◆クラスター発生
ファームで再びコケのクラスターが発生しています。
昨年の梅雨の時期にどっと増えたが夏以降なりを潜めていました。
ところが、2月末ころから広がり始めました。
ちょうどコロナが拡散し始めた時期と一致します。
カミさんとコロナコケ〜と冗談を言ってる間に一気に広がりました
場所的にはファーム境界線の南側にある塀の際の日当たりの悪い場所など。
特にM12エリアは午後に数時間だけ日が当たるようなところで、アサツキとニラがの根元を覆うようにクラスターが見られました。
◆緊急時多宣言 クラスター対策班始動
コケのイメージとして、湿った場所に生えやすそうです。
なら乾燥させると良いのでは?と思って、
先週試しに土ごと削ったコケを日当たりの良い場所に置いてきました。
その結果
やはり枯れ果てていました。
ということで、今週は除草するがごとく、コケをぜーんぶ削り、
日当たりの良いところで乾燥させます。
(畝立てしたマルチの上で乾燥させてます)
が、天気が下り坂でしたので、戻る時にはとりあえず袋詰めにしてきました。
◆情報収集と対策
帰宅して調べますと、ゼニコケであっていそうです。
『ゼニゴケが育ちやすい環境は、日光があまり当たらず暗くてジメジメした水分が多い北側の土地や酸性の土地を好んで繁殖します。特徴的なのは日陰の湿気のあるところなら庭、公園、道端、建物の陰など生育環境の条件が整っていればモリモリ生えてきます
』
やはり梅雨の時期や雨が多い時期は繁殖が広がるようですので、5月までに抑え込むことができるかどうかがカギを握ります。
通常の除草剤は効かず、専用の除草剤があるようですが、無農薬を目指すファームでは除草剤は使いません。
となると対策は『乾燥』です。
テデトール(手で取る)、コケを削って取り除き乾燥させます。
もしくは酸性の土をアルカリにもっていくことでしょうか。
石灰やお酢が使えそうです。
ただ、撒き過ぎは作物栽培に影響します。
来週、袋詰めしてきた土に石灰を混ぜ込んで、一気に退治しましょう。
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