《北海道2020冬》⑥激寒の早朝の出会い | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

皆さん、ご心配をおかけしました。

 

大丈夫です、凍傷はありません。

 

この寒さは大切な布石なんです。

 

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もしも厳冬期に、激寒の地で活動できたら趣味の世界が広がりそう。

 

プチ厳冬の体験先は北海道。

 

時期は道内の感染拡大が収まり、関東・関西の急拡大が始まる前。

 

準備万端、感染予防に努めて寒さを楽しんできます。

 

 【厳冬の北海道で車中泊とアウトドア】の動機や準備、プチ体験の目次はここ

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いきなり-20℃以下の夜を経験してしまいました。

 

けど、ホントの冷たさとの闘いはこれからです。

 

鶴居村はです。

 

目覚めたのは、道の駅『阿寒タンチョウの里』です。

 

朝一番で行きたかった場所はここから30分ほど走った釧路湿原に近い原野の中にあります。

 

 

 

その場所に日の出(6:48)よりも30分は早く行きたかったのです。

 

それで5時半に起きました。

 

ところが窓ガラスが凍結したりして出発が6時を過ぎてしまいました。

 

 

 

ナビが案内する広い道の方が安心ですが曲がりくねった近道を使いましょう!

 

朝の法定速度の道ですので少しは速く走りたいですが、もし凍結していたら、、と思うと強くアクセルを踏む込めません。

 

 

 

ぎりぎり日の出直前の6:40に原野の目的地に到着します。

 

駐車場でカメラ機材を準備していると、二人現場から引き揚げてきました。

 

もう朝のショーは終わってしまったのでしょうか?

 

 

駐車場から100mほどを走ります。

 

ふう、なんとかショーの最終には間に合ったようです。

 

フィールドはこんな場所です。

周囲が木々で覆われた川です。

 

東向きの空が日の出前の紅さを帯びています。

 

その空の色が水面に紅く映り込んでいます。

 

木々は樹氷を纏っています。

 

 

 

小さく映り込んでますが川面の奥の方にはタンチョウたちが眠っています。

 

超望遠で撮ってみます。

ここはタンチョウのねぐらです。

 

人が見れる唯一の場所と聞いてます。

 

すでに川面から靄が立ち上がっています。

 

 

 

そしてここが凄いのはこれから。日の出と関係があります。

 

日の出前にスタンバイしたかった理由もそれです。

 

川に向かって左の木々の間から太陽が顔を出してきました。

 

 

すると朝日に照らされた木々の樹氷や川面から靄が一斉に立ち上がります。

来ました!

 

まさか12月で見れるとは!

 

厳冬期の寒さ対策は、このシーンを見るための条件だったのです。

 

 

その後、朝日を浴びながらタンチョウたちが飛び立っていきます。

 

感動!

 

 

この朝靄シーンを始めて雑誌で見たのは20年くらい前。

 

『1~2月の冷え込んだ朝、風がなく太陽が昇ると、、、』というような説明を記憶しています。

 

なので本番1~2月だと思ってたのです。

 

幸運にも条件があったようです。

 

 

 

撤収した8時半で外気は-16℃でした。

 

撮影中は何度だったか、、、夢中で温度計は見てません。

 

またカメラはこんな感じ。

吐いた息で真っ白です。

 

到着が遅れたためレンズヒータやフードを取り付ける時間はありませんでした。

 

 

 

が、くそ寒い中カメラは動作しました。

 

一方でレンズの動作が不安定でした。

 

AFの動作がちょっと怪しく、精度が甘くなった気がしました。

 

 

場所の下見くらいの気持ちでしたが、そのシーンに出会えてラッキーでした。

 

 

続きます。

 

 

いつもありがとうございます。

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