おうち英語と中受の備忘録

おうち英語と中受の備忘録

【娘っ子と英語】
1〜3歳
職場の託児所に外国人家族が多数おり、自然と英語のおしゃべりと英字絵本などの多読を開始。
4〜6歳
モンテ幼稚園入園。英語は動画や音楽・絵本がメイン。
海外サーバーにて英語チャット。園の外部英語講師に英語早期教育を勧められる。

 

前回も書いた「内申」に関する続き記事となります。

どうしてもある程度の学年になってくると友人関連でもオンライン報告会関連でも「内申点なんて、先生に気に入られるかどうかのゲームでしょ?」 そう冷ややかに笑う保護者は少なくありません。

しかし、現代の高校受験における内申点は、そんな単純なものではないのかなと教職や教育関連の友達らと話していると思ったりします。その中で明確に感じていることがあります。

それは、学外活動、資格、コンテスト実績までを飲み込んだ「残酷なまでの総合人間力スコア」へと変貌を遂げています。

本記事では、あえて「中学受験(中受)」を回避し、「高校受験(高受)」で都立自校作成校などの難関校を狙うための、戦略的アプローチを解説します。


 内申点の「残酷な構造」を理解する

なぜ内申点は残酷なのか。それは、テストの点数という「瞬間風速」ではなく、3年間の「継続的な全方位評価」だからです。

  • 環境格差の反映: 外部資格やコンテスト実績は、家庭の経済力や情報力に直結します。これらは自治体や大学等が主催しているセミナーなどもあるので経済的な分野においてはかなり軽減され始まっているかと思います。

  • 休息の剥奪: 勉強だけでなく、ボランティアや部活動での実績も求められる「総力戦」です。

  • 非認知能力の数値化: 協調性やリーダーシップといった、目に見えにくい能力を無理やり数値化されるストレスが伴います。

中堅層にとって「中学受験」は本当にコスパが良いのか?

中学受験のボリュームゾーン(四谷大塚偏差値45〜55付近)にいる場合、無理に中受を強行するよりも、高校受験に回るほうが「最終的な学歴(出口)」のパフォーマンスが高くなるという現実があります。

中学受験は、基本的に「教育熱心な上位層」同士の熾烈な削り合いです。一方、高校受験は義務教育の全生徒が分母となるため、中学受験で「中堅」に位置する子は、高校受験市場では「上位10〜15%」のトップ層に躍り出ることが容易だからです。

特に、都立の「自校作成校(日比谷・西・国立など)」は、入試当日点と内申の比率が「7:3」と学力重視に設定されています。さらに独自問題による学力差がつきやすいため、「内申が完璧でなくても、圧倒的な学力(当日点)で逆転合格できる」という余白が残されているのです。

しかし、この「ルール」を逆手に取ることこそが、戦略の第一歩です。

3. 4年生から始める「内申点ポートフォリオ」戦略

中受の塾に月10万円を投じる代わりに、そのリソースを「内申書に書ける唯一無二の経歴」作りに振る。これが、今回提案する「ポートフォリオ型・高受戦略」です。

① 副教科の「先行投資」

5教科は塾で誰もが対策しますが、差がつくのは実技4教科です。

  • 戦略: 小学校高学年までに美術教室やスポーツ、楽器を「内申対策」として戦略的に習得。「多様的に色々本人がやりたがってるからやらせている」というのは良いわけで内申目的な人はかなり多いと思っています。そんな事ないと何も考えずに色々やらせているのならそちらのほうが・・・

  • 効果: 中学で5教科に集中しても、実技で「5」を維持できる体制を構築します。東京だと副教科は2倍換算ですからねw

② 「掛け算」で希少性を作る

英検2級を持っている中学生は珍しくありません。しかし、「英検2級 × 市の科学賞 × 地域のリーダー活動」となれば、調査書の輝きは別格になります。

③ 公的な「冠」をハントする

学校の先生が最も評価しやすいのは「客観的な実績」です。

  • 自治体主催の作文コンクール

  • 数検・漢検などの級位

  • プログラミングコンテスト等の学外実績

 

