気がついたら、「ダイエット」をやめられなくなっていました。
もはや、「ダイエット」ではありませんでした。
体重はどんどん減っていき
ある日、生理が来なくなりました。
制服のサイズは3サイズ以上ダウンして、ぶかぶかの制服を繕って登校しました。
朝ごはんの食パンは、6枚切り1枚食べていたのが半分になり、3分の1になり、やがて、耳だけになりました。
昼ご飯は、作ってくれたお弁当を、隠れてこっそり妹のお弁当箱に移して、こんにゃくゼリーだけを食べたりしました。
それでも、満足できませんでした。
やがて私は、もう一口もカロリーのある食事をとりたくなくなりました。
そして、食べた晩御飯を、食べ終わったあとにこっそり吐き戻すようになりました。
吐いて胃が空っぽになるのに快感を感じて
吐くために、今まで我慢していた菓子パンやスナック菓子を、たくさん食べるようになりました。