そう、この地球上で一番低い温度(絶対零度)
でも生きてられる生物・・・
それは・・



地球最強の生物、

クマムシです。




Japan Cooling Artist





知ってる方も多いと思いますが、簡単に説明を。



5億年以上昔から生息。


自ら仮死状態に変身することが出来る。


地球上のどこにでも生息、うちの近所や温泉の中でも生息。
(1平方cmあたり300匹。)


自ら自分の体重の85%の水分を3%にまで落とせる。


放射能もへっちゃらで57万レントゲンでも平気。
(人間は5000レントゲンで逝く)


真空状態でも元気。


6000気圧でも大丈夫。


150年前の熊虫に水かけたら復活。


宇宙空間に直接放り投げてもへっちゃら。


泳げないのに水棲生物。


名前のとおりクマのように歩く。


そして・・・


-272℃~151℃まで平気。


ほぼ絶対零度でも生きてられる生き物なのです。

こんなバケモノには勝てる訳ありませんが、
クマムシに地球上一番近いPOTを目指して
クマムシの英語名(Water Bear)
にちなんで命名しました。


画像や設計図を現時点で公開出来ないのが
非常~に悔しいです・・・



アイディア募集

OverClockers ちーちゃん

多分、私より有名なOverClockerです。



Japan Cooling Artist


国内外Web上とかでは私の顔はコレになってます。
名前はチーちゃんといいます。



Japan Cooling Artist


彼女は私がLN2を始めた時から部屋に居つき、
現在まで私の補助をしてくれて、
LN2検証時、横に居てジ~っと監視しています。
酸素濃度が薄くなり危険になってくると、
自らクルクル回って教えてくれたりもします。

私の大切にしてるモノは分かってるらしく、
どんなに散らかっていても、M/Bはもちろん、
細かいパーツ類まで一度も踏んだこともありません。
床に細かく散らばったドライアイスも、
器用にかわして走っていきます。


もちろん、海外イベントにもつれていきますし、
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0806/06/news013.html

国内でも人前でやる時はベンチテーブルの上から
見守ってます。


そんなチーにも去年、兄弟が出来ました。
兄のチビタと弟のゲンジロウです。



チビタの勇姿↓


Japan Cooling Artist



チビタの方もヤバい状況でしたが、
ゲンジロウの方は非常に危険な状態でした。


まだ4月の寒空の下、初乳も飲んでおらず、
状況からして生まれたその日だと思われ、
ゴミ廃棄場に捨てられていました。



Japan Cooling Artist


目撃者の話によると、もうあと二匹いたらしいのですが、
カラスの餌食になってしまったようです。
丸一日放置され、あと少しで命は無かったと思います。
懸命の延命処置が数週間続き、そのお陰でなんとか
生き延びました。



Japan Cooling Artist



最初は気づかなかったのですが、

その後異常に成長し
気がつけば小型犬よりデカく、
どう見てもメインクーン系です。





Japan Cooling Artist




Japan Cooling Artist



名前の由来は・・・

日本最強の次男は二人いて
武田信繁公と真田信繁公ですが、
真田信繁(源次郎)から付けさせてもらいました。



普段は非常に大人しく強烈な甘えん坊でございます。
外敵から家を守る為、早朝から窓の外のカラスや
人間の目で見えない敵?に対しても歯をカチカチやって
威嚇しており、立派に任務をこなしてもらってます。




REC

組み込みPC 2 ケース

レスポンス検証