アフター的な傾向の話もここで少し。

一方で上記の様な経歴がなく「先生への適合力」で内申を積み上げた生徒と、圧倒的な「地力(学力)」でねじ伏せて入学した生徒。両者が高校という同じ土俵に上がったとき、その後の軌跡が残酷なほど分かれる理由は明確です。

この現実を、高校入学後の「伸びしろ」の観点から深掘りしてみましょう。


「評価」の基準が180度変わるという衝撃

中学校までの内申点は「プロセス(態度、提出物、意欲)」を重視してくれます。しかし、進学校であればあるほど、高校以降の評価は「結果(模試、定期考査、大学入試演習)」という冷徹な数字にシフトします。

  • 内申勢の苦悩: 「頑張っている姿」を見せても点数が取れなければ評価されない世界に放り込まれ、成功体験が崩壊しやすい。

  • 成績先行型の強み: 評価されるための「最適解」を出す訓練が済んでいるため、環境が変わっても揺るがない。

2. 「内申ハック」の副作用としての思考停止

内申点を稼ぐのが上手い子は、無意識のうちに「正解が何か」ではなく「先生が何を求めているか」を探るようになります。これは一種の最適化能力ですが、大学入試レベルの「未知の難問」に直面したとき、以下のような差が出ます。

  • 内申勢: 「型」や「指示」がないと動けず、自分の頭で泥臭く試行錯誤する体力が不足している場合がある。

  • 成績先行型: そもそも学校の授業を「補助」程度に考え、自力で学習をハックしてきた経験があるため、難解な内容も自学自習で突破できる。

3. 「貯金」の有無が分ける精神的余裕

特に数学や英語において、成績先行型で入ってきた生徒は、中学範囲を「受験テクニック」としてではなく「本質的な理解」として習得しています。

  • 高校数学のような高度な抽象概念に入る際、中学の基礎が「内申対策としての暗記」だった子は、基礎から砂上の楼閣のように崩れていきます。

  • 逆に、戦略的に高受を突破した層は、中学の内容を余裕でクリアした状態で入学するため、高校の先取り学習にもスムーズに入れます。


結論:内申点というシステムを「攻略」

「内申点は不公平だ」と嘆いても、システムは変わりません。しかし、このシステムを「総合的なポートフォリオ構築ゲーム」だと捉え直せば、子供の自己肯定感を守りつつ、難関校への切符を手にすることができます。

中学受験の過酷な偏差値レースに疲弊する前に、「あえて高受でトップを狙う」という選択肢を検討してみてください。それは、子供に「戦略的に生きる力」を教える、最高の教育機会になるはずです。

 

参考になれば・・・

 

でわ

 

 

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「せっかくの冬休み、何をさせればいいのか……」 「自由研究は夏休みだけでお腹いっぱい」

そう考えている保護者の皆様、実は冬休みこそ「副教科(実技教科)」の評価を爆上げし、子供の才能を社会に問う絶好のチャンスであることをご存知でしょうか。

今回は、教育戦略として「習い事」と「バカンス」を掛け合わせ、コンテストという「外の物差し」で評価を得るための、コスパ最強の学習戦略を深掘りします。


1. なぜ「副教科の評価」を学外に求めるべきなのか?

