ワクチン接種後の皮膚症状 | みのり先生の診察室

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ワクチン接種後に皮膚症状を訴える患者さんが増えています。

 

 

 

 

ワクチンを接種してすぐに症状があれば「ワクチンによるものかもしれない」と気付くのですが、ワクチンを接種してから数ヶ月経ってからだと本人も医師もワクチンを疑うことは少ないです。

 

また皮疹を見慣れている皮膚科医であれば気付けますが、皮膚科以外の医師が皮疹を診断するのは、まずもって難しいので、見逃されていたり放置されるケースも多いです。

 

皮膚科の学会誌では毎回、ワクチン接種後の皮膚症状についての報告があります。

 

リウマチ学会でもワクチン接種後の自己免疫疾患に関する発表オンパレードでしたが、皮膚科でも多いですね。

 

 

皮疹の形態も様々です。

 

蕁麻疹型、麻疹型、紫斑型、痘瘡型、接触皮膚炎型、遅発性大型局所反応型、ジベルバラ色粃糠疹型などが報告されています。

 

遅発性大型局所反応は「モデルナアーム」と呼ばれ、モデルナのワクチン接種後の代表的な副反応で、紅斑、皮下硬結、圧痛などの症状が接種後およそ7日目から11日目まで継続する。

 

私の患者さんのお一人は7種類の皮疹が交互に出現し、それが数ヶ月続いていたのですが、イベルメクチンを内服したらキレイに治りました。

 

困っておられたので非常に喜んでおられました。

 

またワクチン接種後の円形脱毛症の発表も見られます。

 

皮膚科領域ではワクチンがらみの発表が多いですが、これもワクチン接種との関連を、診察した医師が疑わなければスルーされている可能性もあり、実際はもっと多いのではないかと思われます。

 

作用機序は色々あるようです。

 

 

 

 

これらの皮疹からスパイクタンパクが検出されれば決定的なのですが、スパイクタンパクを検出するための免疫染色は大学などの研究機関で行われており、一般的な検査会社では無理だそうで、検体の管理も難しい・・・。

 

結局、大学病院の皮膚科を受診して生検してもらって調べるしか今のところ方法はないようです。

 

高知大学皮膚科がワクチン接種後に発生した帯状疱疹の皮疹からスパイク蛋白を検出してビッグニュースとなりましたね。

 

 

 

 

 

皮膚科領域からワクチンの副反応が究明されていくといいですね。

 

「しんどい」とか「頭痛い」とかよりも分かりやすい症状なだけに、医学的に診断しやすく、皮膚生検をして免疫染色をすればスパイクタンパクの存在が分かりますから。

 

高知大学皮膚科のようにワクチンの副反応を疑って検査してくれる大学が増えてくれることを願います。

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

ラブのワクチンも

改めて考えさせられる

今日この頃ですあせる

 

 

 

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