山下真理子『エスカレートしていくカロリー制限』山下真理子『人の目が気になり始めた13歳』10代前半の女子には「あるある」なのかもしれないけれど  今まではそんな気にならなかったのに、次第に「周りからの視線…リンクameblo.jp






 もはや、「ダイエット」ではありませんでした。

 

 

 

 摂食障害

 

 

 それが、当時の私でした。

 

 

 カロリーのあるものを拒否し、食事をとらない。そして、「ダイエットのため」と称して、過剰に運動をしようとする。

 

 食べたものを吐き戻す。 吐き戻しのために、カロリーの高いものをあえて食べる「過食」」。

 

 

 結局、私は一度も心療内科も精神科も受診することはありませんでした。

 

 けれど、拒食の期間のあと、吐き戻しを伴う過食が止まらなくなった私は、立派な「摂食障害」でした。

 

 

 ちょうど中学から高校に上がるくらいのタイミングで、拒食から過食に切り替わった私は、

 

 がりがりだった私は少しずつ体重が増えて、見た目は「正常」に近付き、一見「治った」ように見えました。

 

 中学校3年生の健康診断では、身長158センチの私の体重は38キロにまで落ちていました。

 

 摂食障害の症状の中心が、拒食から過食に変わったことで、そこから少しずつ体重は増えてきたのですが

 

 もし、あのまま症状のメインが「拒食」だったら、精神病院に強制入院して治療をするしかなかったでしょう…。


 





 

 そして、「過食」は、なかなか治ることはありませんでした。