スパイクタンパクはエクソソーム上で4ヶ月以上血中を循環する | みのり先生の診察室

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患者さんのリクエストで1日1記事は主に新型コロナウイルスに関する医療ニュースをお届けしています。

 

ご紹介したい記事が山のように溜まっているので、今日も2記事目となりますがシェアしたいと思います。

 

今日は分子生物学者の荒川央先生の記事をご紹介。

 

ちょっと専門的な内容ですが是非読んで頂きたいです。

 

コロナワクチン接種後に体内で何が起こっているのか、またシェディングと呼ばれている現象がどういうものなのかが良く分かりました。

 

 

 

気になった部分を書き出してみました。

 

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・コロナワクチンによって生産されるスパイクタンパクは血流を循環し、血管を障害する

・スパイクタンパクは膜タンパクであり、通常はウィルスや細胞の「膜上に生えている」タンパク

・細胞やウィルス以外で膜タンパクの発現や輸送を媒介し得るのが「エクソソーム」

・ワクチン初回接種後14日目、2回目の接種から14日後にスパイクタンパクを発現したエクソソームが循環していた

・エクソソーム (またはエキソソーム) とは、細胞から分泌される直径約30–150 nmの小胞

・抗原特異的な抗体はワクチンが注入される筋肉で生産されるわけではなく、生産の場所は脾臓やリンパ節に形成される胚中心

・スパイクタンパクに対する免疫を作るためには、スパイクタンパクは胚中心に輸送される必要があり、エクソソームがその経路の1つ

・遺伝子ワクチンとしてのデザインのために、コロナワクチンは接種後に細胞内でスパイクタンパク生産を開始し、量はいきなり最大量に達します。ここで興味深い事としては、細胞内で量産されたスパイクタンパクがエクソソームに集積するまでにはタイムラグがあるという事です。初回接種後0日、7日ではエクソソームにスパイクタンパクはほとんど検出されないのに対し、14日でははっきりと検出されます。つまりスパイクタンパクを持つ血中のエクソソームは、ワクチン接種後2週間まで時間の経過とともに徐々に増えているという事です。

ワクチン接種者の血中を4ヶ月以上の長期間にわたってスパイクタンパクを持つエクソソームが循環しているという事が判明

エクソソームを受け取った細胞は表面にスパイクタンパクを発現する可能性がありますが、そうした細胞はスパイクタンパクに対する抗体の攻撃対象となり、特殊な自己免疫疾患の発症へとつながります (抗体依存性自己攻撃 (ADAA、antibody-dependent auto-atack) )。全身の血管を循環するエクソソームは至る場所での血栓の原因ともなり得るでしょう。

・mRNAワクチンを含んだエクソソームが細胞に融合すると、その細胞でもスパイクタンパクの生産を開始し、またさらにスパイクタンパクを持つエクソソームを量産しかねません。

・例えば汗や母乳は血液から作られるものであり、血液から赤血球などを取り除いた血漿を原料としています。この論文が示すようにエクソソームが血中を循環するならば、汗や母乳などに含まれて漏れ出す可能性も否定できません。著者はコロナワクチンのいわゆる「シェディング」については触れていないのですが、エクソソームはシェディングに関わる機構の一つではないかと考察されます。


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