俺は、ランニングウェアに身を包み
まばゆい光を浴び、ひと伸び
キラキラと輝く朝日の中
おもむろに足元に転がる小石を拾い上げ
眼前に広がる広大な畑に向かい
ダイナミックなフォームからステップ イン!
チカラいっっぱい放り投げる!
小石は大きな放物線を描き眼前の畑に落ちる…
ハズだった…
あぁあぁあぁあぁ~~!!! ( ̄□ ̄;)
力み過ぎた投石はリリースポイントを完全に見失い
俺の足元でワンバウンド!!!
バカヂカラを込めた小石は
勢いを殺すこと無く螺旋を切って真横へと飛んで行くではないか…
まーぢーかぁーっ!Σ(=°ω°=;ノ)ノ
スローモーションだった…
急所が縮み上がるのを感じながら
ワカッていることがある…
進むチカラが強えぇほど、横からのチカラに弱えぇってことだ!
拳銃(チャカ)ハジくとき
腹から入った弾丸(マメ)が
横っ腹から抜けたり… 肩から抜けたり…
甚(はなは)だしい時ゃ
観葉植物の葉っぱ一枚に軌道を逸らされることだってある…
俺の放った小石は弾丸だと………

コパァッッッッ…っと言う
乾いた音と共に小石は車の窓を突き抜けた。
あわわわわわ…!(´Д`;)
俺は車の所有者の元へ向かい謝罪
一緒に現場へ戻ると、小さな穴しか開いていなかったハズの窓ガラスは
全て砕け落ち妙にスッキリと風通しが良い状態
『コレ…。どぉしちゃったんですか!?』
と言う所有者の問いに
俺は…己のバカさ加減を心底呪った
所有者への謝罪を済ました俺は…
これから、最大の難関
妻への謝罪を済まさなきゃイケナイのである。。。
バカッコ良く!!!
避けず、、、防がず、、、
おもいっきり怒られようと思うよ。。。



































