続報です。
前回の記事
と合わせてご覧ください。
コロナの非常事態宣言は終息してきましたが、
ファームで発生したゼニゴケクラスターは攻防がつついています。
ゼニゴケ駆除のキーワードは
①乾燥
②pH
③熱
です。
前回は乾燥の効果を試しました。
効果はあっても大量な土を乾かすのは容易ではありません。
なので今回はpH調整を試します。
■アルカリ性シフト
まずは石灰を蒔いてみましょう。ただ撒き過ぎるとアルカリの大きく傾くので、注意が必要。
ファームは有機石灰の標準的な施肥量は200g/m2程度です。
試しに0.5m2に400g撒いてみました。
一時的4倍の量となりますが、狭い面積でためしますのでやがて周囲に散って行くでしょう。
1週間後の結果
ダメです。
■酸性シフト
ネットで調べると『木酢酸を80倍』という情報があります。
我が家にも木酢酸があります。
4-5年前に購入したものですが、、ラベルと見ますとpH4.5-4.65。
ちなみに日本木酢液協会が定める品質規格はpH1.5-3.7らしい。(出典はここ)
なので我が家の木酢酸は中性寄りですね。
ちなみに10倍でpHは+1、3.3倍で+0.5です。
効き目を調べてみましょうか。
100倍液と原液と散布してみます。
いつもは500~1000倍で散布しているので、こんなに濃くて影響が出ないか心配です。
散布エリアは限定的40cm*40cmにしましょう。
100倍液、散布前(黄色いペグは目印です)
100倍液、一週間後
ダメじゃん。
続いて原液、散布前
原液、一週間後
おお!一掃している。
原液では行けますが、100倍ではダメ。
ということはこの間に閾値(効き目がある境目)があります。
次回に続く。
いつもありがとうございます。
シーズンが来ましたが旅に出にくいです。
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