FXの世界に足を踏み入れたなら一度は耳にしたであろうダウ理論。
しかしほとんどの人が「きちんと」理解できていないのではないかと思うのです。
ここでいう「きちんと」というのは「ダウ理論を理解していてそれに従って勝ってる」という人も含まれるかもしれませんし、私自身が「きちんと」理解できているかどうかは定かではありませんのでご了承ください。
また一般的に有名なダウ理論についてきちんと知りたい場合は、「ダウ理論」でググって表示された10個程度の記事を全部読めば良いでしょう。10個の内容はほとんど同じですが、反復練習だと思って読んでいけば知識として定着します。またどれか1個くらいは他の記事とは違った「当たり」記事に出会えるかもしれませんのでまずは知力アップのために経験値を積んでいけば良いです。
さて、ダウ理論ですが「ダウって何よ?」から入ります。
ダウ=アメリカのジャーナリストだったチャールズ・ダウさんの苗字ですね。
このチャールズ・ダウさんが提唱した理論が「ダウ理論」です。
で、このダウ理論を巷の人々から称賛しまくりなんですね。
少しくらいはダウ理論の存在を知ってる私でも「何がそんなにすごいの?はにゃ?」って感じなのです。だから上記でおすすめしたように10個以上のダウ理論に関する記事を読み漁りました。
それで分かったことは「一般論としてのダウ理論」でして、その先にある真理にはどうしてもたどり着けません。ダウ理論信者の皆さんがこぞって「ダウ理論ってすごいんだね~!」という意味が本当にわからないんです。だって・・・当たり前のことしか書いてないからです。
ダウ理論は6項目から成り立っていますが、その6項目のことがダウ理論なんですよね?
「これの何がすごいの?当たり前じゃないの?」から始まり
「そんなことを知らないでどうやって参戦しているの?」と続き
最後に「この6項目を理解しても勝てないよ?」になるのです。
何が言いたいのかと言えば、ダウ理論自体は「シンプル」で「抽象的」で「当たり前」のことしか書かれていないというのが私の結論だということです。
では、巷のダウ信者のいう「すごいダウ理論」ってのは、それを具体的なテクニカル手法に落とし込んだ部分を「ダウ理論」と総称して呼んでいるのだと思われます。
だからといって私はダウ理論を否定したい訳ではなく、何も学習していない人が「ダウ理論はすごい!」という甘い上っ面だけの言葉の毒沼にはまらないように気をつけていただきたいなと思った次第です。
最後に今回のダウ理論を巡る冒険の中で、きちんと知るために原文を読むべきと考え英語のThe Daw theoryを探しました。
- The Averages Discount Everything
- The Market Has Three Trends
- Major Trends Have Three Phases
- The Averages Must Confirm Each Other
- Volume Must Confirm the Trend
- A Trend Is Assumed to Be Continuous Until Definite Signals of Its Reversal
- 現在・過去・未来の価格は世の中の事柄や大衆心理とかすべてが織り込まれた結果です。
- トレンドは長期・中期・短期の3つで判断します。
- 主要トレンドには3つの段階に分けられます。
- 価格には相関関係があるので複数確認することが必要です。
- トレンドには出来高が関わります。
- 現在のトレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続します。