シェディングの相談 | みのり先生の診察室

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シェディングという言葉をご存知でしょうか?

 

ワクチンを接種していない人はご存知かもしれません。

 

「シェディング」は生物学的用語のようで、「細胞膜に埋め込まれた膜タンパク質から細胞外ドメインを切り離す」ことと日本医療開発機構のHPに記載がありました。

 

(細胞外ドメインとは・・・脂質でできた細胞膜には様々なタンパク質が埋め込まれており、埋め込まれるタンパク質の種類によって細胞の機能は異なります。膜に埋め込まれたタンパク質のうち細胞外に露出した部分を細胞外ドメインと呼び、細胞と外界とのインターフェイスとしての機能を担っています。)

 

「シェディング」は、切断されるタンパク質だけではなく、それを発現している細胞の機能も変換する影響力の強い分子機構である

 

 

と書かれています。

 

 

 

それではワクチンにおけるシェディングとは何なのか?

 

高橋徳医師が以下のような書籍を発刊されるようです。

 

 

 

 

本の紹介文には

 

接種者から「何か」が排出(shed)されている?
 

新型コロナワクチン接種者と接した時に限って、未接種者の身体に様々な悪影響・症状が出ることから、ワクチン接種直後から、しばらくの間、接種した人の体から、「何か」が排出(shed)されているのではないかという疑念が持ち上がっています。
 

これは、シェディング(伝播)と呼ばれる現象で(暴露とも呼ばれています)、接種者の呼気や汗腺から放出された何らかの毒素(スパイクタンパク質・酸化グラフェン・有機溶媒など)を吸い込むことで、非接種者にも影響が及びます。

 

と書かれています。

 

 

一方Yahoo! Newsではシェディングについて以下のように報じられていた。

 

 

たとえば「接種者からのシェディング」。これを目にして、いざ検索にかけてアクセスする先を誤れば、どこの誰が書いたかも分からないサイトへひとっ飛び。猜疑を深めることになるだろう。

 シェディングとは「汗や呼気からの抗原の曝露」のような意味で、実際には今回のmRNAワクチン由来の何かが体から出て周囲の健康を害するという根拠はない。

 

それでも、信じてしまった人達がいて、「接種者が増えたせいだ」と体調不良を訴える人まで出ている。

 

理論上は考えにくくとも「そんなものは無い」と簡単に斬り捨てられないのが難しいところだ。

 

 

引用元はコチラ↓

 

 

 

そんなことあるわけがない

胡散臭い

 

と思われる人も多いでしょう。

 

私も最初、シェディングのことを聞いたときには「さすがにそれは無いだろう」と思ったくらいですから。

 

でも実際に患者さんから相談を受けることが増えていくにつれ疑問を持つようになりました。

 

安城市のホームページにも「ワクチン接種者からのシェディング・エクソソームによって、接触した非接種者が体調を崩す事例が国内外で現れ始めています。」と記載があります。

 

 

 

そんな矢先に分子生物学者の荒川央先生のこの記事を読んで「起こりうることなのだ」と認識。

 

 

 

ちょっと専門的で患者さんが読むには難しいかなと思ったので、私のブログでポイントを要約しました↓

 

 

 

ワクチンを接種していない患者さんが、集団接種直後に職場に行くと気分が悪くなるという報告を診察室でたくさん受けてきました。

 

今日もまた一人、昨日も一人、3回目の接種が始まると増えてきました。

 

ある患者さんは

 

「満員電車に乗ると目がヒリヒリ痛くなって涙が出る、鼻水も出る、花粉症ではない、リモートで自宅で勤務した日は全く症状が出ない。

 

頭が痛くなって下痢になる。

 

最初は風邪かと思っていたら出勤した日、しかも集団接種直後にのみ起こる。

 

1回目も2回目も3回目も接種直後に起こるので気のせいではないと確信した」

 

とおっしゃっていました。

 

 

またある患者さんは、

 

ワクチンを接種した母親と姉が住む実家に、接種当日に泊まりに言ったら全身に発疹が出現。

 

蕁麻疹体質でも皮膚病も全く経験したことがないのに何故?と思っていたところシェディングのことを知り疑い始めたそうです。

 

そこでシェディングかどうか確かめるために2回目の接種後にも実家に泊まりに行かれました。

 

すると・・・やはり発疹が出ました。

 

前回と同じような発疹です。

 

写真を残しておられたので見せてもらいました。

 

多形滲出性紅斑のような皮疹でした。

 

まるでコロナワクチン接種後に出現した皮疹とソックリ。

 

皮膚科学会雑誌に速報的小論文で報告されていた症例写真とソックリでした汗

 

 

また医療従事者の患者さんは、勤めている病院で集団接種が始まると風邪のような症状が出現、喉が痛くなったりイガイガしたり、風邪かなと思ったら出勤しない日は無症状で、出勤した日だけ体調が悪くなるとおっしゃっていました。

 

 

また別の患者さんはワクチン接種後の満員電車がクサいとおっしゃっていました。

 

どんなニオイなのか尋ねると「ポマードのようなニオイ」と。

 

 

 

また別の患者さんはワクチン接種後、オフィスで体臭がキツくなると言われてました。

 

 

ニオイだけなら我慢すればいいのですが、身体の不調を訴える患者さんも結構おられて、呼吸が苦しくなる、胸が痛くなる、動悸がするなど心臓が悪いのではないかと疑い、循環器内科を受診して心電図や心エコーなどで調べてもらったけれど異常なし。

 

これらの症状は電車に乗ったときや職場に行ったときだけ起こる。

 

あと、めまいや頭痛、下痢、喉の痛みなど様々な症状を訴えられていますが、どの患者さんも医療機関を受診しても異常なく、「原因不明」「心因性のもの」と言われ、為す術もなく、ただひたすらワクチン接種者と距離を置いてしのいでおられました。

 

ワクチン接種してから日数が経つと楽になってくるそうです。

 

でも最初の2週間はキツイと汗

 

 

だから接種が始まった直後は出勤したくないとおっしゃっていました。

 

 

私自身はコロナ禍以降、ほぼ電車に乗らないし、大勢が集まるところにも行ってないので何も感じません。

 

ワクチン接種直後の人と接する機会がないので・・・。(うちの診療所ではワクチン接種後1ヶ月あけてから受診してもらってますしねぇ・・・)

 

 

でもこれらの現象を全否定することはおかしいと思うのです。

 

実際に医療現場でたくさんの患者さんからこのような声があがっていることは事実で、それは私だけでなく多くの医師からも指摘があります。

 

 

 

 

中村先生も記事にされていましたね。

 

 

 

これらの現象を「デマ」と決めつけず、患者さんに起こっていることを一つ一つ丁寧に拾い上げ、医学的・科学的に考察していくことが大切だと思うのです。

 

私たち医療者は困っている患者さんを助けることが仕事なのだから。

 

 

今日は診察室で起こっていることをお届けしました。

 

 

真実は現場にあります。

ニュースや政府の発表が全てではありません。

 

 

これからも診察室の現場から患者さんのことを、患者さんの生の声をお届けしたいと思います。

 

 

 

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