いつでもハロウ！
元イラストレーター25年歴/
頑張りすぎる人間関係専門カウンセラー
心屋塾初級認定講師もりわきまりこです。
【自己紹介 ①】不登校になるまで
【自己紹介 ②】働く引きこもりイラストレーター
【自己紹介 ③】自分を棚に上げたままでカウンセラーになりました(最終話)
ほんとにおもしろおかしい時にポッと笑顔が帰ってきているといいな
昔、グループカウンセリングをしていたときのこと。
(設定はちょっとぼかします）
美容系のお店をいつか出したいと夢いっぱいのキラキラ女子さん、心の勉強もしたいなぁなどとやんわりしたご相談を受けていたのですが、
ひと言何かを口にするたび「アハハ」と、必ず笑いを挟まれる。
ひと言、ひと言の間に必ず入るので、面白おかしくて笑っているわけではないのは、見て取れます。
不自然なんですね・・・
もしや、人が怖いのかなぁ？と思い、直球で聞くと「はい」と頷かれました。
学生時代、女子の世界で、ボキボキに心が折れた経験があったのだそう。
実はわたし、もともとは、ひととおしゃべりするのが大好き、会話の間を楽しめるくらい余裕シャクシャク子ちゃんだったのですが
不登校以降、ひとと話していると、相手に自分がどう思われているか不安が出るようになり、その不安をかき消すよう、わざと道化を演じる癖がありました。
人間不信からおしゃべりしてると予期不安が出るようになったんです。
さすがにアハハ！は挟みませんが、根っこの原理は同じです。
怖れが出るから、アハハを挟むからいい悪いの話ではありません。
蓋をしているものに手をつけず、抱え込んだままきらめく夢を叶えていこうとすることに無理があるという話です。
抑え込んだいるものは、真逆を走ることでさらに膨れ上がり最後には結局大爆発します。
怖れていたものの正体は(ここはひとそれぞれ)等身大を生きることに目を向けていくことで自然と気づけるようになります。
冒頭の彼女に「あえて今から、笑いながらを挟まず、話をしてみよう！」と提案すると
「そんなの絶対無理です！怖いです」とマッハで拒否られました。
かくいうわたくしは、どうやってこの沼から出たかと言いますと・・
その昔、毎月一回開催されていた心屋塾Beトレの前説で、今は卒業されたマスターコースの講師さんが前説で話してくれた体験談がドンズバだったんです。
お買い物をするとき、ブスッとした顔で余計なこと言わずお金だけ出して、お釣りもらってものを買って帰るというもの。
名づけて、ブスッとワークです！
わたしは、アハハオホホ封印のこのワーク、すぐやりました。
講師さんはあえてハードル上げて、男前の感じのいいコンビニ店員のところへいき、実行されたそうです。
アハハオホホなど、挟まなくても、用は済む。
アハハオホホなど、挟まなくても、消費税を30％取ったりしないし、対応もフツー。
アハハオホホをやらず、死んだ目でわたしは何度もやりました。
悪い人間になっていくなあー、わたしクズだなあーーと
始めの頃は思ったものですが、そもそも当時のわたしの愛想の良さはやりすぎだったので
やめていくことでずいぶん気が楽になりました。
おかげでホントのわたしは、つまらないと思ったら1ミクロンも笑わない、喜怒哀楽のハッキリしすぎた人間だったということも判明していきました。
(6、7年前だな)
これはこれで社会性に問題も出るのでは？と薄く悩んだ時期もありましたが
「それがわたしだ、それでやっていく！」と決めてからはずいぶん楽になり、盛らないから信用できるとまで言われる副産物まで！！
キラキラ相談者女子にも、このような理由で提案させて頂いた次第です。
一期一会のグループカウンセリングだったので、あれから彼女がブスッとワークをされたかどうかは定かではありませんが
どうされているかなぁとたまに思い出します。
ほんとにおもしろおかしい時に、ポッと笑顔が灯り、ガハッと笑っていてくれるといいな。
怖れの正体、自分の仕組み、解体してから現在に合わせて再構成していこう
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