今日は、在ポーランド日本国大使館にて、山中特命全権大使とポーランドと日本の関係について様々な意見交換をさせていただいた他、日本からポーランドに進出されている企業の皆さんと意見交換をさせていただいたり、JETROやポーランド政府の海外投資情報庁の方々からポーランドや東ヨーロッパの情勢について聞かせていただきました。
ポーランドという国は日本には馴染みが薄い国ですが、リーマンショック後の2009年にヨーロッパで唯一プラス成長だった国であり、近年ヨーロッパ平均の約2倍のスピードで経済成長しており、本年もヨーロッパで一番の経済成長が見込まれています。
2000年以降日本企業の進出が増えこれまで268社が進出し、約4万人の雇用を創出しているとのことでした。ポーランドの企業進出の魅力は、ロシア市場とユーロ市場の真ん中であり、ポーランド自体も約4000万人の人口を抱える大国であることや、14の特別区を設け様々な投資に対する支援策を政府が提供していることなど聞かせていただきました。
しかし何よりの強みは、人口の約45%は35歳以下という非常に若い国であることや、ヨーロッパの大学生の約11%がポーランド人と言われるくらい高い大学進学率、そして多国籍な言語を話すことが出来きるなど非常に労働者として質が高いことです。それにもかかわらず、最低賃金が1500ズロチ(約5万円弱)/月ということから、安く優秀な労働力を確保できることは企業にとって大きな魅力です。
道路や鉄道などのインンフラ整備は遅れているといった弱みもありますが、これから更に成長する余力が大きいことも魅力だと思います。
ギリシアの財政破たん等ユーロ圏の今後について非常に厳しい見方は多くありますが、ポーランドのように成長し続ける非常に魅力的な国があることをあらためて確認することが出来ました。
日本としては中国、東南アジアなどアジア圏を重視した企業の海外展開支援等に力を入れていかなければいけないことは当然ですが、今後東ヨーロッパの可能性についても考えていく必要があるとの思いが今回の視察の大きな目的の一つです。今日は非常に興味深い調査となりました。
写真のアップがうまくいかないので残念ですが、あらためてHPで報告書を作成し写真と共に公開致します。






