北海道では今朝は冷え込んだようです。
この旅で先日寄ったところは-29℃!?
こんな突発的な気温低下があるから注意が必要です。
ブログを書くと隣のテレビでは、やはり先日寄った湿原の冬の動物たちを放映してますね。
負けずに、動物記録をご紹介したいと思います。
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もしも厳冬期に、激寒の地で活動できたら趣味の世界が広がりそう。
プチ厳冬の体験先は北海道。
時期は道内の感染拡大が収まり、関東・関西の急拡大が始まる前。
準備万端、感染予防に努めて寒さを楽しんできます。
【厳冬の北海道で車中泊とアウトドア】の動機や準備、プチ体験の目次はここ
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野付半島は細く長い半島。
幅は100mほどで長さは30kmほどあります。
観光的にはトドワラというトドマツの立ち枯れが有名。
自分は20年ほど前に1度訪れています。
しかし最近のブロ友さん情報ではトドワラが衰退してまもなく見られなくなるであろうとのこと。
もう一度見ておきたいと思いまして向かうことにしました。
野付半島はここです。
内海湾は野付湾とも呼ばれ干潟が広がります。
ここは2005年にラムサール条約湿地に登録されています。
家族と来たのはその前です。
将来は滞在して多様な動植物が生息をゆっくり観察したいと思ってます。
今回はそのための下見も兼ねています。
流氷の時期には早いですが、すでに野付湾はこのように凍ってます。
野付湾の別の方角です。
遠くの山はたぶん陸の阿寒富士だと思われます。
知床方面の山々もうっすら見えましたが写真が無い(笑)
湾の外側です。
遠景の島は国後島です。
今はロシアの管轄下。
写真のようにエゾシカのオスがいました。
何度も夏と秋の北海道をには出かけていますが、こんな至近にオスを見たのは初めてです。
そしてこれがトドワラ。
凍っている内湾を歩いていけそうですが、人の立ち入りは禁止されていますので。
けど、動物には関係ありません。
ふとこんなシーンに出会いました。
エゾシカの群れです。
やはりこんな大きい群れを見たことはありません。
それに凍った内海の上を渡ってきてます。
どれだけ野生の王国なのか、ビックリです。
道民の皆さんはいつもこんな風景を見ているのでしょうか。
うらやましいです。
先頭の雄がレムに気づき、群れの動きが止まります。
慌てて物陰に隠れて観察します。
どれくらい待ったでしょうか。
日が傾いてきますと、シカの群れ動き出しました。
レムの数十メートル先を駆け抜けていきます。
10頭くらいずつのグループがあるようです。
家族かな。
群れ全体では優に100頭は越えていそうです。
今度は頭上を越えていくオオワシがいました。
慌ててカメラを構えますがもうあんなとこへ。
凍った内海では魚も取れないはず。
外海は凍ってませんのでそっちで腹を満たしてきたのかもしれません。
捕食の時間帯はどうなってるのでしょう?
調査不足ですね。
陸の山の中に日が沈みます。
あの木々はナラワラだと思います。
幾重にも重なった凍った海と陸。
かなり珍しい風景だと思います。
夕日をみているのは人だけではありません。
日が暮れてもなお空は赤く焼けています。
佇むように、つがいのエゾシカが。
彼らはどこへ帰るのでしょうか?
そうそう、紹介しようか迷った写真があります。
自然の厳しさを感じたショットなので載せたいと思います。
角突き勝負で勝ったオスのシカです。
気になる方はクリックしてください。拡大写真が見れます。
先日のタンチョウにも驚きましたが、今日のシカのスペクタクルにも感動しました。
さあ日が暮れましたが今宵はどこで寒さと戦いましょう。
ブロ友さんが泊まったキャンプ場があるはず。。。
つづく
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