中学校の内申点において、技能4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の比重が以前よりも増しています。しかし、副教科の評価は担当教師の主観や、授業内の限られたパフォーマンスに左右されやすいのが現実です。

データの裏付け

文部科学省の「学習指導要領」では、現在「主体的に学習に取り組む態度」が重視されています。

  • 事実: 校内の活動だけでなく、「学外のコンテストへの応募」や「自主的な創作活動」は、この「主体性」の最高ランクの証拠となります。

  • メリット: コンテスト入賞という客観的なデータ(実績)があれば、教師も評価を付けやすくなり、3学期の通知表、ひいては高校入試の調査書において圧倒的な説得力を持ちます。


2. 「夏は重厚、冬は軽快」のリソース配分戦略

長期休暇の宿題には「必修」と「自由選択」がありますが、賢い戦略は「夏と冬での使い分け」です。

  • 夏休み(長期): 時間のかかる実験や、ゼロから作り上げる論文など「重厚な自由研究」に向いています。

  • 冬休み(短期): 「通年で続けている習い事」の成果をパッケージ化するのが正解です。

冬休みは期間が短いため、新しく何かを始めるよりも、普段のピアノ、書道、絵画、プログラミング等の「点」を、コンテストという「出口」へ繋げる作業に特化すべきです。これが「最もコスパのいい努力」となります。


3. インプットを劣化させない「情報の吐出口」の設計

多くの家庭が陥る罠が、「体験(インプット)だけで終わってしまう」ことです。

「吐出口のない情報は遅延し、やがて劣化する」

旅行やイベントなどの刺激的なインプットも、アウトプットしなければ記憶から消えていきます。ここで親が果たすべき役割は、「情報の劣化が始まる前に、アウトプットの場(コンテストや作品化)を用意してあげること」です。

「接着剤」としての副教科

バラバラに習っている事柄を、副教科という枠組みで統合しましょう。

  • スキー旅行(体験)× 身体操作(ダンスの習い事)= 体育のレポートや環境変化のレポート

  • キャンプ(体験)× 料理(習い事)= 家庭科のレシピコンテストや温暖化問題などのレポート

親が「この体験とあの習い事を組み合わせたら、このコンテストに出せるんじゃない?」と接着剤の役割を果たすことで、子供の体験は「単なる遊び」から「社会的な実績」へと昇華されます。


4. 冬休みのバカンスを「学習機会」に変える3つのステップ

  1. 事前調査(ターゲティング): 1月〜2月に締め切りがあるコンテストを事前にピックアップします(例:トヨタ夢のクルマアート、全日本年賀状大賞など)。

  2. 一次情報の収集: 旅行先では、ネットにない「自分の写真」「自分の感想」「五感のメモ」を徹底して残します。

  3. 編集と提出: 冬休み明け、作品と一緒に「制作プロセス(どう考え、どう工夫したか)」を添えて学校に報告します。結果がどうあれ、「外の世界に挑戦した」という事実が、3学期の評価を確定させます。


まとめ:親は「プロデューサー」になれ

子供に一定のインプット(体験)を行ったあとに「何でもいいから自由にやりなさい」と言うのは、実は不親切です。

 良質なインプットを、劣化する前に適切なアウトプットへと導く。この「出口戦略」を設計することこそ、忙しい現代の親ができる最高の教育的サポートではないでしょうか。

論理的に考えるというのは実は子供だけでなく親も求められているのではと最近思っています。

この冬、お子様の「習い事」と「冬の体験」を接着させ、世界に一つだけのアウトプットを作ってみませんか?

 

参考になれば・・・

 

 

でわ

 

 

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今回も学期末の面談が各学校で行われ、通知表が開示されるために友人・オンライン報告会はその話題で持ちきりですw

 

さて「2学期の通知表、カラーテストの点数はパッとしなかったのに、なぜか上がっていた…」 そんな経験はありませんか?

