やはり換気と距離とマスクが大切 | みのり先生の診察室

みのり先生の診察室

5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

緊急事態宣言が解除されて普通の生活に戻りつつありますが、まだまだコロナ前の状況に戻っていませんね。

 

 

飲食店はすいているし、テイクアウトも続いているし、うちの診療所でも「コロナが心配で受診出来ない・・・」という問い合わせが、いまだに続いています。

 

 

それでもうちの診療所では、GW休み明けから、患者さんが戻ってきた感じがあります。

 

 

4月は予約のキャンセルも多く本当にガラガラでしたから汗

 

 

時短営業しているということもあって、現在は予約の8割近くが埋まっている状況。

 

 

また「コロナで暇だから今のうちに痔を治したい」という患者さんが多く、日帰り手術で忙しいです。

 

 

確かにリモートワークで家に居る時間が長いので、トイレにも自由に行けますし、手術を受けるのに絶好のチャンスかもしれません滝汗

 

 

しんどかったら横になれますしね。

 

 

そして通院中の患者さんから、いまだにコロナについての質問と相談を受けます。

 

 

「今後、コロナはどうなっていくのでしょう?このまま収束するのか、第二波が来るのか、来るとしたらいつなのか?」

 

 

という質問が多いのですが、私、感染症の専門家ではないので分かりません笑い泣き

 

 

「じゃあ、先生の個人的な意見と見解を聞かせて欲しい」

 

 

と言われる患者さんも多く、そのような質問には

 

 

「夏の間は収まっていると思います。なぜなら高温(22度以上)多湿(湿度50%以上)の環境下では新型コロナウイルスは感染力が低下してしまうからです。そこでウイルスがぜ〜んぶ死滅してくれたら収束するけれど、これは日本だけの問題ではなく、海外からウイルスを持ち込まれたら、また感染者が増えて第二波が来るでしょうね。インフルエンザと同じで気温が下がって空気が乾燥するようになってきたら流行するタイミング。毎年10月下旬頃からでしょうか。だから私は夏の間は安全だと思ってます。」

 

 

とお答えしています。

 

 

じゃあ、安心して普段通り行動して良いのか?というと、そうではありません。

 

 

今まで通りのコロナ対策を続けつつ、普段の生活に戻る。

 

 

マスクは着用する

手洗いとうがいも励行

手指消毒と環境消毒も継続

靴底消毒も継続

 

さらに私たちは

 

感染症に負けない体作りのためのサプリメント内服と高濃度ビタミンC点滴も継続します。

 

 

コロナウイルスから体を守るために

 

 

 

コロナウイルスに対する高濃度ビタミンC点滴療法

 

 

 

アメリカCDC(疾病対策センター)がエアコンの風で飛沫が流れ、感染した中国での事例を報告し、換気を十分行うよう呼びかけています。

 

そのニュースはコチラ下矢印(イラストもあるので元記事を是非見てください)

 

新型コロナ エアコンの「風」で飛沫流れ感染 CDCが事例報告

 

 

 

窓の無い密室大勢の人が集まって食事をする場合、感染者がいると風向きで飛沫が流れ感染する可能性がありますね汗

 

 

しかもこの事例では発症1日前の無症状期の感染者から近くに座っていた9名に感染しました。

 

 

同じフロアーでも離れた場所に居た客には感染していないことより、距離も重要であることが分かります。

 

飲食店ではテーブルとテーブルの間隔をあける、換気をすることは重要ですね

 

 

できれば窓の無い部屋での食事は避けた方がいいかもしれません。

 

食事の時は当然、マスクを外しますし、会話をしながらの食事になりますから飛沫だって飛ぶでしょう。

 

もしも一緒に食事をした人の中に感染者が居たとしたら、一体、どれくらいの飛沫が飛ぶのか?

 

それも米国立衛生研究所(NIH)が分析結果を米科学アカデミー紀要に発表しました。

 

それによると、新型コロナウイルス感染者が1分間話すと、ウイルスを含む飛沫が少なくとも千個発生し、8分間以上空気中を浮遊すると言うのですゲッソリ

 

 

窓の無い密室だと、当然、エアコンの風に乗って飛沫が感染者の周辺に浮遊したと考えられます。

 

マスクをしていない食事中では、どんなに気を付けていても感染は避けられないでしょう汗

 

 

だから飲食店に入るときは

 

窓のある部屋で換気が行き届いている

テーブルとテーブルの間隔があいている

人が密集していない

 

お店を選ぶようにしています。

 

 

窓の無い飲食店には入りません。

 

 

できるだけテラス席など屋外で飲食するようにしています。

 

 

またお店の人の意識も大切。

 

 

手指消毒を徹底し清潔な手で調理をしているか

 

調理スペースやテーブルなど環境消毒はできているか

 

料理に飛沫がかからないようマスクをしているか

 

換気が行き届いているか

 

 

をチェックしています。

 

 

新型コロナ対策にどういう風に取り組んでいるかも大切。

 

 

うちの患者さんたちは慎重な人が多いので、どこにも出かけていないとおっしゃっていました。

 

 

診療所の近隣のお店も、まだガラガラです。

 

テイクアウトがだいぶ定着しているようです。

 

緊急事態宣言が解除されてもテイクアウトが多いそうです。

 

 

多くの人がお店に入って食事をすることに不安を感じているようですね。

 

 

でも

 

換気

距離

マスク

 

さえ徹底していれば、室内でも安全に過ごせると思います。

 

 

だから診療所では夏で暑いですが窓を開放し、エアコンをガンガンにつけて私たち医療者も患者さんもマスク着用で診療を続けます。

 

 

防護服を着て帽子をかぶり、フェイスシールドを着用することも継続します。暑いですが・・・笑い泣き

 

 

皆さんも予防策は続けて下さいね。

 

 

1日1花赤薔薇

今日の花は

 

診療所のセラピードッグ「ラブ」あしあと

緊急事態宣言は解除されましたが

当面の間、セラピー活動は

お休みさせて頂きますショボーン

 

 

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