日本の医師が皆、佐々木先生みたいな方だったら良かったのに・・・と思いました | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

溜まりに溜まっている患者さんのアンケートをご紹介。

 

今日ご紹介する患者さんはの30代男性。

 

出血を主訴に関東地方から来られました。

 

 

2〜3年前から排便時の出血がありました。

 

健診で痔と診断され市販薬を使っていましたが出血量が増加。

 

便器が真っ赤になるくらい出血するように・・・。

 

痛みはありません。

脱出症状もありません。

 

排便はほぼ毎日。

週に2〜3回くらい浣腸を使用。

 

便が出ないと胃の症状がひどくなったり、お腹が気持ち悪いので時々スルーラックを飲んでおられます。

 

診察すると肛門周囲の皮膚が洗いすぎで荒れています。

 

もれなくウォシュレットを使っておられましたからあせる

 

内痔核が3つありました。

うち1つは肛門鏡で脱出。

 

今日は排便がまだとのことでしたが便が溜まっていたので坐剤で出して来てもらいました。

 

浣腸でもいいのですが、浣腸は胃腸が弱い人には刺激になって腹痛がひどくなったり、お腹がグルグルすることがあるので坐薬を使ってもらうことにしました。

 

出血には止血剤の坐剤を処方。

 

お腹の症状には人間由来のFK23を処方しました。

 

 

そして2週間後・・・

 

出血はたまにある程度でほぼ無くなっていました。

 

たった2週間ですが内痔核が小さくなって脱出しなくなっています!

 

なんと、浣腸より坐薬の方が便が出し切れる感じがあるとびっくり

 

浣腸と坐薬、どちらが合うのかは患者さんによりますが、浣腸は刺激感が強いので最初に坐薬を試してもらっています。

 

それでも便が出にくい、スッキリしない、便が出せない・・・という患者さんには浣腸を使うのですが、98%くらいの患者さんが坐薬になっていますね。

 

刺激感も少なく、正しい挿入方法でタイミングを合わせて入れればほぼほぼ便が出せます。

 

便をちゃんと出し切るようにしたら出血がなくなった、イボ痔が小さくなったということは日常茶飯事。

 

だから手術や注射療法を考える前に排便を見直して欲しい。

 

それで症状が無くなって何も困ったことがないなら、手術も注射療法もいらない。

 

痔だからって絶対に何がなんでも手術や注射療法などの治療をしなければならないってことはないから。

 

ちゃんと排便管理が出来ていれば10年、20年と痔と上手く付き合える。

 

そんな患者さんがたくさんいます。

 

だから手術と言われてもあきらめない。

 

注射療法を勧められても考える。

 

 

この患者さんも2回目の通院で終了となりましたグッ

 

 

実はこの患者さん、ワクチンを2回接種されていてワクチンについても色々と調べておられたのです。

 

2回目接種翌日から身体が痛くなって3ヶ月寝たきりになったそうですガーン

 

イベルメクチンを毎日服用して改善びっくり

 

またCBDオイルを舌下投与するとすぐに腸が動いて便が出ると。

 

ワクチン後の症状のためにビタミンB群、マグネシウム、ナイアシン、ケルセチン、グルタチオン、GABAなども服用されていました。

 

実は最近また受診され水素ガス吸入をされました。

 

水素ガス吸入についてはコチラ↓

 

 

 

精神科の薬の減薬にチャレンジ中で色々あったようで、CBDオイルのオーバードーズで倒れて救急搬送され大変だったとあせる

 

CBDオイルについては品質や濃度も色々なので、医療機関専用のしっかりとしたものを選ぶことをお勧めします。

 

 

痔の治療で受診されている患者さんにも必ずワクチンの話をしています。

 

患者さん向けのプリントを作って手渡しているのですが、最初は勇気が必要でした。

 

嫌がる患者さんがいるんじゃないか

反ワク扱いされたらどうしよう

 

そんな気持ちがあったのですが、冷静にワクチンに関する情報を伝えようと、診察後、帰り際に説明して渡してきました。

 

接種した人に渡すのは正直つらかったです汗

 

打ってしまった人にワクチンの懸念事項や薬害について伝えても、後悔を生むだけで、後悔したところで打たなかったことに出来ないから。

 

だけど次の接種をする前に考えて欲しい、そう思って伝えてきました。

 

結果的に3回目、4回目、5回目の接種をやめた患者さんが続出したので良かったです。

 

またワクチン後遺症についても知ってもらいたい。

 

今起きている症状がワクチンと関連がある可能性もありますし、今何もなくても今後何か身体に異変が起こった時にワクチンの可能性も考えて欲しいから。

 

もしもどこに行っても治らず、困ったら相談して下さいね

 

と伝えると安心されます。

 

ここは肛門科だから

肛門以外のことを相談してはいけない

そんなこと相談するのは先生に悪い

 

そんな風に思っている患者さんが多かったので、わざわざ時間を取って伝えてきて良かったと思いました。

 

そしてワクチン後遺症の相談もたくさん受けるようになり、今は診療所の患者さん以外の人もオンライン診療で受診されるようになりました。

 

基本的に「ワクチン後遺症」という病名も認められておらず、当然、その治療は保険で認められていません。

 

保険診療の範囲で出来ることは限られているため、栄養療法をはじめ自由診療の領域と重なります。

 

そういった意味で診療所で行っている栄養療法や生活指導がそのままワクチン後遺症治療に役立ちました。

 

診療所での治療プロトコルはコチラ↓

 

 

ご参考になさって下さい。

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

ドッグランが雪雪

そり遊びもしましたしっぽフリフリ

 

 

 

診療所の患者さんへ

 

今週の土曜日はビストロヒマワリのお弁当の配達があります。

 

欲しい方は前日金曜日の16時までにお電話でお申し込み下さいね飛び出すハート

 

06-6941-0919

 

メニューはコチラから↓

 

 

コロナ後遺症、ワクチン後遺症、イベルメクチンに関するお問い合わせはコチラへお願いします↓

コロナ関連・ワクチン後遺症について

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