実は、小学2年生の2学期は、多くの子どもたちが最初の「学習の壁」にぶつかる時期。

平均点が下落する中で、通知表や全統小(全国統一小学生テスト)の結果から見える「本当の学力」の正体を、親の視点で分析しました。


1. 小学2年生・2学期に起きる「平均点下落」の正体

低学年のうちは「100点が当たり前」だったカラーテスト。しかし、2年生の2学期を境に、明らかに平均点が下がり始めます。その要因は、学習内容の「抽象度」の向上にあります。

今回の娘っ子はケアレスミスなどから若干の点数下落があったために成績も下がったのかなと思っていました。

しかし今回の面談で開示された2学期の成績表は大幅に上昇しており、下がると思っていた娘っ子共々驚いています。

これは2年生2学期時点で成績に差が出始まるという傾向を表しているのではと感じました。というのも明らかに全体の平均点が下落しているからです。

  • 算数: 九九の暗記に留まらず「式の意味」を問う問題、L(リットル)やdL(デシリットル)といった単位換算、図形の概念が登場。

  • 国語: 登場人物の心情理解や、長い説明文の読解など、単なる「抜き出し」では解けない問題が増加。

この時期、「なんとなく理解していた子」が点数を落とし、学力の二極化(分岐点)が始まりまるのかなと思います。

2. 「点数が下がったのに通知表が上がった」のはなぜ?

個人的にはケアレスミスが目立ち、評価は下がるだろうと予想していました。しかし結果は「大幅アップ」。この矛盾を解く鍵は、相対的な浮上にあります。

学校の評価は絶対評価が基本ですが、周囲の正答率が下がる中で「基礎を落とさない」「応用問題に食らいつく」姿勢は、想像以上に高く評価されます。 ミスがあったとしても、「概念の根本を理解しているか」を先生は見逃しません。ミスは「丁寧さ」の問題ですが、概念の欠如は「理解力」の問題だからです。

そして現在の多くの小学校で採用されている「絶対評価」における3段階評価の割合について、文章で詳しく解説します。

結論から申し上げますと、通知表の評価割合には法律や規則による厳格な数値設定はありません。しかし、多くの公立小学校では、成績のバランスを保つために「概ねの目安」が存在しており、一般的には以下のような構成になることが多いです。

まず、一番上の評価である「よくできる(3)」は、クラス全体の上位約10%から20%程度と言われています。 この評価を得るには、単にテストで高得点を取るだけでなく、応用問題への対応力や、授業中での発言、さらには「なぜそうなるのか」を深く理解し表現する力など、プラスアルファの要素が求められます。今回、平均点が下落する中で通知表が上がったということは、お子様がこの「上位2割」の壁を明確に突破したことを示しています。

次に、中間の評価である「できる(2)」は、最もボリュームが大きく、クラスの約70%から80%を占めます。 小学校の評価における「2」の範囲は非常に広く、中学生の5段階評価に置き換えると「4・3・2」がすべて含まれるようなイメージです。そのため、一見すると「普通」に見えますが、その実態は「あと一歩で3に届く子」から「1に近い子」までが混在している状態といえます。

最後に、最も下の評価である「がんばろう(1)」は、クラスの5%から10%程度、あるいは「該当者なし」というケースも珍しくありません。 基本的には、基礎的な学習内容の定着が難しく、個別のフォローアップが必要な場合にのみ付けられる評価です。

まとめると、通知表の評価が「2」から「3」へ上がるということは、「集団の中のボリュームゾーン(8割)」から抜け出し、「上位層(2割)」に食い込んだことを意味します。 特に2年生の2学期という、学習内容が急激に難化し、周囲が点数を落としていくタイミングでこの評価を得られたのは、客観的なデータ(全統小の偏差値上昇)と照らし合わせても、非常に価値の高い「実力に伴った結果」であると言えます。

ただ教員をしている友人らから聞くと、どうしても評価に関しては「絶対」ではなく「相対」になってしまうことが多いとのこと。確かにそういった現実は見逃せないかなとも思っています。

 

「3」の評価が学年とともに「狭き門」になる理由

  1. 「基礎」と「応用」の境界線の変化 低学年のうちは、100点を取ることが「3」に直結しやすいですが、高学年になるにつれ、テストの配点自体が「思考力を問う問題」にシフトします。単なる計算ミスをしないだけでは足りず、「初見の問題を論理的に解く力」がなければ「3」がつかなくなります。

