3月22日(金)

第4,233話

 

こんばんは

今日も素敵な1日を過ごされましたか?

まずは1杯、今日の疲れを癒してくださいませ

 

 

 

 

 

 

 

 TODAY'S
 
怖かったんだよ、ずっと

 

こうじくんBDで

久々に連絡したから

 

太一くんのブログを、、って

思って今見たらさ


大丈夫?!

時間も時間やしと思ったんだけど

連絡せずにいれないゎ

 

寝てたらごめんね

近くに住んでるんやから
男女関係なくすぐ飛んでいけるの

幼なじみの特権やで

頭、CT撮ろ


症状がちょっと心配よ
私、付いていくから

気分少しいい時で構わないから

連絡してね

 

 

4年前のブログに

幼馴染からのメッセージを

載せていました

 

 

脳出血と判明する前に

僕が症状をブログに書いたことで

送ってくれたLINEです

 

 

このLINEが届いた日

僕は緊急入院しました

 

 

 

 

脳出血で一番多い「被殻出血」の場合ですと

右脳に出血が起きた場合は左半身

 

 

左脳に出血が起きた場合は右半身の

「片麻痺」が起きる可能性があります

 

 

また、片麻痺を起こした場合は

同じ側に「感覚障がい」を起こす場合が

多くなります

 

 

手足が痺れたり

物に触っても感覚がなかったり

温度を感じなくなるなど

 

 

感覚が鈍感になったりすることがあります

 

 

Google先生に教えてもらった

自分の病気のことも

載せていました

 

 

 

 

脳出血から2週間

やっと自分の恐怖に

向き合えた日のブログ

 

 

その前後のブログを振り返って読むと

恐怖、憤怒、後悔、葛藤が

手に取るようにわかります

 

 

やっと・・・

 

生きていてくれてありがとう

 

焦るな!って言われてもさ・・・

 

寝れる日、寝れない日。

 

これは誰の足?

 

 

まだまだ

心の底から

 

 

これくらいで済んでよかった

気づかせてくれてよかった

生まれ変わらせてくれてよかった

 

 

こんな感謝の気持ちが

沸き上がってくる前

 

 

無理矢理

感謝、感激、感動

こんな感情を書いているように思えます

 

 

 

 

あれから4年

コロナ禍も何とか乗り越えて

今日という日を迎えられています

 

 

立てている

歩けている

 

 

朝起きて

その感覚に

感謝できるようになるには

 

 

発症から2週間という時間では

無理だったんですね

 

 

それこそ

4年経ってようやくという感覚

 

 

今でも

絶不調の日があるんです

 

 

大阪にいると

必ず歩くルートがあって

 

 

マンションを出て

2.33km地点の伊射奈岐神社

 

 

そこへ到達する時間が

調子の良し悪しで全く違う

 

 

調子が悪い日は

本当に歩くのが辛くて

動け!左足!って言いながら

歩く日もあるくらいです

 

 

それでも

拝殿で述べる最初の言葉は

 

 

今日も元気に起きれました

立てました、歩けました

ありがとうございます

 

 

なんです

 

 

 

 

今日も命があった

今日も目が覚めた

今日も光が射した

 

 

命を失う恐怖

目が見えないという恐怖

歩けないという恐怖

話せないという恐怖

 

 

強烈に不安だった幼少期

全ての恐怖に蓋をして

自分に嘘をついて生きてきた

 

 

その蓋をするという無意識の癖が

この時も出てたんですね

 

 

怖かったんです

何もかもを失うことが

 

 

不安に蓋をして大丈夫という

それは何も根本解決していない

 

 

4年経ってやっと

あの時の僕は怖かったんだと

素直に言えるようになりました

 

 

 

 

怖がってええねん

不安な自分を認めたらええねん

 

 

ゆっくりでいい

もっと素直な自分になりたい

 

 

僕はまだまだ

自分で自分を癒しきれていない

 

 

一歩ずつ

自分を癒していこうと思う

 

 

 

 

僕らの今の決断が

明日の世界を創っている

 

 

心に火を灯す専門家

山﨑太一