先輩父母が語る「エンジョイ中心」の限界。中学入学前に親が仕込むべき“本物の英語力”とは | おうち英語と中受の備忘録

おうち英語と中受の備忘録

【娘っ子と英語】
1〜3歳
職場の託児所に外国人家族が多数おり、自然と英語のおしゃべりと英字絵本などの多読を開始。
4〜6歳
モンテ幼稚園入園。英語は動画や音楽・絵本がメイン。
海外サーバーにて英語チャット。園の外部英語講師に英語早期教育を勧められる。

 

小学校英語教育の絶望的な実態と、中学英語の二極化で上位に君臨するための家庭戦略

昨今SNSで話題になっている難関中高一貫校の英語問題。

そしてSNSでは話題になりづらいけど、リアルな場ではかなり話題になっている公立小英語問題w

モンテ園のオンライン父母会をはじめ、越境小の父母間でも話題になっているので今回はこのネタを記事にしたいと思います。

「小学校3年生から英語教育が始まる」と聞いたとき、多くの保護者は期待を抱きました。しかし、実際に蓋を開けてみれば、先輩父母から聞こえてくるのは「あまりに低すぎるレベル」への落胆の声ばかりです。

文部科学省が掲げる「外国語活動」の理念とは裏腹に、現場で行われているのは、英検3級(中学卒業程度)を保持する児童ですら通知表で「2」を付けられてしまうという、評価基準の崩壊と知的な停滞です。

本記事では、公立小学校の英語教育が抱える構造的な欠陥を暴き、算数の先取り学習とは異なる「英語特有の時短の不可能性」を分析します。その上で、中学入学後に待ち構える「残酷な二極化」を勝ち抜くための、フォニックスとライティングを軸にした具体的な家庭防衛策を深掘りします。

1. 「エンジョイ」という名の教育放棄:小学校英語の歪んだ実態

現在の小学校3・4年生からはじまる「外国語活動」は、教科ではなく「活動」という位置づけです。そこには教科書に基づいた厳密な評価基準が乏しく、歌を歌い、ゲームをして、「英語に親しむ」ことだけが目的化されています。

しかし、この「親しむ」という言葉が、実は教育の質を著しく低下させています。単語のスペルを書く訓練も、文法の構造的な説明も行わず、ただ音を聞いてリピートするだけの時間は、すでに家庭で「おうち英語」を実践してきた層や、知的好奇心の強い児童にとって、苦行以外の何物でもありません。

さらに深刻なのは、指導者の質のバラつきです。担任教師が英語に苦手意識を持っている場合、授業は単なる「苦痛な時間」となり、逆にALT(外国語指導助手)に丸投げされた授業では、教育的な積み上げのない「単発のレクリエーション」が繰り返されることになります。

2. 英検3級で評価「2」が付く理不尽な評価システム

最も保護者を困惑させるのが、児童の実力と学校の評価の著しい乖離です。英検3級以上を保持し、語彙も発音もクラスで突出している児童が、通知表で3段階評価の「2」を付けられるケースが後を絶ちません。

なぜこのような事態が起きるのでしょうか。それは、小学校の評価軸が「英語運用能力」ではなく、「授業内での協調性」や「教員の指示通りのリアクション」に置かれているからです。

すでに内容を理解している児童が、簡単なリピート練習に退屈そうな素振りを見せれば、教員は「主体的に学習に取り組む態度が欠けている」と判断します。実力が評価を上回っているがゆえに、日本の公立教育特有の「横並び主義」の犠牲になるのです。この評価の不透明さは、子供の学習意欲を削ぐだけでなく、英語教育そのものへの不信感を植え付けています。

3. 英語教育における「時短」の不可能性と格差の固定化

算数においては、RISU算数に代表されるような効率的な先取りメソッドが確立されています。論理の積み上げである算数は、本人の理解スピードが速ければ、数年分の内容を短期で終わらせる「時短」が可能です。

しかし、英語において時短は極めて困難です。なぜなら、英語の習得は「知識の習得」であると同時に、「脳内に新しい言語を構築する作業」だからです。言語の定着には、脳がその言語に浸かっている物理的な「総時間」が不可欠であり、こればかりはショートカットがなかなか利きません。

幼稚園入園・もしくは小学校入学以前から少しずつ「英語の貯金」を作ってきた子と、中学入学と同時に事実上ゼロから始める子の差は、単なる知識の差ではなく、脳内の回路の差となって現れます。この「当初の差」を中学3年間で埋めることは、物理的な時間不足により非常に困難となります。これが、中学以降の「残酷な二極化」の正体です。

4. 戦略的家庭学習:中学年からの「フォニックス」と「ライティング」

英語圏での生活を前提とせず、日本の「受験英語」での勝利を目指すのであれば、ダラダラとした英会話教室に通うよりも、中学年以降の「知的な成熟」に合わせた戦略的なアプローチが必要です。そこで鍵となるのが「フォニックス」と「ライティング」の組み合わせです。

フォニックスは、綴りと音の規則性を学ぶ手法です。幼少期のリスニングが「感覚」に頼るものであるのに対し、中学年以降のフォニックス学習は、論理的な「法則」として脳に定着します。これにより、初めて見る単語でも自力で読み、正確に書く土台が完成します。

