現在、日本には、摂食障害の患者数は、20万人を超えると言われています。

 

 いわゆる「拒食」ステージと、「過食」ステージと、症状は大きくわけて二つにわかれますが、両方混在するようなケースも少なくありません。

 

 そして、数ある精神疾患の中で最も致死率が高い病気が、「摂食障害」です。

 

 カーペンターズで知られる、カレン・カーペンターが、摂食障害で亡くなったことは有名ですね。

 

 

 回復までには平均して5年程度と言われますが、10代で発症した摂食障害のケースは、難治性と言われ、生涯苦しみ続ける人が非常に多いのが特徴。

 

 中学2年生、13歳の時に発症した私は、典型的な「難治性摂食障害」だったと言えます。

 

 第二次性徴の成長発達段階に摂食障害にり患した私は、

 

 比較的高身長だったはずが、身長の伸びが止まりました。

 

 二次性徴がきちんと起こらず、小学生のような体型のままになりました。

 

 

 そして、数年間完全に止まっていた生理は、過食症状でくしくもカロリーを摂取したことによって回復しました。

 

 けれども、規則正しく起こることはなく、20代でピルを飲み始めるまで、過多月経と希少月経を繰り返し、おそらく、排卵もきちんと起こらなくなっていたと思います。

 

 卵巣機能年齢が「老化」している、と言われたとき

 

 ショックだったけれど

 

 実は、心のどこかで、納得もしました。

 

 何年も生理が止まっていた私

 

 女性の体にとって大切な二次性徴期に、必要な栄養が十分にとれなかった私。

 

 二次性徴が、正確に起きなかった私。

 

 小学生のような体型のまま、大人になった私。

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 「ああ、やっぱり」

 

 それが、私の感想でした。