  2. 中学受験層の「評価の固定化」 3年生、4年生と進むにつれ、中学受験に向けた通塾が本格化します。受験層は学校のテストではほぼ満点、授業態度も意欲的であることが多いため、上位2割の枠をこの層が「固定」してしまいます。後からそこへ食い込むには、彼らと同等以上の「安定した学力」と「意欲」を見せ続ける必要があり、ハードルが相対的に上がります。

  3. 「主体的な態度」の評価基準の厳格化 高学年になると、単に「手を挙げる」だけでなく、「多角的な視点から意見を述べる」「周囲の意見をまとめて課題を解決する」といった、より高度なリーダーシップや思考の深さが求められます。勉強ができるだけでは「3」がもらえない、という現象がより顕著になります。

「2年生2学期」での評価アップの価値

この「学年が上がるほど厳しくなる」という流れの中で、2年生の2学期という早い段階で「3」の層に食い込んだことは、戦略的に見ても非常に有利です。

  • 「できる子」という認識の定着 先生の中でも「この子は3のレベルにある」という評価のベースができます。これは、3年生以降に学習がさらに難化しても、正当に実力を見てくれる土台になります。

  • 模試との相関による自信 全統小などの模試で偏差値が上がり、学校でも評価されたという「二方向からの肯定」は、中学受験を見据えた際に、お子様の「精神的なスタミナ」になります。

全国・都内平均よりプラスαの学習評価を受けているうちの小学校で、中受をする層は大凡で50人中10名弱とされているので、大凡で3の評価を得た層ということになるかと思います。

3. 全統小(模試)を「学力の羅針盤」にするメリット

学校のテストは、あくまで「その単元を理解したか」を確認するツールです。そのため、平均点の上下に一喜一憂しがちですが、ここで役立つのが全統小(全国統一小学生テスト)などの外部模試です。

今回の結果を照らし合わせると、非常に興味深いデータが見えてきました。

  • カラーテスト: ケアレスミスで持ち平均点は微減。

  • 全統小: 偏差値は上昇。

このデータが示すのは、「問題が難しくなればなるほど、相対的な位置(偏差値)が上がる」という事実です。平均点が下がる難易度の高い状況下で踏みとどまれる力こそが、3年生以降の「伸びしろ」に直結します。

正直なところ、カラーテストなどの点数の平均の上下と成績表の上げ下げに右往左往しないために、全統小などの模試を受けているともいえるかと思っています。そう考えると今回の成績を分析すると、全統小との相関性は高く結果的には、持ち平均点は若干下がったものの偏差値は上がったという感じです。全統小などの全国模試の平均偏差値60台前半と比べても今回の通知表の上昇は説明できるかなと思っています。

4. ケアレスミスは「伸びしろ」と捉える

今回あったケアレスミスを本人がミスと自覚しているのは、実は良いサインかなと思っています。 「難しい問題は解けている」という自信をベースに、ケアレスミスを「自分をさらに引き上げるための調整ポイント」と位置づける。 この「自信(模試の結果)」と「謙虚さ(ミスの自覚)」のバランスが取れている状態は、理想的な成長曲線を描いていると言えるかなと思っています。


まとめ:2学期の評価をどう受け止めるか

2年生2学期の成績アップは、単なる数字以上の意味を持ちます。それは「学習の難化」という最初の荒波を乗り越えた証です。

点数の「点」だけを見るのではなく、模試を活用して「線(立ち位置)」で捉えること。そうすることで、親も子も冷静に、次のステップへと進むことができます。

編集後記:次の一歩

通知表の結果に驚いた後は、ぜひお子様と一緒に「どの問題にワクワクしたか」を話してみてください。点数に現れない「思考のプロセス」を褒めることが、3学期の意欲に繋がるかなと。

 

参考になれば・・・

 

ではまた

 

 

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