今朝新聞を見たら内閣府の事業仕訳が行われ、「世界青年の船」事業は廃止すべきとの結論になったと報道されていました。
私は大学3年生の時に第6回世界青年の船に乗船しました。13か国の青年たちと約2か月間船で生活を共にし、寄港地は毎年変わりますが、私の時は、スリランカ・インド・ケニア・ギリシャを訪れました。
乗船資格は確か20代で各都道府県の選考の後、最終選考が東京であり、結構狭き門だったように記憶しています。日本人は一番多く100人程度乗船しておりすべての都道府県から選ばれていました。
船という特別な空間で2か月間共同生活をすることは非常に貴重な体験であり、私は下船後約20年経ちますが多くの仲間と今でも交流が続いていて私の財産となっています。
私は、世界青年の船で、世の中の広さ、様々な人種がいること、広い視野で物事を考えることなど様々な体感から自分自身の基本ができたように感じています。今の自分があるのは世界青年の船の貴重な体験のおかげだと思っています。
また外交的にもこのような国際交流事業は親日的で日本を深く理解いただく人材が他国に育つことであり非常に重要であると考えます。
これまでたくさんの人材がこの事業から輩出され、たくさんのネットワークが出来上がっています。これは地域にとっても、国にとっても、外交的にも、安全保障の観点からも非常に重要な我が国の財産であると思います。
最近の政治はどうしても目先のことばかりに目が行きがちのように感じます。このような未来に対する投資、人に対する投資は、大衆におもねるのではなく毅然と政治が判断しなければいけない分野だと感じます。
「世界青年の船」事業を廃止するようではこの国の未来が心配です。








