蝉状態
あっちもこっちも時間に追われてヤバイ状況ですが、
何とか乗り切らなければいけません。
予定しているフラッグシップモデルのPOTとベンチテーブルは
Gさんの”本業そっちのけ”の応援のお陰で、
あとは手元に届くのを待つだけです。
チューニングPCの方は大佐の南国出張所(高知)で
現在ケースのデコなどを含め進行中です。
第一弾としてはこの3種なのですが、大きな課題が残ってます。
どれも安くない(爆)
そう、どれもduckブランドに恥じない世界最高水準と言い切れます。
POTもベンチテーブルも今後の日本、いや世界の冷やし方の定義が
まったく変わる可能性もあるくらいです。
しかし、大手企業が500個~1000個で作るレベルではなく、
大手に比べれば個人売買に近いレベルで、
ハッキリいってかかってる製作コストだけでも、
現在売られているPOTやテーブルの販売価格より下げるのが
困難なレベルです。
たとえばPOTですが、TAMさんが出してるMaxx-neoですが、
現在5~6万で販売されてます。
これを関東の加工屋に見せたところ、
まず平均的に帰ってくる答えは・・
10万でも・・
作ることさえ出来ません
10万で作れない?ということは最終的な販売価格は
いったい幾らになってしまうのでしょうか?(笑)
私のPOTを見せたら ”作るだけで20万”と言われたそうです。
これじゃぁ・・・極冷の
敷居上げてます(爆)
これは限界まで頑張り、なんとか常識的な価格まで
引きずり落としますが、私たちに儲けなど殆ど無いでしょう。
私はそれでもぜ~んぜん構いませんが、
資本出してる会社への打撃は避けなければいけません。
そう、ここからが”技術力”の見せどころです。
以前私自身、このBlogのどこかでウンチクたれてましたが、
腕のある料理人だったら、少ないコストと限られた時間で
良い料理がお客さんに提供出来るはず・・
それこそが技術力だ。
これは最近ASUSに用事で行った時に、
”昔のASUSは良かったね~、もっと頑張れ!”
といった例えで、
彼らに対して、たれてきたウンチクを
そのままをここで述べたのですが・・・
自分の首、絞めてます。
ああ~言わなきゃよかった・・あとの祭りです。
ということで、あと2種類、誰もが?高い
と言わないレベルの低?価格帯で
良い性能のPOTとベンチテーブルを
作れるだけ作らなければいけません。
でないと、商売にはならず、
肝心のプロジェクト自体が消滅します。
組み込みPCは2種類、
POTは松竹梅、ベンチテーブルも松竹梅・・
ということです。
しかし時間はあと半月・・・無謀ですな~
たくさんのOverClockerの同士から
支援していただいてます。
その期待に応える為にも
Project-J.C.Aは爆走を続けます!
この後、セミは外に逃がしました。
Water Bear Pot
今回、POTは2種類用意してますが、
そのうち最上位のモノは発注も終わり、
後は手元に届くのを待つばかり
となりました。
世界中、色々なPOTを見てきましたが、
このような形式のPOTは過去見たこともなく、
その性能も前代未聞のことになりそうです。
チューニングで更に補強するつもりですが、
補強前の状態でもデータ上では十分です。
POTの名前は
Water Bear Pot
シリーズモノの予定ですので、
通称WB-POTとなっていくでしょう。
実はこのPOT、形や大きさなどを決める前に
モチーフとしたものがありました。
つまり、名前が決まっていて
それに合わせて構造や機能を
考えていった形なのです。
コンセプトは前にも書きましたとおり、
どんな温度域でも呼吸が出来るモノ。
つまりどんな温度でも死なずに生きてられるモノです。
そう、この地球上で一番低い温度(絶対零度)
でも生きてられる生物・・・
それは・・
地球最強の生物、
クマムシです。
知ってる方も多いと思いますが、簡単に説明を。
5億年以上昔から生息。
自ら仮死状態に変身することが出来る。
地球上のどこにでも生息、うちの近所や温泉の中でも生息。
(1平方cmあたり300匹。)
自ら自分の体重の85%の水分を3%にまで落とせる。
放射能もへっちゃらで57万レントゲンでも平気。
(人間は5000レントゲンで逝く)
真空状態でも元気。
6000気圧でも大丈夫。
150年前の熊虫に水かけたら復活。
宇宙空間に直接放り投げてもへっちゃら。
泳げないのに水棲生物。
名前のとおりクマのように歩く。
そして・・・
-272℃~151℃まで平気。
ほぼ絶対零度でも生きてられる生き物なのです。
こんなバケモノには勝てる訳ありませんが、
クマムシに地球上一番近いPOTを目指して
クマムシの英語名(Water Bear)
にちなんで命名しました。
画像や設計図を現時点で公開出来ないのが
非常~に悔しいです・・・
OverClockers ちーちゃん
多分、私より有名なOverClockerです。
国内外Web上とかでは私の顔はコレになってます。
名前はチーちゃんといいます。
彼女は私がLN2を始めた時から部屋に居つき、
現在まで私の補助をしてくれて、
LN2検証時、横に居てジ~っと監視しています。
酸素濃度が薄くなり危険になってくると、
自らクルクル回って教えてくれたりもします。
私の大切にしてるモノは分かってるらしく、
どんなに散らかっていても、M/Bはもちろん、
細かいパーツ類まで一度も踏んだこともありません。
床に細かく散らばったドライアイスも、
器用にかわして走っていきます。
もちろん、海外イベントにもつれていきますし、
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0806/06/news013.html
国内でも人前でやる時はベンチテーブルの上から
見守ってます。
そんなチーにも去年、兄弟が出来ました。
兄のチビタと弟のゲンジロウです。
チビタの勇姿↓
チビタの方もヤバい状況でしたが、
ゲンジロウの方は非常に危険な状態でした。
まだ4月の寒空の下、初乳も飲んでおらず、
状況からして生まれたその日だと思われ、
ゴミ廃棄場に捨てられていました。
目撃者の話によると、もうあと二匹いたらしいのですが、
カラスの餌食になってしまったようです。
丸一日放置され、あと少しで命は無かったと思います。
懸命の延命処置が数週間続き、そのお陰でなんとか
生き延びました。
最初は気づかなかったのですが、
その後異常に成長し
気がつけば小型犬よりデカく、
どう見てもメインクーン系です。
名前の由来は・・・
日本最強の次男は二人いて
武田信繁公と真田信繁公ですが、
真田信繁(源次郎)から付けさせてもらいました。
普段は非常に大人しく強烈な甘えん坊でございます。
外敵から家を守る為、早朝から窓の外のカラスや
人間の目で見えない敵?に対しても歯をカチカチやって
威嚇しており、立派に任務をこなしてもらってます。