保険が効きません。
保険診療に比べると
治療費が高いです。
にもかかわらず
受診される患者さんに
医療従事者の方が多いです。
医師・看護師の患者さんが
結構おられます。
また親子や兄弟で受診するケースも多いですね。
娘から勧められて・・・
とか、その逆に
母親がココで手術してスゴク良かったんで来ました！
と言われたり
中には
うちの家は先祖代々ココで治療してるので
って言われることも
そう。
だって大阪肛門科診療所は1912年創立。
今の院長が4世5代目。
患者さんも代々ってことがあるんです
オモシロイでしょ？
今日のブログのタイトルは
随分長くなりましたが
患者さんの言葉をそのまま引用しました。
この患者さんは看護師さんです。
そして娘さんも看護師さん。
娘さんが痔で悩み
あれこれ調べて
東京まで針治療に行ったけど
なかなか良くならなくて
ネットで調べて私のブログに辿りつき
そして受診されたそうです。
お母さんも痔で
近所の肛門科（を掲げているクリニック）に
ずっと通院されていたようで
それを見かねた娘さんが
「お母さん。近所の肛門科で済ませてる場合じゃないで！大阪肛門科診療所に行ってみて！もしかしたら1～２回で治療が終わって肛門科通いから開放されるかもしれへんで！」
って言ったそうです。
そこで遠いけど（大阪府内なので遠方とは言えませんが
）意を決して受診！
そうしたら
診断も違うし
治療も違う
という結果に・・・
痔じゃなくて
肛門ヘルペスだったんです
肛門ヘルペスについての記事はコチラ↓
肛門にヘルペス？！
ウイルスが体に棲み着く？！
口唇ヘルペスが肛門にうつる？！
ヘルペスの治療はスピードが命
病気は「休みなさい」という体からのメッセージ
肛門にもヘルペスって出来るの？
ってよく訊かれますが
出来ますよ。
でも切れ痔と間違えられているケースが多いです
ヘルペスの治療はスピードが大切なので
発症してからすぐに薬を飲むと
よく効きます。
遅くなると効きが悪くなりますから
早めに受診してくださいね！
私は元皮膚科医だったので
見落とすことは少ないですが
皮膚疾患のことを知らないと
診断出来ないかもしれません
それを「誤診」と言わないでくださいね。
医者にだって
知らないこと
分からないこと
はたくさんあります。
また
得意なこと
苦手なこと
も専門領域によって違います。
私だって専門外の病気のことは
さ～っぱり分かりません
分からないことは「分からない」
知らないことは「知らない」
と正直に患者さんに言うようにしています。
それが医師としても人間としても
誠実だと思っています。
「背伸び」や「ええかっこしぃ」は
いつか化けの皮がはがれて
バレますから
肛門科だけでなく
内科や他の科を受診する時に
その先生が
何を専門にしていて
何が得意か
を調べて受診されると
期待外れ
っていうことが少なくなると思いますよ
肛門科の専門性についての話はコチラ↓
「肛門科専門医の探し方」
「何が専門？」
「本業か副業か」
「女医さんはもうこりごりです(;。;)」
「ちゃんと肛門科の先生に診てもらってる？」
「専門じゃないって書いてて欲しかった！」
診療所のセラピードッグ「ラブ」
ラブがうちにやってきた頃の写真です
やっぱり子犬の時と
随分違いますね
今も昔もかわいいです
ラブがうちにやってきた頃の写真です
やっぱり子犬の時と
随分違いますね
今も昔もかわいいです