そして、このフォニックスと並行して行うべきが「ライティング」です。それも、長文を書く必要はありません。先ずは自分の意見、その理由、結論という「3行文」を徹底的に繰り返すのです。書く作業は、リスニングよりも圧倒的に脳に負荷がかかり、その分、記憶への定着も強固になります。幼年期に「音」で遊んできた層に対し、中学年からの「文字と論理」による学習は、より効率的に、かつ実戦的な英語力をキープさせることができます。

5. 理科・社会の知識とシンクロさせる「知的な英語」への昇華

小学校高学年になると、児童の国語力(母語の抽象的思考力)は飛躍的に向上します。この時期に「Do you like apples?」といった幼稚な英語を繰り返すのは、子供の知性を侮辱しているのと同じだと思っています。

真のレベルアップを図るには、学校の理科や社会で学ぶ「背景知識」と英語をシンクロさせることが有効です。例えば、理科で学んだ「植物の光合成」や、社会で学んだ「日本の地理」について、ごく簡単な英語の3行文で表現させてみるのです。

「植物は日光を必要とする」「それによって食べ物を作る」「これを光合成と呼ぶ」といった内容を英語でアウトプットする。これにより、英語は単なる「お勉強」から、時間は掛かりますが自分の知っている世界を記述するための「道具」へと進化します。この「知的な英語」の経験が、中学・高校でのアカデミックな長文読解の土台となります。

6. 中学英語の二極化で「逃げ切る層」になるために

中学入学後の英語は、1学期の中間テストで既に「勝負」が決まっています。小学校での「エンジョイ」を真に受けて準備をしてこなかった層が、突然の単語テストと文法の嵐に溺れていく横で、フォニックスとライティングの基礎がある層は、悠々と上位をキープします。

ここからやっと今頃から中間明けくらいにかけて毎年「今の中1英語は難しすぎる勢が」SNSで猛威を振るってくるわけです。

この格差は、努力の差というよりも、親がどのような「物差し」を持って子供の英語に関わってきたかの差です。学校の不確かな評価「2」に一喜一憂せず、英検などの外部基準と、家庭での骨太なライティング習慣を軸に、着実に実力を積み上げていくことが重要かと思います。

中途半端な動画からのリスニングでちょっと聞き取れる程度だと、ここが終着駅になるかと思います。

結局のところ、英語教育における最大の防衛策は、学校教育に期待しすぎないことです。学校を「アウトプットの場」として割り切り、家庭では「論理と書く力」を磨く。この棲み分けこそが、子供の知性を守り、将来の受験やキャリアにおいて圧倒的な武器を持たせる唯一の道と言えるかと思います。

 

参考になれば・・・

 

でわ

 

※今日のおまけ

今回のネタは「どうよ!うちの娘っ子なら余裕だよ!」とイキりたいから書いたネタではありません。

実は小学校で英検準2級以上を取れてしまうか、それくらいの4技能を身に着けている子は、都立で言う共通問題はかなりの正答数になってしまう問題。これは科目的な特性も手伝って、なかなか他教科では見られない状況が起きているという事です。

これらは私立でも言える事なようで、中学校以降の学力における「英語」がゲームチェンジャーになっている感じですね。

そして小学校で英検の上位級を目指すという事はもうひとつ利点があって、社会や理科をベースとする思考問題・記述問題を取り組むことが出来るという事です。

これは中受のみならず、探求系にも生かせる大きなメリットのひとつです。高受になる頃にはかなりの練度になっているので高受対策としても有効かなと思います。

「論理的思考・記述」のテンプレート化

英検のライティング(英作文)は、以下の構成が徹底されています。

  1. 主張 (Opinion)

  2. 理由 (Reasons) ×2

  3. 根拠・具体例 (Details/Examples)

  4. 再主張 (Conclusion)

この「PREP法」に近い論理構成を小学生のうちに英語で叩き込まれると、日本語の小論文や記述問題を書く際にも、その論理構造をそのまま転用できるようになります。これは都立高入試の国語の200字作文や、推薦入試の小論文対策として、数年先を行くアドバンテージになります。

なので、なんとなくリスニング勢はちょっと勿体ないかなと今回は書いた次第です。

それに英検準2級や2級の読解問題は、各パラグラフの役割(主張・具体例・逆説・結論)が非常に明確に構成されています。これらを読み解く訓練は、そのまま「文章の骨子を見抜く力」に直結し要約力が増しますからね。

僕が度々「英検対策で全統小低・中学年の国語が出来た」と書いているのはここらへんの意味合いも含んでいます。

 

でわ

 

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この度娘っ子が始めたRISU算数。

RISU算数1週間おためしキャンペーン

娘っ子のここまでの現状として・・・

・モンテ園から公立越境小(小受で1/1で受かって諸事情から蹴ってます)

・小1から小2の現在(26年2月)まで2教科全統小で60前後で安定。リトルでも余り落ち込みはなく50台後半をキープ

・学習内容としては予シリなどのワーク中心。

・ここまでの算数の平均平日学習時間1時間程度。

・先取りとしては半年程度を目安として行い、次回全統小をターゲットに学習。

 

そして今後の予定や計画としては・・・

・短期間で偏差値がどの程度変わるのか?6月まで観測

・朝勉の一部15分をRISU算数に充てる。

・下校後は週5時間程度を目安として学習スケジュールを組む。

 

現在としてはこんな感じです。

 

はじめた直後からかなり夢中になってやっているので、相性は良さそうですw

 

※開始15日でステージ33からスタートし3/15現在で小5ステージに突入しています。

現在の初見100点割合は70%ちょっとです。

(初見で100点を取れる割合が70%ということです。)

 

つづく

 

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